営業職のキャリアプランはどう描く?10年後の営業マンを将来予測

営業職のキャリアプランについては誰もが悩むところですよね。

果たして、10年後の営業職はどうなっているのでしょうか?

そこで今回は「営業マンのキャリアアップ」という話題にフォーカスしてみたいと思います。

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営業職のキャリアプラン

営業職のキャリアアップには大きく3通りあると言われています。

  1. プロフェッショナル営業として活躍する
  2. 別の職種に転職する
  3. 営業フリーランスとして独立開業する

1つは、プロフェッショナル営業マンとしてセールスを続ける事です。

セールスを続けていく事により、豊富なスキルが身に付くので、営業成績も徐々に上がっていくでしょう。

その実績は上司からも評価されるので、一般職の営業マンが営業課長になり、営業部長へと昇進して、営業担当役員へと昇進&昇格していきます。

その役職こそが、サラリーマンとしての”キャリアゴール”になることでしょう。

そして2つ目のキャリアプランは、営業現場で経験を積んで、他の部署で活躍するという道です。

営業パーソンは現場に出向く事でセールスノウハウを学んでいきます。

顧客とコミュニケーションする能力や、商品サービスを提案するプレゼン能力を養うのに、営業現場ほど適切な環境はありません。

そして営業現場で培ったあらゆるセールススキルは、他部署に異動した時にもきっと役に立つはずです。

なので「将来的には別部署で活躍してみたい!」と考えている人にとって、営業職は必要不可欠と言える通過点でしょう。

最後は”営業フリーランス”として独立開業する道です。

営業フリーランスとは「プロフェッショナルセールス」を意味するので、トップセールスになることはもちろんですが、人よりも秀でた営業スキルやノウハウを持ち合わせていなければいけません。

もちろん得意&不得意はあると思いますが、どんな商材でも販売できることが求められるでしょう。

ある程度の営業スキルを身につけて、会社でトップセールスになってしまうと、そこから先のキャリアを描きづらくなりますが、自分の営業力に自信があれば営業フリーランスとして独立開業するのが良いと思います。

法人営業は経験すべき?

法人営業は個人顧客を対象としたBtoC営業と違って、アプローチ方法が全く異なります。

個人営業の場合には「しょうがないから、付き合いで買うよ」というシチュエーションもありますが、法人が付き合いで買ってくれることはほとんどありません。

法人営業では製品サービス(商材)のメリットだけでなく、その費用対効果もお客様は見定めるからです。

そして法人の場合には「結局それって儲かるの?」「どれぐらいコスト削減できるの?」という具体的な話になる為、この部分が避けて通れません。

よって、定量的に説明できたり、数字に強い営業マンの方が商談はスムーズに進むでしょう。

また見やすいプレゼン資料を作成したり、役員会でプレゼンする度胸も求められます。

その辺りを鑑みると、ビジネスパーソンとして大成する為に必要な経験やスキルを体得できる「法人営業」は、非常にオススメな職種だと言えます。

キャリアプランを組み立てることは”営業職”にとって重要なので、「自分が将来的にどうなりたいのか?」をよく考えながら設計しましょう。

営業職は将来が不安

「営業だけをしていても将来に不安を感じてしまう…」という人はきっと多いはずです。

営業職というのは、エンジニアやデザイナーのように特別な技術や資格が必要とされる、いわゆる”手に職”系の仕事ではありません。

つまり営業職を続けていったからといって、何か特殊なスキルが身に付くという訳ではないのです。

さらに営業職は肉体的&精神的にきつい仕事だと言われているので、「ずっとセールスしていく事が不安だ…」と感じる人が多いのは事実だと思います。

「何か資格を取得すればいいのでは?」と思う人がいるかも知れませんが、民間資格はビジネスにおいて必ず役に立つという訳ではありません。

もし営業職として働くことに不安を感じる場合には、まず何よりも自ら行動する事が大切だと思います。

たしかにセールスを通じて特別な技術が身に付く訳ではありませんが、営業活動で得たコミュニケーション能力や情報収集能力、人脈は他職種でも十分活かせるはずです。

将来に不安を感じるときには、その不安を取り除く努力もまた必要になります。

例えば、隙間時間や土日を使ってスキルアップを試みたり、仕事に役立つことを経験する事もできるはずです。

営業職なら、

  • スキルアップセミナーに参加したり
  • リファラル営業を副業にしてみたり
  • 休日に読書する

などは簡単にできると思います。

まずは気軽にできるところから、名著と呼ばれるビジネス書をたくさん読んでみてください。

きっと新たな気づきがあるはずです。

社長になる為のキャリアパス

最高経営責任者(CEO)、つまり代表取締役社長を目指すことは、サラリーマンにとって“山の頂上”を目指すことと同じです。

そのためのキャリアパスとして”営業経験”が求められるのは有名な話ですよね。

なぜかといえば、会社のトップになるということは、お客様の気持ち(ニーズ)を理解しなければいけないからです。

実は”営業”という仕事には、「社長になるために必要な要素が全て詰まっている」と言われます。

中でも「顧客を知る」というのは非常に重要な要素だと言われていて、これが会社の業績を左右するポイントにもなっています。

  • お客様のニーズは何なのか?
  • どんな商品サービスが喜ばれるのか?
  • お客様に感謝されているのか?

これらを教えてくれるのは、全て営業現場なのです。

営業現場で得た経験は、何事にも変えがたいビジネス財産になります。

もし将来的に独立起業を目指していたり、何かしら開業したいと考えているビジネスパーソンにも営業経験は必須だと思います。

なぜかといえば、独立するというのは自営業者になることなので、自分自身でセールスしなければいけないからです。

自分がやらなければ誰も稼いでくれないので、会社経営する為にはどうしてもセールススキルが求められるのです。

この”売り込む力”がなくては、成功への道のりはほど遠いでしょう。

独立して自分の力を試したいと思うとき、また起業して自分のアイデアを知って欲しいときには、営業スキルが強力な武器になることを覚えておきましょう。

キャリア形成に転職は有利?

自分に合った職業に就けばスキルアップが図れるので、キャリア形成を考えるうえで”転職”を選択肢に入れる人が多くなってきました。

ですが転職活動を有利に進めるためには、「何か資格やスキルが必要ではないか?」と悩む人は多いでしょう。

現在の仕事を辞めたいと思っても、「自分には転職するだけの強みやスキルがない…」と諦めてしまう人もいると聞きます。

しかし不満を抱きながら仕事を続ける事は、心身に大きな負担をかけるので、そんな時には転職を視野に入れるのも良いでしょう。

とはいっても、無計画の転職活動が成功する可能性は限りなく低いと思います。

転職活動は”将来設計”の一環なので、「なぜ転職するのか?」という基本はもちろん、「将来どうなりたいのか?」というビジョンもなければいけません。

つまりゴールから逆算して、必要なマイルストーンを置いていくイメージなので、そう考えた場合「転職活動に求められる内容」も明確になるはずです。

よって、漠然と転職活動をしている人や、目的が曖昧になっている人は、転職活動を一旦やめた方がいいかもしれません。

そして、どんな仕事に就いて、どんなスキルを身に付けていくかは、キャリア形成においてとても重要な事なので、転職をする上で意識するべきは「自分はどのような能力に長けているのか?」を知ることだと思います。

そしてそのスキルが活かせる仕事を探すのが良いでしょう。

この辺りについて知りたい人は下の記事もご覧ください。

10年後の営業職はどうなる?

今は技術進化が早いので、10年後も同じ職業&仕事があるとは限りません。

例えば大注目されているChatGPTなどのAIによって、「営業職の仕事が将来なくなるのではないか?」と考えている人は多いはずです。

AIは情報収集&分析能力が人間よりも優れているので、「もはや営業マンなどいらない」と思われているようです。

確かに、人間がどれだけ一生懸命に頑張っても、AIのように世界中の情報を即座に分析できるような能力にはなりません。

では、本当にこれからの営業活動は全てAIが担うようになるのでしょうか?

結論から言ってしまうと、その可能性は非常に低いと思います。

なぜそのように言えるのかというと、営業活動とは「単なる商材の売り込み」ではないからです。

セールスパーソンが日々行っている営業とは、決して単純な作業ではなく、“人と人とのコミュニケーション”で成り立っています。

なので一見すると無駄だと思われている雑談にも、お客様との信頼関係を築く上で重要な役割があるのです。

そもそもお客様は製品サービスの買いたい、便利さを追求したいと言うだけで購入を決めている訳ではありません。

そこには目に見えない、

  • 取引に対する安心感
  • 営業マンとの信頼関係
  • 購入することに対するワクワク感

などがあるはずです。

しかし人間とは逆に、AIは信頼関係を構築することができませんし、温かさや思いやりも感じません。

よって、人と人との信頼関係でビジネスが成り立っている限り、営業職がなくなる事はないでしょう。

この辺りは「営業職として働く上で安心できる部分」だと思いますが、もう少し詳しく知りたい人は下の記事もご覧ください。




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