メール営業を実施している会社は多いと思いますが、その効果まできちんと理解できている人は少ないと思います。
そこで今回は、メール営業がもたらすメリットと効果について解説していきます。
返信率の高い営業メールの書き方も解説していくので、トップセールスを目指す人はぜひチェックしてください。
メール営業の効果とは?
メール営業をすることで、様々な恩恵(メリット)を受けることができます。
中でも大きなメリットと言えるのは、「相手の都合を考えなくても良い」という点です。
これは電子メール自体の特徴とも言えますが、すぐに読まれなかったとしてもメールBOXに残るので、都合の良いタイミングで目を通してもらうことができます。
またメール営業ならば相手からの返信もメールで送られてくるため、セールスする側のスケジュールも自由に組みやすいのがメリットと言えます。
実際、メールの方がお互いにとって便利だったりもします。
メール営業は時間効率が良い
更にメール営業の場合はメールを送るだけでコミュニケーションが取れるので、新規開拓でも十分活用することができます。
時間が掛かるアウトバウンド型営業と違って、実際にテレコールしたり飛び込み営業する必要がない為、時間効率に差が出てきます。
ただしアウトバウンド営業では、相手の反応を直接聞く事ができるので、様子を伺いながら提案できるメリットがあります。
したがって、そこを重視するのであればプッシュ型のアウトバウンド営業を行う方が効果的な可能性がありますが、その点を重視しないのであれば、メール営業の方が効率的だといえます。
またメール営業は対面営業しない分、営業を断られた時の「営業スタッフの精神的負担が少ない」という点もメリットとして挙げられます。
メール営業のコツ
メール営業を成功させるためには様々なことを意識しなければなりません。
その中でも「営業後のお礼メールを送る」のはとても大事だと思います。
なぜかというと、営業先と良好な関係を作るためには「信頼関係の構築」が必須になるからです。
このお礼メールを送っておけば、見込み顧客から好印象を獲得することができるので、信頼関係を構築しやすくなります。
今は失注したとしても、1年後はどうなるかわかりません。
あなたと商談してくれた人は「将来のお客様候補」だと思って、丁寧な対応をすべきなのです。
なので、出来るだけ挨拶やお礼メールを送信するようにしましょう。
クロージングメールのコツ
クロージングメールもメール営業においては重要な役割を持ちます。
クロージングメールを成功させるコツは、「お客様のメリットを明確に提示する」ということです。
そうすることで見込顧客の不安などを取り除きやすくなるので、結果的に成約しやすくなります。
そしてクロージングメールとして送ることが多い「後追いメール」も、出来るだけ催促する感じがせず、相手が返信しやすい内容にする配慮が必要です。
電子メールは相手が見えない分、その文面やフレーズがダイレクトに伝わってしまうので、表現には十分注意する必要があります。
特に注意したいのが、怒りや不満の感情です。
このような感情をメール内に入れてしまうと、取り返しがつかなくなるので、全ての営業パーソンはアンガーマネジメントを身に付けるようにしましょう。
他にも、アポイント獲得を目的にしたメール文面も、営業の成約率に関わってくる大事な要素と言われています。
アポメールと商談の内容は密接にリンクしてくるので、
- アポになるくらい提案内容が理解でき
- ウソにならない程度の気軽さ
が醸し出されている文面がベストと言えます。
あと、敬語を正しく活用することも必要です。
お客様は営業マンと実際に会うまで、メールの内容でしか相手をイメージできません。
したがって敬語が正しく使われていないと、入口の段階で信頼されないので、受注できる可能性が低くなってしまいます。
またアポメールは長すぎると最後まで読んでもらえないので、正しい敬語と合わせて、文章の長さにも気を配りましょう。
もしクロージングに関して悩みがある場合には、下の記事をご覧ください。