
※本ページはプロモーションが含まれています。
営業職の必須アイテムと言えば”名刺”ですよね。
名刺を多く配れば配るほど、その分たくさんの見込顧客ができますし、受注の可能性も増えていきます。
つまり「営業職の武器」と言えるのが名刺なのですが、それを入れておく”名刺入れ”は、絶対にこだわりたいポイントですよね。
そこで今回は、営業職の名刺入れにフォーカスして解説していきたいと思います。
名刺交換における基本的なマナーについても解説していくので、トップセールスを目指す人&営業職を志す人はぜひご覧ください。
目次
名刺交換をする意味とは?
ビジネスにおいて必要不可欠なアイテムが名刺です。
コロナ禍を経て”オンライン商談”が一般化したので、きっと”名刺交換”する機会は激減しているはずですが、それでも名刺交換がゼロになることはあり得ません。
未だに毎日のように名刺は交換されていますが、そもそも名刺交換には一体どんな意味があるのでしょうか?
それはもちろん”ただ名前を覚えてもらう”だけではありません。
連絡先を交換すること以外にも沢山の意味があって、名刺交換する時点からセールスは始まっていると言っても過言ではないでしょう。
今後のビジネスを円滑に行うためにも、名刺交換の場でいかに相手に好印象を与えられるかがとても重要なのです。
まずはこの辺りについて解説していきたいと思います。
名刺交換では好印象を与えよう!
あなたは、初めて会う相手と、どのタイミングで名刺交換していますか?
もちろん「初めまして…」の挨拶の時ですよね。
この名刺交換が無礼な態度であったり、たどたどしい手付きの人を、果たして信頼できるビジネスパートナーとして見れるでしょうか?
名刺交換する時の、
- 自己紹介
- 名刺を渡す仕草
- 受け取った名刺の扱い方
などで相手の印象は180度変化してしまいます。
稀にこちらが渡した名刺の氏名を触ったり、無造作に名刺を置く人を見かけますが、それはNG行為なので注意しましょう。
できるビジネスマンは決して名刺交換を蔑ろにしません。
それどころか、相手の名刺に敬意を払いながら、自分のことも知ってもらえるように考えて、名刺交換の場に臨んでいるのです。
具体的には、以下のような作業を名刺交換の時に行っています。
- 自分をしっかりアピールする
- 相手に好印象を持ってもらう
- 相手の情報を整理する
これらを優秀なビジネスパーソンは自然に行っています。
名刺交換は”単純作業”に思えますが、実はこのような意味合いが含まれているのです。
この基本をしっかり頭に入れておけば、一人前のビジネスパーソンとして認められるでしょう。
おすすめの営業名刺入れ
営業マンの仕事道具ともいえる名刺入れですが、この名刺入れを適当にチョイスしていませんか?
もし名刺入れをなんとなく選んでいるのであれば、とても勿体ないことだと思います。
名刺入れ一つとっても、相手に与える印象は千差万別です。
名刺入れには高価なブランド物から、安価な名刺入れまで色々なモノがありますよね。
素材の違う名刺入れまで多種多様なので、「一体どれを選んだら良いのか?」と頭を悩ますかも知れません。
ここでまず押さえておきたいのが、名刺入れの値段についてです。
正直な話、営業パーソンとして活躍したいのであれば、安価な名刺入れを選ぶのはやめましょう。
一般的なサラリーマンの名刺入れは10,000円〜20,000円程度が相場になります。

決してその相場に合わせる必要はないのですが、営業職であるなら下手に安価な名刺入れを選んでしまうのは絶対に避けるべきです。
その理由は、主に2つあります。
①お客様の名刺をしまう入れ物だから
➁儲かっていないことを暗示してしまうから
この2つについて、それぞれ解説していきたいと思います。
①お客様の名刺をしまう入れ物だから
名刺入れは自分の名刺をしまっておくものですが、それと同時に交換したお客様の名刺をしまう入れ物にもなります。
なので、ボロボロの名刺入れや安価な名刺入れは避けた方が良いでしょう。
これは物理的な話ではなく、お客様への気遣いの話です。
「お客様がどう感じるか?」とか「お客様はそんなところまで見てないから…」という話ではありません。
本当にお客様のことを考えて敬意を払っているのであれば、それ相応の対応になるということです。
このような細かな部分を蔑ろにしているようでは、決してトップセールスを目指すことはできません。
②儲かっていないことを暗示してしまうから
安物の名刺入れを使っているということは、シンプルに考えて儲かっていない可能性があります。
経営者であれば利益が出ていなかったり、サラリーマンであれば「トップセールスほど稼いでない…」というのを暗示することにもなります。
もちろん名刺入れを重要視していないという意見もあるでしょうが、「重要視しないこと自体がナンセンス」なので、今回はそのようなケースを除外して考えたいと思います。
営業活動をする際には、「いかにお客様が断る理由を減らすか?」ということがポイントになってきます。
例えば、
- 他社よりも料金が高い
- 他社の方がサービスが良い
- 他社の方が事業規模が大きいので安心
など提案を断る理由はいくつでも見つかります。
ただ、この数を減らす努力をするのは重要だと思います。
そして、安物の名刺入れを使っている営業パーソンを見た時、100人に1人くらいは「この営業マンと取引したくないなぁ~」と思うかも知れません。
それであれば、きちんとした名刺入れを使うべき理由になりますよね。
このようにセールス機会を最大化することは、営業職に課せられた使命なのです。
ブランド物の名刺入れを使おう!
先程、安物の名刺入れはオススメしないことを解説しましたが、営業職の人はできる限り「ブランド物の名刺入れ」を使った方が無難だと思います。
これは儲かっているように見えるというだけでなく、実用的という側面があります。
例えば高価な本革で出来た名刺入れは10年使っても壊れないほど丈夫ですが、安価な合皮を選んでしまうと使っているうちに型くずれや剥げが目立ち始め、名刺交換の場でだらしない印象を与えてしまうことにもなりかねません。
しかし高価な名刺入れといっても、見るからにハイブランドだと分かるような悪趣味なものや、ロゴが目立つもの、派手なデザインの名刺入れは避けるべきでしょう。
そこでおすすめなのは、シックでシンプルなデザインの名刺入れです。
つまり、おすすめの名刺入れとしては、ハイブランドでもロゴがワンポイント入っているだけのような、控えめなデザインのものです。
例えば営業シークのさの編集長は、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON) エピラインの名刺入れを使っています。

シンプルでも高級ブランドであることをさりげなくアピールできるので、営業職にはオススメの名刺入れです。
ハイブランドの名刺入れはたくさんありますが、その中でも営業職におすすめのブランドを記載しておくので、ぜひチェックしてみてください。




実はできる優秀な営業マンほどこのような名刺入れを使用していることが多く、相手からの第一印象に差を付けています。
次の記事では、このような印象操作についても触れていきたいと思います。
ハイブランドの名刺入れを持つ理由
トップセールスがハイブランドの名刺入れを持つには、それなりの理由や合理性があります。
それは”印象操作”する為になります。
例えばハイブランドの名刺入れを使用していれば、そのブランドが発信するイメージを身にまとうことができますよね。
これは、自分自身をブランディングすることに繋がっていきます。
営業マンは多くの言葉を発するよりも、印象操作でセルフブランディングすることもできるのです。
ブランディングについては知っておくべき知識だと思うので、詳しくは下の記事をご覧ください。
また、名刺入れの選び方に男性と女性の差はなく、女性物とはいえ、やはり派手な色味や凝ったデザインのものは好印象を与えないようです。
高過ぎる名刺入れにする必要はありませんが、安物には見えない本革製で、シンプルなデザインの名刺入れを選ぶようにしましょう。
名刺交換のマナー
名刺交換には決まったマナーがあるので、ここで基本を押さえておきましょう。
絶対にマナー通りにしなければいけないという訳ではありませんが、マナーを知っているのと知らないのでは天地の差が出ます。
名刺交換における基本的なマナーは以下の通りです。
- 名刺入れから名刺を取り出し、両手でしっかりと持つ。
- そのまま相手に差し出しながら、自分の名前や所属会社、役職などを明確に伝えます。
- その際に相手が同じように名刺を差し出していれば、それよりも低い位置で名刺を交換します。
- 名刺を受ける際は左手で受け取り、同時に右手で自分の名刺を差し出し交換をします。
- 受け取り終えたら相手の名刺を両手で持ち、「頂戴いたします。本日はよろしくお願いします」など、一言添えます。
この時に受け取った名刺はすぐにしまわず、自分から見て「机の左側に置いた自分の名刺入れ」に載せておきましょう。
しまうタイミングとしては仕事や打ち合わせが終わったあと、相手が名刺をしまった後に自分の名刺入れへしまうのです。
決して難しくありませんので、しっかり理解しておきましょう。
名刺交換する時のコツ
営業職の人は、いつどんなタイミングで名刺交換するかわかりません。
特に会食や異業種交流会であればなおさらだと思います。
そんな時にもたつくことなく自分の名刺が取り出せるように、名刺入れは上着の内側にある胸ポケットに入れておきましょう。
もしクールビズでジャケットが無いパターンの場合、取り出しやすいカバンの外ポケットにしまっておきます。
また、万が一名刺入れを忘れた場合には、同僚に借りるか、近場のお店で購入して「名刺入れが無い!」という最悪の状況だけは絶対に避けましょう。
「相手から貰った名刺をしまう場所(名刺入れ)が無い!」というのは非常に失礼なことなので、これだけは避けなければいけません。
もちろん自分の名刺を切らすことも大変失礼にあたりますので、常にストックを持ち歩くようにしましょう。
そして、営業名刺を交換する際に気をつけたいシチュエーションとは、”複数人と名刺交換”する時です。
これにもルールやコツがあるので、ここで解説しておきたいと思います。
複数人で名刺交換するコツ
複数人で名刺交換をする際の基本は、「目上の人から順に交換していく」ことです。
例えば相手が上司と部下の2人、こちら側も同じく営業2名であれば、以下のような順番になります。
- 上司同士が名刺交換
- 上司と相手方の担当者が名刺交換
- 相手方の上司と自分が名刺交換
2と3はケースバイケースで入れ替わりますが、基本的には「上司の次に部下が名刺交換する」という順番になります。
名刺交換は人数が多くなるほど複雑になっていくので、考えることが多くなって、人によっては混乱するかもしれません。
しかし、とりあえず落ち着いて対処しましょう。
挨拶をする前に相手側の人数を軽く把握し、名刺を準備しておくとスムーズに名刺交換できるはずです。
また、ビジネスシーンでは片手で名刺を受け取ることが”マナー違反”のように感じるかもしれませんが、どうしても多くの人と名刺を交換しなければいけない場合には、片手で受け取ることも決して間違っていません。
受け取った名刺は机に置くことになりますが、その際には席順通り(座り順)に並べて、「どの席が誰さんなのか?」名前と顔が一致するように置いておきます。
そして、打ち合わせを終えたタイミングで、「失礼します」と一言添えてから名刺入れにしまいましょう。
営業名刺を忘れた時の対処法
先程「名刺入れを忘れることは非常に失礼で最悪のケースだ」と解説しました。
しかし、どんなに気をつけていても、うっかり名刺を切らしてしまったり、会社に置き忘れしてしまうことが、人間ならば起こり得ます。
手元に名刺がないのに、相手から名刺交換を依頼されたらかなり焦りますよね。
でも焦らなくて大丈夫です。
そんな時には正しい対処法があるので、ここで押さえておきましょう。
まずしなければならないことは、相手への謝罪です。
「申し訳ございません、名刺を切らしておりまして…」と伝え、相手にお詫びをすることが大切です。
それから相手の名刺を受け取り、自分の会社名や名前、役職などをしっかりと覚えてもらえるように口頭で相手に伝えます。
そして、改めて名刺を郵送する旨を伝えた後に、相手の住所へ自分の名刺を郵送しましょう。
この時にもし相手から「メールで結構ですよ」と言われた場合には、電子メールで名刺の画像データを送ったり、連絡先を伝えても構いません。
どちらにしても、必ずお詫びの一言を忘れないようにしましょう。
そして、どうしてもその場で連絡先を交換しなければならない場合には、相手に一言許可をとってから手書きメモを渡すのが良いでしょう。
後日会う際に、必ず名刺を持参し「先日は大変失礼いたしました…」と謝罪をしてから改めて名刺を渡しましょう。
名刺忘れを防ぐ対処法
名刺入れを忘れてしまうことは稀にありますが、それをゼロにすることは無理だと思います。
なので、このような事態にならない為の予防策を考えておくことが重要なのです。
対処法を知っておくことは最低限のマナーといえますが、ビジネスの現場において名刺を忘れることはどうしても避けたいところです。
特にあなたが営業職ならば、絶対にそんなミスをしてはいけません。
このような事態を未然に防ぐ為のコツをご紹介したいと思います。
- 常に予備の名刺と名刺入れをカバンに入れておく
- お財布に名刺を数枚忍ばせておく
とてもシンプルな施策ですが、これだけでも十分リスクヘッジできます。
名刺も名刺入れも決して重たい荷物ではありませんし、そんなにかさばるモノではありません。
なので、忘れるくらいなら、常に肌身離さず身に付けて、持ち歩いてしまえばいいのです。
これは逆転の発想ですが、非常に効果的なので是非試してみてください。
いずれにせよ、取引先に出向く前にしっかりと持ち物や身だしなみをチェックしておくことが重要と言えるでしょう。
