友人から忠告されるのは嫌い。
それは頑固だからではなく、私が影響されやすい性格だから。
ココ・シャネルは自分のことをよく理解していたのでしょう。
実はとても情に厚い人だったのかもしれません。
どのような生き方をしてきたか、どのような生き方をしているのか。
それは顔に表れる。
若い頃は自然な顔つきだと思いますが、年をとるごとに、顔つきは生活習慣に影響されてきます。
そして晩年になってくると、その人の人生が顔つきに現れてくるのです。
私はこうなりたいと思い、その道を選び、そしてその想いを遂げた。
そのためにしたことで、人に嫌われたり、嫌な女だったとしても仕方ない。
全員から好かれることは絶対に不可能だと思います。
多少人から嫌われたとしても仕方ありません。
自分の信じる道を進みましょう。
56歳の時にメゾン・シャネルを閉じて、ココ・シャネルは表舞台から姿を消しました。
しかし70歳を過ぎた頃、ファッション業界の第一線に戻ってきたのです。
その時、知人から「どうしてそんな厄介なことをまた始めたの?」と言われた返答がこれです。
すごくうんざりしているの。
あなたなんかにわからないわ。
シャネルが復帰した頃、自分の信じるスタイルは淘汰され、新進気鋭のデザイナーがモードを作り上げていました。
恐らくそれが許せなかったのだと思います。
第一線に復帰したココ・シャネルは、仕事という生きがいをまた見つけました。
その時の名言がこれです。
退屈していたの。
それに気付くのに15年かかった。
無よりも失敗を選ぶわ。
シャネルの生き様が伝わってくる言葉ですよね。
私は自分で引いた道をまっすぐに進む。
自分が勝手に選んだ道だからこそ、その道の奴隷になる。
何をするかは自分で決められます。
しかし、その選択には責任が伴うのです。
自分が選んだ道はしっかりやり遂げましょう。
人が何を残せるのかといえば、人生の中で何を考え、何を愛してきたかということだけ。
将来何が起こるかは分かりませんが、それはあくまでも結果論でしかないのです。
つまりこれまでやってきたことが点となり、それが最終的に線になって繋がっただけなのです。
日曜日は大嫌い。
誰も働かないから。
これはココ・シャネルの仕事観が伝わってくる名言だと思います。
- 働くのは嫌だ
- 仕事は辛い
- 月曜日が憂鬱
このように考えている人は、きっと仕事が楽しくないはずです。
本当に楽しい仕事が見つけられれば、人生は充実していくのです。
私は確かな「嫌悪の精神」をもっている。
ココ・シャネルは反骨精神の塊でしたが、その内側には「嫌悪の精神があった」と語っています。
別の言い方をすると「居心地の悪さ」「気持ち悪さ」「眩暈(めまい)」とも言えますが、世の中に対する不満を改善しようとしたのです。
それこそが強い動機になり、シャネルが成功した鍵となったのです。
まとめ
ここまでココ・シャネルの名言を解説してきました。
世界有数のメゾンを立ち上げ、ファッション業界に革命をもたらした女性の言葉は重みがありますよね。
とにかく自分の信じる道を突き進んだストイックさは、ビジネスパーソンにとって学ぶべき部分が多かったと思います。
ここで得た知識を、仕事やプライベートにぜひ活用してください。