
武田双雲(たけだそううん)という書道家をご存じでしょうか?
一時期はテレビにも出演していた人なので、40歳以上には馴染み深いかも知れませんね。
武田双雲は書道家なので、文字の力を信じているだけでなく、それを伝えることにも注力しています。
そこで今回は、武田双雲のポジティブ名言集をご紹介したいと思います!
有名書道家の言葉から”思考術”を学びましょう!
書道家「武田双雲」とは?
武田双雲(たけだそううん)は1975年、熊本県生まれの書道家ですが、3歳の頃から書道家である母(武田双葉)に師事していました。
東京理科大学理工学部を卒業した後は、大手通信会社のNTTへ入社。
約3年間の勤務を経て書道家として独立し、様々なアーティストとコラボレーションしていきます。
その結果注目を集めてテレビなどでも露出が増えました。
映画のロゴやNHK大河ドラマ「天地人」の題字などの作成だけでなく、書道を通じてロシアやスイス、ベルギー、ベトナム、インドネシアなど世界中から依頼を受けています。
運営していた書道教室では250名を超える門下生に指導を行っていましたが、2020年に拠点をアメリカへ移した為、現在はアメリカ在住だそうです。
武田双雲の名言集まとめ
僕は感謝オタクです。
周りがひくくらいに感謝好きです。
武田双雲は自分を生んでくれた両親、支えてくれている家族、友人や知人、それ以外の全ての人や出来事、日常に感謝しているそうです。
例えば、普段使っているバスタオルにすら「心地よく水分を吸収してくれてありがとう!」と感謝しているそうです。
もちろんタオルを作ってくれた企業や職人さんにも感謝するそうですが、それをすればするほど「自分も幸せになれる」と武田双雲は語っています。
自分をハッピーにすることも大切ですが、周りにハッピーをふりまくことが大切です。
幸せの定義は人それぞれですが、自分だけの幸福を求めることは無意味だと思います。
なぜかといえば、たとえ自分が幸せになれても、周りの人(愛する人や友人・知人)が不幸だと意味がないからです。
例えば、あなたは大金持ちになって有名企業の社長として実績を残せたとしても、あなたの大切な友人や兄弟が自己破産して離婚、一家離散という状況だったらどう感じるでしょうか?
もちろん「人生は最高だ!」と言える状況ではないですよね。
ではどうすればあなたは幸せになれるのでしょうか?
それは他人を幸せにすることでしょう。
あなたの愛する人や友人・知人が幸せであれば、あなた自身もきっと嬉しく思うはずです。
人は人と関わりながら生きているのです。
あなたは、お茶を一口飲みました。
さて、どう思うでしょうか?
- 暑くて火傷する!
- 味が薄いなぁ
- 冷えた身体が温まる
- 落ち着くなぁ
人によって感じ方は様々だと思いますが、ポジティブorネガティブであれば、どちらの考え方がいいでしょうか?
当たり前ですが、ポジティブシンキングの方がいいですよね。
何事も前向き思考でいきましょう!
幸せの基準が「他人との比較」の上に成立している。
- ○○よりもお金持ち
- ○○よりもいい会社
- ○○よりも役職が上
このような比較は自分を不幸にするだけです。
自分の心が休まらないので、いつまで経ってもラットレースをする羽目になると思います。
「してくれない」思考の人は、不満が基本になる。
「してもらってる」思考の人は、貢献や感謝が基本になります。
不満ベースで生きている人と、貢献や感謝をベースにしている人では、どちらが幸せでしょうか?
幸せな生き方を選択しましょう!
現代人は「お客様」と殿様みたいな扱いを受けるのが普通になってきたので、「粗探しメガネ」をかけていることが多いです。
普段使うコンビニではお釣りの渡し方を確認したり、ランチで入ったレストランでも無意識に接客を確認しますよね。
そのような「粗探しメガネ」をかけている人は、他人の揚げ足取りばかりします。
これはSNSで誹謗中傷する人と同じ心理なので、絶対にやめるべきでしょう。
一人一人がどういう経緯で、どのような努力の上に今の便利な生活が成り立っているのかを「想像」すること。
あったかい布団で寝て、朝起きたら歯磨きをし、美味しいコーヒーを飲み、好みのランチを食べる…
当たり前のようですが、それを実現するためには誰かが努力しなければいけません。
- あったかくて肌触りの良い布団を作る人
- 歯ブラシを企画したり製造する人
- コーヒー豆を買い付けにいく人
- ランチを提供してくれる人
このような人々の努力を知れば、「自分は生かされている」と感じられるはずです。
同じような環境に見えても、人によって「とらえ方」が違います。
レストランで出された水でも「冷たくておいしい」と感じる人もいれば、「冷えすぎて不快」と感じる人もいるはずです。
しかしその背景まで知れば、どうでしょうか?
例えばそのレストランで出される水は”高価な浄水器”で綺麗にされて、さらにお客様の喉ごしを追求するため、あえて冷たく提供されていると知れば、果たして不快に感じるでしょうか?
おそらくほとんどの人が感謝の気持ちを持つはずです。
もちろんこれは仮の話ですが、伝えたいことは「何にでも感謝をするべき」ということです。
その背景がどうであれ、とにかく相手に感謝するのです。
そうすればあなたは卑屈にならず、人生も変化していくはずです。
才能がないからといって何もしない人は、才能があっても何もできない。
人間は自分に言い訳をしたくなる生き物です。
- ○○だから結婚できない
- ○○だから成績が悪い
- ○○だから成功できない
このような考え方を「ないものねだり」と呼んでいます。
最近は「親ガチャ」という言葉が流行っているそうですが、まさにこれが”言い訳”に当たります。
自分の”できない理由”を正当化しようとする行為なのですが、それをしたところであなたの人生は何も変化しません。
それであれば「ちょっとでも改善してみよう!」と行動する方が前向きだと思います。
なぜか「他人事」にしがちなのが日本人の悪い癖です。
武田双雲は「他人のせいにしない」ことを推奨しています。
人は誰もが欠点だらけです。
完璧な人なんていません。
このような前提に立てば、腹が立つこともなくなりますよね。
これが良好な人間関係を保つ秘訣だと武田双雲は語っています。
欠点も視点を変えれば長所になります。
- 仕事が遅い⇒丁寧に仕事する人
- 気が短い⇒テキパキしている
- 怒りっぽい⇒何事にも真剣
モノの見方を変えるだけで、すぐに長所が見つかるはずです。
自分の才能を開くのに「遠慮はしない!」です。
- 忙しいから…
- 家庭があるから…
- 才能がないから…
このような考え方は、自分の可能性を潰してしまいます。
それは非常にもったいないことだと思います。
自分の可能性を開花させて、社会へ還元していくことが、本質的な”生まれてきた意味”であり、一人一人の役割なのだと思います。
好きなことをやるというより、やることを好きになる。
これはとても前向きでポジティブな名言ですよね。
たとえ雑用だったとしても、自分の考え方次第では大事な仕事になるはずです。
下足番を命じられたら、日本一の下足番になってみろ。
そうしたら、誰も君を下足番にしておかぬ。
これは阪急電鉄創設者の小林一三(こばやし いちぞう)が残した名言です。
「下足番をやりたい!」という人は少ないはずですが、そんな時にふてくされるのではなく、その仕事でNo.1になってしまえば、必然的にもっと条件の良いオファーが舞い込んでくるのです。
その道を極めるのはたやすくありませんが、その努力は必ず実ります。
このような「努力の名言」を知りたい人は、下の記事をご覧ください。
自分で好きなレッテルを貼ればいい。
- Aさん:毎日忙しい!
- Bさん:毎日暇だ!
この二人は両極端ですが、「不満ばかり言う人」とか「暇な人」というレッテルを貼ってはいけません。
それぞれにポジティブなレッテルを貼るのです。
- Aさん:毎日忙しい!⇒お客様から頼られる人
- Bさん:毎日暇だ!⇒可能性無限大の人
こうすれば見え方が変わってきますよね。
「どうすればポジティブになるか?」を考えるのがポイントだと思います。
自分と違う価値観の人と接するのが、一番自分を成長させると思うのです。
これは企業も同じです。
多様性のことを英語ではDiversity(ダイバーシティ)と呼びますが、これは個人・法人問わず”成長促進剤”なのだと思います。
「自分が本当に心の底からやりたいかどうか」という感情が重要になってきます。
これはシンプルですが、ドっ直球で幸せになれるやり方だと思います。
仕事で実現するのは難しいかもしれませんが、せめてプライベートでは好きなことをやるべきだと思います。
「人と違うことが個性ではない」ということに気づくことが大切で、「元々、誰もが個性を持っている」と思うことから始めるのです。
これは「自分には個性がない…」と悩んでる人にぴったりの格言だと思います。
まずはあなたの「個性」を思いつく限り挙げてみてください。
- 32歳
- 身長182センチ
- B型
- 男性
- 営業職
- 大手医療メーカー勤務
- 年収500万円
- 鹿児島県出身
- 独身
- お酒はウイスキーしか飲まない
- 飲み会には参加したくない
- 仲が良い友人は3人だけ
- クロスワードが好き
- バイクツーリングが趣味
- 甥っ子が大好き
- 人見知りで心配性
- アイドルオタク
- 好きな食べ物はラーメンとナポリタン
- 家庭的な女性が好き
このような特徴を挙げていくと、まったく同じ人がいないことに気づくはずです。
つまり、あなたは生まれながら個性的で、唯一無二の存在だということです。
この考え方はとても前向きで素晴らしいですよね。
「他人を変えたい」と思ったら「自分を変える」。
結論から言ってしまいますが「他人をコントロールする」ことはできません。
他人を変えることはできないので、この名言の通り「自分が変わる」しかないと思います。
他人と過去は変えられませんが、自分と未来は変えられるのです。
相手にいつも以上の「関心」を持つ。
これは仕事でもプライベートでも使える考え方だと思いますが、自分に”好意をもってくれる人”を嫌う人はいませんよね。
相手に関心を持つことが、一番オーソドックスな人間関係の構築法だと思います。
人は変われないんじゃなくて変わるのが怖いんだと、僕は思うのです。
例えば、あなたが好意を寄せている女性がいた場合、その人の好みになろうと努力しますよね。
でも色々な努力をした結果、その女性からフラれてしまった場合、人生真っ暗な状態になると思います。
人間はそのような状況を恐れるので、無意識のうちに避けてしまうのです。
そのような状態を避けるために「僕は不細工だから…」とか「私は太っているから…」などの言い訳をしているのです。
「みんなに好かれたい」「誰にも嫌われたくない」というのは危険です。
これは「嫌われる勇気」について語った名言です。

みんなに好かれたいと思えば、周りに合わせようとしますよね。
そうすると、自分の個性が打ち消されてしまうのです。
それは自分にとって不幸な行為なので、心理学者のアルフレッド・アドラーは「勇気づけ」を提唱しました。
アドラーの名言集は下の記事をご覧ください。
人間の悩みのほとんどが「人間関係」によるものです。
この名言の通り、世の中で起こるトラブルの大半は人間関係が起因となっています。
そう考えると、世の中は意外とシンプルですよね。
なので、そのトラブルを回避する方法もシンプルなのです。
そのやり方とは”主体性を持つ”ことです。
きちんと自分の意見や考え方を持って他人と接すれば、理論的にはトラブルゼロになるはずです。
「やってみる」ことが大切です。
何もやらずにはあれこれ悩んでも、一向に解決しません。
それではドツボにはまるだけなので、まずは行動してみましょう!
「NO」と気持ちよく言える力が身についたら、生きるのが楽になります。
断るのは勇気がいりますよね。
でもそれができるようになると、人間関係はとても楽になります。
嫌々「YES」と言うのはストレスなので、断る勇気を持ちましょう。
本当に強い人は「素直な人」です。
「素直である」ことは「吸収力がある」と同義です。
そう考えると、下のような循環が起きるのに気付くはずです。
『素直である⇒吸収力がある⇒成長する⇒モチベーションが上がる⇒ゆとりが生まれる⇒素直になれる』
ニトリ創業者の似鳥昭雄も「成功するには素直であることが大事です。」と語っています。
似鳥昭雄の名言集は下の記事をご覧ください。
爽やかな挨拶は、一番手軽な社会貢献です。
「社会貢献」と聞くとなんか重く感じますが、挨拶であれば簡単ですよね。
爽やかな挨拶は他人を気持ち良くさせるので、今日から実践していきましょう!
「不安は当たり前」くらいに思うのがちょうどいいと思います。
お金がないと「将来が不安だ」と思いますよね。
でもお金持ちも「遺産相続で揉めないか心配だ」「今の財産を失わないか不安だ」と日々考えているそうです。
どのような環境だったとしても、人間には心配事が尽きないということです。
人間の意志の力は案外弱いものです。
だから習慣をやめるじゃなく、「新しい習慣を始める」とするのです。
例えば「タバコをやめたい」とします。
そのために頑張ったとしても、もしまたタバコを吸ってしまえば「やっぱり禁煙できないかも…」とか「意志が弱いダメ人間だ…」と自分に嫌気がさしますよね。
そのようなネガティブな感情に陥らないためには、考え方を変えるのがおすすめです。
具体的には「タバコを吸うのをやめる」ではなく、「タバコを吸わないという習慣を始めた」と考えるのです。
そうすれば長い目で見ることができますし、もし仮にタバコを吸ってしまっても「習慣化するまでは時間がかかる」と前向きに考えられますよね。
僕は壁が出てきた時ほど、「チャンス」だと思うようにしています。
この言葉と同じことを、元メジャーリーガーのイチロー選手も語っています。
その内容が知りたい人は下の記事をご覧ください。
困難の大きさと、人が挫けるか乗り越えるかは、比例しないと思うのです。
困難を乗り越えるためのポイントは「行動力」であると武田双雲は語っています。
そしてそれを成し遂げるための「気合い=情熱」さえあれば、道は開けるそうです。

感情や思い込みが現実を引き寄せることもあるのです。
これは心理学で「引き寄せの法則」と呼ばれています。
心理術は仕事やプライベートにも応用できるので、知りたい人は下の記事をご覧ください。
人は「伝えた」時が嬉しいのではなく、「伝わった」時が嬉しい。
武田双雲は「伝える」と「伝わる」の違いを理解するべきだと語っています。
言葉の違いを考えてみましょう!
イライラが多い人は「無駄な期待」が多すぎるのです。
勝手な期待をして、それが裏切られた時に人間はイライラします。
これに気付くだけでもイライラは減ると思います。
武田双雲はポジティブ思考
ここまで武田双雲の名言集をご紹介してきました。
武田双雲はポジティブ思考なので、前向きに生きる元気が貰えますよね。
ネガティブ思考の人は、武田双雲の言葉から元気を貰いましょう!
他のポジティブ名言を知りたい人は、下の名言集もご覧ください。