
BtoC営業の個人向け営業は、多くのセールスパーソンが経験したきたはずです。
しかし個人営業は「きつい」とか「辛い」と言われる営業スタイルなので、なかなか結果が出ないケースが多いですよね。
そこで今回は、多くの人が携わっているB2C営業について解説していきたいと思います。
BtoC営業とは?
営業やマーケティングの現場でよく聞かれる単語に、BtoC、BtoBなどの横文字言葉があります。
まずBtoCは英語の「Business to Consumer」を略した言葉で、「B2C営業」と呼ばれることもありますが、最終的な消費者となるエンドユーザーを対象にした営業活動のことなので、両方とも同じ意味合いになります。
それに対してBtoBとは、「Business to Business」の略語で、企業などの法人を相手にした営業活動を指します。
個人顧客へのセールスは多くの場合、一人当たりの客単価が低くなる傾向にあるので、販売数量を増やさなければいけません。
アプローチ数を最大化して、数多くの顧客に販売しないと企業経営に耐えうるだけの売上が確保できないのです。
それでも、BtoC営業が好まれるのには理由があります。
BtoC営業が好まれる理由
BtoC営業は法人向けのBtoB営業より、気軽に商品サービスを購入してもらえるという特徴があります。
BtoBの場合は法人相手なので、社内稟議を通過したり、取締役会で決議してもらう必要が出てきます。
そのようなフローはとても重いのです、大変な労力&時間がかかります。
それと比較して、B2C向けの商材は、なんとなくその場の気分で購入してくれることもあります。
「提案してくれた営業マンを応援したい」とか「付き合いで購入する」なんてことが十分あり得るのです。
販売するまでのハードルが法人営業と比べて格段に下がるので、そのぶん数が捌けるということになります。
しかし、販売するにあたっての労力(人件費)がかかるので、アルバイトやパートタイマーを活用しながら上手く立ち回らなければいけません。
現代ではインターネットを活用して、コストを下げるやり方が一般的だと思います。
個人事業主を含めた法人数は、日本に約400万社あると言われますが、個人の数は約1億2000万人もいます。
実に30倍も潜在顧客がいることになるのです。
法人数と比較して、個人の数は比べ物にならないくらい多いので、業務の効率化が実現できなければ、それだけたくさんのお客様から購入してもらうことができません。
そのような仕組みを構築することがBtoC営業のキモになると思います。