社員は会社を、顧客を、そして競合企業を理解する必要がある。
ジャック・マーは中国人なので、どうやら”孫氏の兵法”を好んでいるようです。
孫氏の兵法には「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という格言があるので、ビジネスパーソンはその内容を知っておくべきだと思います。
企業の経営者は、笑うことのできる人間でなければならない。
「笑う」というのは「ワクワクしている」という意味だと思います。
自分のやっていることに誇りを持っていれば、「経営者は必然的に笑うことができるはずだ」とジャック・マーは語っています。
良いリーダーは、自分を追い越していける部下たちを育てるものだ。
このような考え方を持っているリーダーは少ないと思います。
「自分が組織の中で一番優秀でなければならない」と間違った考えを持っていて、自分のことを追い抜こうとする部下の足を引っ張ったりするのです。
このような上司は大企業に多いので十分注意しましょう。
バスケの選手たちがどんどん強くなるのは、ベンチ入りした12人全員が試合に出たがっているからだ。
これはジャック・マーがNBAの試合を見ていた時に気づいたことです。
全員が本気になって取り組むからこそ、素晴らしいチームになるのだと思います。
リーダーは、部下一人一人の最高の部分を見つけなければならない。
人間には長所&短所があります。
しかし短所に目を向ける必要はありません。
部下の長所だけに注目して、その部分をさらに伸ばせるようにするのが優れたリーダーだと思います。
強さは失敗の積み重ねから生まれる。
「失敗は成功のもと」という格言がある通り、失敗することは非常に大切なことです。
これを名言として残したのが「発明王」としても有名なトーマス・エジソンです。
エジソンの名言集は下の記事をご覧ください。
インターネット企業の価値は資本によってではなく、知恵、戦略、勇気、チームワークによって生まれることを証明したい。
インターネットビジネスは「無形商材」なので、分かりにくいという特徴があります。
無形商材を売るコツは下の記事をご覧ください。
私はコンピューターのことは何もわからないんだ。
ジャック・マーはもともと英語教師でした。
システムエンジニアではないので、ITビジネスで成功できたのは「単なるまぐれ」なのかもしれません。
しかしポジティブに考えれば、そんなジャック・マーでも成功できるので、少しでもIT知識があれば誰でも成功できるということです。
諦めずに行動し続けることが大切なのだと思います。
エンジニアたちが書いた全てのプログラムは、私が使ってみます。
ジャック・マーは素人同然だったので、自分が実験台(テスト人員)になっていました。
素人同然である自分すらわからないシステムは、誰も使いこなせないので「全てゴミ箱行きだ」と言ったのです。
リーダーに要求される能力は、ビジョン、ハート、力この3つだけだ。
- ビジョン:将来を見通すこと
- ハート:寛容な広い心のこと
- 力:行動力や提案力など、様々な力のこと
ビジネスリーダーを目指す人は覚えておきましょう!