営業フリーランスを活用しよう!

ここまで読み進めた人は、「営業代行サービスは意外と高いなぁ…」と感じたかもしれません。

良くも悪くも、”成果が出るかわからない”のが営業代行サービスです。

そのような不確定なサービスに、毎月数百万円を支出するのは勇気がいりますよね。

体力のある大企業であれば問題ないかもしれませんが、中小ベンチャー企業にとっては死活問題だと思います。

そんな時には『営業フリーランスを活用する』という選択肢を検討してみましょう。

現在は副業解禁の流れもあり、営業フリーランスが増えてきています。

営業代行会社は法人なので、どうしても月額料金が高くなりますが、営業フリーランスは個人なので、低コストで営業支援を依頼することができます。

これはおおよその目安なのですが、法人の営業代行会社に依頼するよりも、営業フリーランスであれば1/3~1/5程度のコストで同等程度のサービスが受けられるはずです。

結局、営業代行会社も”人”であり、営業フリーランスも”人”なので、そこまでサービス内容に差がないのです。

そう考えた場合、営業フリーランスにお願いするのは”経済的合理性”があるような気がしてきます。

営業フリーランスの探し方

それではいざ「営業フリーランスを探そう!」と思っても、どうすればいいかわかりませんよね。

一番メジャーな探し方はSNSを活用することだと思います。

TwitterやFacebookなどで「営業フリーランス」と検索すれば、ある程度ヒットするはずです。

その人たちにDM(ダイレクトメッセージ)を送信して、営業活動を依頼してみるのです。

しかし先ほど解説した通り、「営業のプロフェッショナル」といっても得意不得意があります。

もし販売を依頼したい商材が得意でなければ、営業のフリーランス探しは困難を極めることでしょう。

そんな時は、営業フリーランスを斡旋してくれる人材紹介サービスを活用してみましょう。

代表的なサービスには、14,000人以上の営業フリーランスが登録している「side bizz(サイドビズ)」などがあります。

基本的にはイニシャルコストゼロ、月額費用ゼロでフリーランス探しを依頼できるはずなので、まずは要望を伝えてみるのが良いでしょう。

営業代行会社には注意する

ここまで営業代行サービスについて解説してきました。

これから営業代行を依頼したい場合、ある程度準備しておくことが必要だと理解できたはずです。

あくまでもこれは個人的な意見ですが、全く何も考えずに営業代行会社へ相談してしまうと、名前の通り「カモ」とみなされます。

前述した通り、『成果のわからないものが営業代行サービス』という側面があるため、そういった意味では霊感商法に近いサービスだと言えます。

よって、何も考えずに相談するクライアントがいた場合、とにかく不安を煽って、難易度が高いことを伝え、ぼったくることだけを考えている業者がとても多いように感じます。

この辺りは”業界の闇”なのですが、もし営業代行会社を探すのであれば、十分注意した方が良いでしょう。

例えば、以前取引のあったアポイント代行会社の事例をご紹介したいと思います。

※今でも存在する大手企業なので、社名は伏せたいと思います。

その会社はアルバイトを雇ってテレアポ営業させるアポイント代行会社だったのですが、「絶対にアポイントが取れるリスト」というのを持っていました。

つまり「ヒマな人リスト」を持っていたのです。

色々なクライアントからテレアポ営業を受託するうちに、「▲▲会社の○○さんは必ずアポイントを取れる」ということが徐々にわかってきます。

そのような人達は「窓際族」と言われる人だったり、とにかく暇な人なので、なんとなく仕事をしている感を出したくて、必ずアポイントに応じてくれるのです。

おそらく暇だと言っても、常にデスクにいると周りからの目が気になるので、なんとなく商談をこなしている雰囲気を出したいのでしょう。

なので、そのアポイント代行会社はA社でアポイントを取り付けて、次に同じ人へ電話しB社としてアポイントを取り付けていきます。

このように見た目は『アポイント成立』となるのですが、その人は社内で決裁権を持っておらず、あくまでも暇人でしかないので、絶対に受注することができません。

このように予算消化できる方法(アポイント代行会社だけが儲かるロジック)を編み出しているケースがあるので、依頼する営業代行会社によってはコストだけが出ていく羽目になります。

ですが、これはある意味で仕方のない現象なのです。

というのも、営業代行をお願いするクライアントからすれば、1件のアポイントで受注が取れれば百発百中ですよね。

それを理想とするのですが、アポイント代行会社からすると百発百中に近づくほど儲からなくなってしまうのです。

これはつまり、そもそも利益相反している前提があるということです。

それは月額固定報酬をもらっている営業代行会社も同じです。

月額固定報酬をできるだけ長く支払ってもらうためには、極力成果を出さずに間延びさせる必要があります。

つまりなんとなく成果を出しつつ、お茶を濁して、出来る限り予算を引っ張り続けるのです。

クライアントとしてはできるだけ短期間で成果を出したいと思うはずですが、営業代行会社は真逆の考え方なので、それが一致することはないでしょう。

それではお互いの利害が一致する完全成功報酬型にすれば良いと思いますが、そこには市場原理が働いて「固定報酬でもOK」というクライアントが出てきてしまいます。

すると先ほど解説したように、完全成功報酬型を希望するクライアントは相手にされなくなるのです。

このように考えた場合、ある程度動きがグリップできる営業フリーランスの方がクリア(不正が起こりにくい)で、費用対効果が最大化するかもしれません。

もちろん全ての営業代行会社があくどいとは言いませんが、実際にそのような会社があることは事実なので、これから営業代行サービスを利用する場合には十分注意しましょう。




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