その➄:忍耐力
忍耐力を言い換えると「我慢する力」だと思います。
まず最初に伝えておきたいのは、お客様と喧嘩するメリットなんて一つも無いということです。
むしろデメリットばかりだと思います。
なので、お客様と喧嘩をしないために、時には我慢することも必要なのです。
横柄で失礼な態度取るお客様や、本質的ではないクレームを言われたとき、注意したり言い返したくなりますよね。
そんな時にも感情的にならず、一瞬でも冷静になって考えるべきです。
これはアンガーマネジメントと呼ばれていて、多くのビジネスパーソンが実践しているスキルです。
営業パーソンには必要不可欠な能力なので、もしやり方がわからない場合には下の記事をご覧ください。
無言の時間に耐える
商談をしていると、絶対に無言の時間があると思います。
例えばあなたが商品説明をして、それを一通りし終わった段階でお客様が無言になるのです。
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これは営業職にとって非常に辛い局面だと思います。
- 自分の説明では不満だったのか?
- 何か説明に不手際があったのか?
- 話が理解できなかったのか?
など色々な考えが頭の中をぐるぐる巡るので、とても不安になってしまうのです。
その結果、営業経験の浅い人は無言の時間に耐えられなくて、お客様を説得する為にベラベラ話し始めてしまいますが、そもそもなぜお客様は無言になるのでしょうか?
この部分さえ理解できていれば、きっと不安感は解消されるはずです。
お客様が無言になる理由とは、商品購入を真剣に考えているからです。
あなたが説明した内容を、自分の中で噛み砕きながら、購入すべきかどうか迷っているのです。
よって無言の時間とは、「購入に至るまでのハードル(心配事)を解消するための質問を考える時間」だと思いましょう。
お客様はどうすれば自分の心配事が解消されるか、一生懸命考えています。
その最中に、あなたがベラベラと話し始めたら、せっかく考えていたことも消え去ってしまいます。
そうするとお客様の心配事が解消されないので、結果的に購入まで至りません。
なので、もし無言の時間が訪れたとしても、決して心配することはなく、そこは忍耐で乗り切るべきだと思います。
30秒でも1分でも、忍耐強く待ちましょう。
無言の時間が長ければ長いほど、「お客様は真剣に購入を考えてくれているんだなぁ」と思えばいいのです。
そう考えれば、無言の時間など怖くありませんよね。
まとめ
ここまで営業力を強化する力について解説してきました。
どれも営業力を高めるために必要不可欠なスキルばかりなので、ここで紹介したスキルを絶対に身につけるべきだと思います。
たくさんの商談を経験して、たくさんトレーニングすれば、誰でも身に付くスキルばかりなので、ぜひトップセールスを目指して頑張って下さい。