一日のうちに、最低限、一歩だけは前に出よう。
京セラの創業者 稲盛和夫
若い頃の稲盛和夫は長期的な視野を持っていなかったので、「とりあえず昨日より1cmでも前進しよう」と考えていたそうです。
これは私も新入社員の頃から実践している考え方なので、猛烈におすすめします。
文字は学ぶための道具であり、建築に使うトンカチやノコギリと同じだ。
慶應義塾大学創設者 福沢諭吉
文字を知っているだけでは意味がありません。
ただ文字を知っているだけの人を、福沢諭吉は「知識の問屋」と揶揄しています。
文字を活用できる人だけが『知恵のある人』ということです。
崖っぷちありがとう!
最高だ!
元・プロテニスプレイヤー 松岡修造
これは松岡修造の名言の中でも有名な言葉だと思います。
崖っぷちとは追い詰められている状態のことなので、ほとんどの人が嫌がる状態ですが、それを「最高だ!」と言って肯定しているのです。
なぜかと言えば、崖っぷちは本気になるチャンスなので、自分が成長するチャンスにもなるからです。
そのような機会を「最高だ!」と喜んでいる名言です。
ビジネスを始めた時は、例外なく、間違いをするものだ。
アリババグループ(阿里巴巴集団)」の創業者 ジャック・マー
人は最高だと思うサービスを立ち上げますが、実際にそれは世の中にフィットしないケースがほとんどです。
つまり99%のビジネスはピボットするということです。
このような過程をPMF(Product Market Fit:プロダクトマーケットフィット)と呼んでいますが、そのヒントになるのが「顧客の声」だとジャック・マーは語っています。
成功する者と失敗する者の違いは、頭の差より性格の差が大きい。
ソフトバンク創業者 孫正義
「性格の差」とは、負けず嫌いということです。
頭の回転が速いとか、天才的とかは関係がなく、とにかく負けず嫌いであることが重要な要素なのです。
私はこれまで、偶然のひらめきで、価値ある発明をしたことなど一度もない。
発明家 トーマス・エジソン
全ての発明には、想像を絶するような熱意が注ぎ込まれているはずです。
プロダクト開発はそれだけ難しいということです。
人を育てる根本は愛である。
出光興産創業者 出光佐三
出光佐三は「愛とはいかなる場合にも、自分を無私にして、相手の立場を考えること」だと語っています。
このような愛情あふれる会社で育った社員は、会社の資本(=財産)になるそうです。
勝者と敗者の違いは、大抵の場合やめないことです。
ディズニー創業者 ウォルト・ディズニー
これと同じ言葉を、多くの偉人が残しています。
成功する秘訣とは、ただひたすらやり続けることなので、続けるのを止めた時、負けが確定するのだと思います。
作品としての評価は別として、主人公の魅力の点では、未だにアトムは、実の息子のように、いや、それ以上に僕は好きです。
漫画家 手塚治虫
これは”生みの苦しみ(=喜び)”を言語化したような言葉ですよね。
ビジネスパーソンは”自社プロダクト”に惚れ込まなければいけません。
自分すら好きになれないプロダクトが、世の中に受け入れられるわけないからです。
正しい心を持つことが一番大事だと思っている。
ヤマト運輸元・会長 小倉昌男
会社経営はもちろんですが、法律や社会のルールを守るのは当然のことです。
何が正しくて、何が間違っているのか、ビジネスパーソンはそれらが判断できる倫理観を持ちましょう。