世の中で最も多いと言われる”営業職”は、一体どのような起業をすれば良いのでしょうか?
もちろん起業するやり方は選択肢が限られますが、その最有力候補が営業代行サービスになります。
そこで今回は「営業代行で起業する」というテーマにフォーカスして、
- 独立起業前に準備すべきこと
- 独立開業前にやっておくべきこと
などをわかりやすく解説していきたいと思います。
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目次
「起業」と「独立」の違いは?
副業解禁やフリーランス化の流れもあって、「営業代行で起業したい!」という人が増えてきています。
その理由は様々ですが、大企業でも終身雇用が形骸化し、年金制度も機能不全に陥るなど、将来に対する漠然とした不安から「起業して自分の力で稼ぎたい!」と考える人が増えているからだと思います。
そこで、この記事では営業系の起業をテーマに解説していきたいと思っていますが、まずは「起業」と「独立」の違いを押さえておきたいと思います。
この2つは混同されることが多い言葉なのですが、実は意味合いが異なっているので、これから社長になる人は、きちんと言葉の意味を押さえておきましょう!
「起業する」ことの意味とは?
起業とは「業を起こす」ということを意味しています。
業には「生活のための仕事」「生業(なりわい)」という意味がありますが、その他にも「なすべきこと」「職業」「仕事」という意味もあります。
なので、その表現する範囲は意外と狭くて、一般的には「自分がするべきことで、ビジネスを興すこと」を起業と呼んでいます。
つまり、ありきたりなビジネスモデルを真似するのではなく、世の中を良い方向に進める変革を創造することが『本当の起業』と言えるでしょう。
そして誰に指示されることもなく、
- 世の中を変えたい!
- 世の中をもっと便利にしたい!
- 世の中に貢献したい!
という想いを持って事業を立ち上げた人を起業家(アントレプレナー)と呼んでいるのです。
このような点からも理解できると思いますが、起業とは「世の中を変化させる商材(製品サービスなど)を自分発信すること」と言い換えることができます。
「独立する」という意味は?
起業と比較して、独立開業はちょっと意味合いが違ってきます。
一般的な独立の意味としては、「自分で事業を営むこと」になります。
つまり、本来の自分の意思とは関係なく、事業を営んでいる可能性があることを意味しています。
先程、起業とは「世の中を変化させる商材(製品サービスなど)を自分発信すること」と解説しました。
つまり、自分の意志で事業を興すことを起業というのに対し、独立は自分の意思とは関係のない事業をすることなのです。
例えば、代理店やフランチャイズがその一例になります。
販売代理店やフランチャイズとは、本部が構築した事業モデルを真似ることで、ビジネスに繋げるやり方になります。
ということは本質的に『自分の事業(ビジネス)』ということではなく、そのビジネスは他の誰かの事業であって、「絶対に自分がそのビジネスをしなければいけない!」という明確なビジョンや使命感がそこにはありません。
単純に「儲かるからやっている」に過ぎないのです。
ここが起業と独立の大きな違いになります。
つまり、そこそこ儲かるビジネスで独立開業したいなら、代理店募集サイトやフランチャイズ募集サイトで商材仕入れをすれば良いだけなのです。
営業代行で起業できる人の特徴
営業代行で起業できる人の特徴は、何と言っても「営業が大好き!」なことです。
この業界で起業するということは、
- 他の営業代行ビジネスに対して問題意識を持っていたり
- 自分ならもっと良いサービスを提供できる
と考えているようなケースが多いはずです。
それは営業代行、引いては「セールスが大好き!」だからそのように思う訳で、営業に対して興味・関心がなければ、営業代行ビジネスで起業することは難しいでしょう。
営業経験の”豊富さ”が重要
営業代行で起業するということは、「どれだけ営業経験があるか?」ということも重要な要素になってきます。
なぜかといえば、営業代行サービスを依頼するクライアント側からすると、「営業経験」は営業成果に繋がる重要なポイントになるからです。
例えば、「セールスは未経験なので、営業初心者だと思ってください!」と言ってる営業代行会社に、あなたは依頼したいでしょうか?
もちろん営業代行を依頼することはありませんよね。
そうすると、「元トップセールス」とか「年間MVP受賞」など、数多くの実績や営業経験があるというだけでも、「営業代行で起業するだけの要素を持ち合わせている」ということになります。
よって、営業代行ビジネスで起業したいのであれば、必ず営業職としての経験を積む必要があるでしょう。
フリーランスの「副業」としてやってみる
「いきなり営業代行で起業するのは、ちょっとハードル高いな…」と感じている人は、個人的な副業(サイドビジネス)としてやってみる選択肢もあります。
一旦、自分の営業スキルを試してみて、「全然通用する!」と思えた段階で起業した方がリスクも抑えられます。
それでは、個人やフリーランスの副業として営業代行をするには、一体どうすれば良いのでしょうか?
それにはリファラル営業プラットフォームを活用するのが便利だと思います。
副業から起業できるリファラル営業
リファラル営業とは「紹介営業」を意味する言葉で、代理店の一形態である紹介(取次)だけで稼げるビジネススキームになります。
営業職であれば「紹介営業」は日常的にやっているはずなので、とても身近なものですよね。
そもそも『リファラル営業』という概念は、副業解禁と共に立ち上がった考え方で、「見込顧客を紹介するだけ」で稼げる仕組みのことを言います。
業務内容が簡単な上、とても手離れが良いので、営業マンや個人事業主の副業として取り組む方が増えてきているのです。
リファラル営業で得られる報酬には『固定報酬』『アポイント報酬』があったり、受注一件で数百万円という報酬条件もある為、これで腕試しする営業パーソンが増えているそうです。
クレジットカードを作っておく
もし副業フリーランスとして活動するなら、早い段階でクレジットカードを準備をしておきましょう。
実は、独立起業した後にクレジットカードを作ろうとしても、なかなか与信が通らないケースがあります。
なぜかといえば、会社員としての後ろ盾(収入の保証)が無くなってしまう為、社会的な信用が落ちてしまうからです。
なので、独立開業する前に必ずクレジットカードを複数枚作っておきましょう。
個人的には、まず誰でも作れると噂の楽天カードを作っておくのがオススメです。
年会費無料(0円)ですし、楽天ポイントも還元されるので、作って損することは無いはずです。