僕の役目は、長期的な視点でものを作ることです。
経営者の役割は色々ありますが、突き詰めると「長期的に株価を上げること」に集約されていきます。
このような視点を持つことはとても大切だと思うので、事業責任者は心得ておきましょう。
仕事をする上での理想的かつ実用的な戦略として、オープンであること、情報を共有することをものすごく重視しています。
これはある意味でFacebookというサービスを言語化したような名言だと思います。
本当に良い製品を作れば人々の生活に一定の付加価値を与えることができると、僕たちは本気で信じています。
起業家にはこのような精神が絶対に必要だと思います。
なぜかといえば、そのような信念を掲げなければ、新たなサービスを創り上げることなどできないからです。
個人的には、これがサラリーマン経営者との”決定的な違い”だと思っています。
会社を売却することはあまり考えていません。
IPOについてもすぐにといったことは考えていません。
そういったことは、我が社が一番重視していることではないんです。
Facebookは、創業からたった2年でヤフーによる10億ドルの買収提案を受けましたが、それを断ります。
そして翌年にはマイクロソフトから150億ドルでの買収を持ちかけられますが、それも拒絶します。
これらはFacebookへの思い入れが伝わる逸話ですよね。
人はいつだって僕たちを型にはめようとします。
- 会社を売ろうとしているのか?
- 何をしようとしているのか?
- 事業戦略はどういったものなのか?
外部の人はこのような答えを求めますが、マーク・ザッカーバーグは「人々の役に立つ”モノ作り”をしているだけ」と答えています。
CEOの役割は基本的に二つあると思います。
すなわち、会社のビジョンを設定すること、チームを作ることです。
これと同じ名言を、数多くのCEOが残しています。
有名な経営者の名言集は下の記事を参考ください。
寮の一室でSNSを作っていた人間が、今では5億人のユーザーを抱えるSNSを運営しているのです。
これは2010年に語ったマーク・ザッカーバーグが名言です。
Facebookの創業は2004年なので、たった6年間で5億人のユーザーを集めたことになります。
これは世界一のサービスを作る際の”目安”となる数字なので覚えておきましょう。
チーム作りは本当に重要です。
チーム作りには多くの時間を割いて懸命に取り組んでいます。
偉業を一人で成し遂げることはできません。
そう考えた場合”チームの重要性”に気が付くはずです。
- 事業の方向性を明確にすること
- 実行力のある優れた人材を集めること
会社として、この2つをきちんと行うことさえできれば、大きな成功を収めることができると思います。
経営者はビジョンを明示して、それを実現するためのチーム作りをするのが仕事です。
このようなリーダーシップについて知りたい人は、下の記事をご覧ください。
Facebookについて、ビジネスを立ち上げて、その価値をどんどん高めていこうという風に考えたことは一度もありません。
この言葉を聞く限り、マーク・ザッカーバーグは仕事を楽しんでいたみたいですね。