荘子の名言21

時に安んじて順に処(お)る

荘子は、生きることも死ぬことも自然の流れだと考えました。

一般的に死ぬことは「悲しいこと」と解釈されますが、そのような感情は本質でないと言っています。

天から授かった命を全うし、去っていくのは自然の摂理なので、人間が死んだ時には”心から合掌して祝う”ことが正解なのです。


荘子の名言22

憂(うれい)あれば、則ち救われず

心が乱れると、何も解決できません。

心の平静を保つ為には、周りに影響されない精神力が必要だと思います。


荘子の名言23

内直(うちなお)くして、外曲がる

これは「信念を持ちつつ、世間に合わせる」という意味の名言です。

「内剛外柔(ないごうがいじゅう)」とも言いますよね。

このような四文字熟語が好きな人は、ぜひ下の記事もご覧ください。


荘子の名言24

外の曲(きょく)なる者は、人と之徒(これと)たるなり

曲なる者とは、礼儀正しくお辞儀をする人のことを言います。

つまりこの言葉が伝えたいのは「礼儀正しくすれば人と仲良くできる」ということなのです。

※ちなみに曲の対義語は直です。


荘子の名言25

美の成るは、久しきに在り

良い結果が出るまでには、長い時間がかかります。

人は「できるだけ短時間で結果を出したい」と考えますが、実際には紆余曲折しながら成功まで至るのです。

近道は無いのだと心得ておきましょう。


荘子の名言26

可不可(かふか)をもって一貫となす

可不可(かふか)は「可と不可」という意味です。

つまり善と悪、良い悪いは同一(本質的には同じ)だと思える人になりなさいという意味なのです。

そもそも善悪という判断は人間が作り上げた概念です。

無為自然の中に善悪という判断はなく、常に中正であるということです。


荘子の名言27

和して唱えず

この言葉は、他人の意見を聞く時、和やかに同調して、自分の主張をあまりしないことを意味しています。

そのような人は全てにおいて寛容なので、争いも避けられるのです。


荘子の名言28

喜怒四時(きどしじ)に通ず

喜ぶべき時は喜んで、笑う時には大笑いをし、怒るべき時は怒るのが自然人です。

そのような人が「人間らしい」と言われるのです。


荘子の名言29

自ら其の適を適とす

これは天職について語った名言です。

自分に合った仕事を探すのは難しいですが、それを求めるのが人生(生きること)でもあるのです。


荘子の名言30

万化(ばんか)を楽しむ

人生は順風満帆とはいかず、様々なトラブルが起こりますよね。

でも、季節の変化を楽しむように、人生の変化も楽しみましょう!




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