
藤井聡太(ふじいそうた)といえば『史上初の8冠』という偉業を達成した天才将棋士ですよね。
同じく「天才」と呼ばれた羽生善治をも上回る才能と言われる人物なので、その考え方や将棋への向き合い方は、きっと参考になるはずです。
そもそも将棋とは、戦争における「戦術」を学ぶ為の教材だったので、将棋にはビジネスへ応用できる部分が多々あると言われています。
そこで今回は、藤井聡太の名言集をご紹介したいと思います。
藤井聡太の名言まとめ
勝つ楽しさをスタート段階で味わえたのが、モチベーションにつながって良かったのかもしれません。
藤井聡太が将棋と出会ったのは5歳の頃ですが、最初に対戦した祖母に勝てたことが嬉しくて、それが原動力になったそうです。
何事においても最初の成功体験が重要ということですね。
昔からすごく負けず嫌いだったので、負けず嫌いは特に子供の頃に伸びる傾向があるのかなと思います。
勝ちにこだわるのは大切なことですよね。
最後まであがき続ければ人間は必ず成長できます。
「悔しい」という気持ちはバネになるので、上手に活用しましょう。
将棋を始めた頃から詰め将棋をよく解いてきたのは、いい影響があったのかなと思っています。
詰め将棋は「将棋のパズル」とも言われる鍛錬法ですよね。
それと同時に「詰将棋は基礎トレーニング」とも呼ばれていて、棋士の成長を後押ししてくれます。
みっちり基礎トレーニングを積んで、その基礎トレーニング(詰将棋)で優勝したことが土台になっているのは間違いなさそうですね。
部活に入る選択肢は1ミリもなかったです。
やっぱり何かを極めたいのであれば、選択と集中をするべきだと思います。
ずっと将棋のことを考えていても精神的に行き詰まってしまう。
どんなに将棋が好きだったとしても、たまにはリラックスすることが必要みたいですね。
藤井聡太にとってそれは『学校へ行くこと』だったようです。
棋士になるためには、悔しさを態度に出すよりも、しっかり対局を振り返って次につなげることの方が大事だと気づきました。
藤井聡太といえども、常に連戦連勝というわけにはいきません。
もちろん負けることもあるのですが、その時には敗戦を真摯に受け止めているそうです。
雲の上だと思っていたら勝てませんから、勝負の上では平等です。
アントニオ猪木も「出る前に負けること考える馬鹿いるかよ」という名言を残しています。
気持ちで負けたら、勝負では勝てないので、きちんとメンタルコントロールしましょう。
やはり「将棋が好き」ということだと思います。
これは将棋を指し続けるモチベーションについて語った名言です。
「自分の仕事が好き!」と言えるのは素晴らしいので、会社員も見習うべきだと思います。
実力というものは、集合体のようなもので、平均値以上の実力が出ることもあれば、平均値以下の実力しか出ないこともあると考えています。
どのような結果だったとしても、「その時に出たものが自分の実力である」と冷静に捉えているそうです。
自分のイメージでは、研究者7、勝負師2、芸術家1という7:2:1ぐらいかなと思います。
「将棋の棋士は、研究者であり勝負師であり芸術家である」と言われています。
伝説の雀士と呼ばれた桜井章一の名言集もご覧ください。
詰将棋で師匠に負けて悔しい。
藤井聡太は詰将棋が大好きなので、たとえ師匠であっても絶対に負けたくないそうです。
このような情熱は必ず結果へと結びつくので、成し遂げたい仕事には情熱を持って取り組みましょう!
将棋も「努力したら、必ず成果が出る」という世界ではないのかなと。
将棋で結果を出すためには「自分なりの強くなる方法」を見つけることが大事みたいです。
それはつまり仕組み化ということですね。
感覚や感情という曖昧なものではなく、きちんとしたロジック(正しい努力)を組み立てることが大切なのだと思います。
対局中ミスに気づいた時は、やっぱり精神的にかなり落ち込みます。
藤井聡太は「以前の局面を考えるというのはマイナスにしかならない」という考え方なので、一瞬落ち込むそうですが、すぐに気を持ち直して対局に集中するそうです。
プロになると一手一手を見られます。
プロフェッショナルであればあるほど、丁寧な仕事を求められるので、一瞬たりとも気が抜けません。
それはプロ将棋士も同じみたいです。
勝って嬉しい気持ちと、負けて悔しい気持ち、両方が必要で、そのバランスが大切。
これは成長について語った名言です。
悔しい思いは人間を成長させてくれるので、とても重要なのですが、その一方で成功体験がなければモチベーションを維持することができません。
そのバランスが大切ということです。
忘れることが大事なんだということは、プロになってから気づきました。
過去の失敗から学ぶのは良いですが、その出来事を引きずるメリットはありません。
常に前を向いて歩きましょう!
勝負の場面で最後まで諦めないのは、とても大事なことかなと、実感しています。
最後まで諦めなければ、たとえ失敗したとしても大きな学びを得ることができます。
途中で諦めてしまうと、その学びを得ることができないので、成長もできないのです。
対局は「決断」の連続なので、対局の時だけは、自分を信じてあげることが必要なのかなと思っています。
自分のことを信じる為には「過去の経験」が必要となります。
たくさん失敗して、たくさん経験した人は自信がつくので、結果的に自分のことを信頼できるのです。
「ここに指したいな」と直感的に思ったことを、「その理由は何だろう」と改めて考えるんです。
これは思考を言語化する作業について語った名言です。
曖昧な直感を言語化できれば、それは論理になるので、結果的に勝利へと繋がるそうです。
将棋は一人で考えて指す孤独な戦いです。
プロ将棋士は本当にメンタルが強いと思います。
「天才」と呼ばれている羽生善治の名言集もぜひご覧ください。
自分のパフォーマンスへの不安は常にあります。
このような不安感を払拭するために、藤井聡太は日々の努力を怠らないそうです。
強くならなければ見えない景色は確実にあると思うので、そうした景色を見るところまで行きたい。
これは藤井聡太の”貪欲さ”が伝わってくる名言ですよね。
きっとこの貪欲さが成長するためのモチベーションになっているのだと思います。
少しずつでも前進している感覚があると楽しいんです。
急成長する必要はありませんが、毎日1歩ずつでも前進する必要があります。
その場で立ち止まることは相対的な”退化”を意味するので、常に前向き思考でいきましょう!
対局前でも7時間、十分寝ています。
藤井聡太は「7時間半から8時間」というのが自分の最適な睡眠時間だと語っています。
実は自分にとっての最適な睡眠時間を見つけることは、最高のパフォーマンスを維持する上での重要事項なので、早めに最適な睡眠時間を探し当てましょう。
ちなみに世界最高の起業家と言われているイーロン・マスクは「6時間~6時間半が自分にとって最適な睡眠時間」だと公言しています。
イーロン・マスクの名言集は下の記事をご覧ください。