営業マンであれば誰しもがトップセールスマンに憧れていると思います。
トップ営業マンとして表彰されるのはとても名誉ですしカッコイイですよね。
そこで今回は、トップセールスの人物像について触れていきたいと思います。
目次
トップセールスを目指すべき理由
毎月のノルマを達成するために、日々奮闘する仕事が営業職ですよね。
営業職は「数字が全てだ!」と言われるくらいなので、厳しい会社では「数字が人格」と言われることもあります。
それゆえ、セールスの仕事に就いている人であれば、一度くらいは「頂点を極めてみたい!」と思うのが普通だと思います。
トップセールスになるメリットとは?
もしトップセールスになれれば、会社の中で自分の意見がある程度通るようになります。
毎月安定して数字を残せるようになれば、先輩や上司から色々口出しされることも少なくなり、自由にやらせてもらえるようになるので「しんどい」「きつい」と感じることが少なくなるでしょう。
また、トップセールスマンになれば、上司からの評価がアップしたり、給料が増えるはずです。
全営業マンの中で「自分が最も稼いでいる」という事実は誇らしいことですし、できる部下を持つことは、上司にとっても嬉しいことです。
上司からの評価が上がれば、その後の出世にも大きな影響を与えるはずです。
よって、トップセールスマンになることは、キャリアアップするための近道になるのです。
トップセールスは仕事が楽しい!
トップセールスマンは圧倒的な成果を残すので、営業の仕事がどんどん楽しくなるはずです。
営業という仕事では、とにもかくにも成果を出すことが一番大切です。
逆にまったく結果が出せなければ、「仕事がつまらない…」「仕事が辛い…」と愚痴をこぼすことになるでしょう。
シンプルに考えた場合、営業の仕事が楽しくなるのは「受注がたくさん獲れる」からですよね。
営業する先々で受注が量産できれば、周りからチヤホヤされますし、当然居心地も良くなります。
よって、営業パーソンはとにかく結果を出すことが仕事を楽しむ為の最善策なのだと言えます。
営業で結果を出すためには、現状に満足せず、常に高みを目指すことが大切です。
現状維持を目標にするようではトップセールスになれないので、自身のキャリアに傷をつける可能性すらあります。
営業職として働くなら圧倒的な結果を求めましょう。
トップセールスは変人なの?
なんとなく心当たりがあるかもしれませんが、トップセールスと呼ばれる人たちは意外に「変人」と言われることが多いのです。
これにはちゃんとした理由があります。
まずトップセールスと呼ばれる人たちはとてもストイックです。
自分に対して非常に厳しいのです。
例えば、結果は出せないことに対して猛反省したり、一人でブツブツ言って落ち込んだりしています。
普通の営業パーソンはサラリーマン根性全開、つまり腰掛け仕事なので、そこまでストイックに追求することがありません。
なので、そのような様子を見た営業マン達は「あの人はちょっと変だ」と思ってしまうのです。
とにかく行動力が凄い
先ほども触れましたが、トップセールスはとにかくストイックです。
なので頭で色々考えるよりも、まず行動してしまいます。
そのような後先考えない行動力を普通の人が目の当たりにすると、「あいつは少し変わっている」という感想になるのです。
そして体が資本ということを理解しているので、頻繁にジム通いしたり、毎日ランニングする人も多いのです。
普通の人は家でダラダラお酒でも飲んで過ごしたいと考えますが、そのような時間すらもったいないと考えて運動するのです。
このような行動力は普通の人にとって奇抜に見えることでしょう。
しかしトップセールスは選ばれた人間です。
人と同じ事をしていてはそのポジションにたどり着けないので、ある意味では合理的な行動なのだと思います。
トップセールスマンの性格とは?
優秀な営業マンには、明るくて前向きな性格の人が多いです。
「笑う門には福来る」という諺があるように、笑顔には相手をリラックスさせる効果があるのです。
営業で結果を出すためには「営業センスがある」ことも大事ですが、笑顔でお客さんと接して、なるべく早く信頼関係を築くという基本も重要なのです。
そして物事をポジティブに捉えることで、営業を続けるモチベーションにもなりますし、たとえ失敗したとしても、そこから得られるものがきっとあるはずです。
結局相手は人間です。
お客様が営業マンに対して警戒していて、心に壁を作っている状態では、どんなに巧みなセールストークを展開しても上手く受注することはできません。
できない営業マンと売れる営業マンの違い
できない営業マンは総じて、「お客様と何を喋ればいいのか分からない…」と考えています。
会話することがないので、アイスブレイクもなくいきなり提案したり、押し売りをしてしまうのです。
そのような一方的なコミュニケーションでは相手も引いてしまいますし、お互い気まずい空気が流れます。
なので雑談力を磨いたり、会話ネタを仕入れる必要があるでしょう。
もしそのような悩みがあれば下の記事をご覧ください。
トップセールスマンの習慣とは?
できる営業マンになりたいなら、タイムマネジメントを身につけるべきだと思います。
一日24時間というのは万人対して平等に与えられている時間ですが、逆説的に言ってしまうと時間は有限だということです。
営業マンは限られた時間の中で最大効果を追及するので、優秀な営業マンはどうすれば時間を最大効率化できるか常に考えています。
そうすると、必然的に早起きになってしまうのです。
朝からモーニング交流会に参加したり、近所をランニングしている人もいます。
「早起きは三文の得」なんて言葉もありますが、朝早い時間帯は人が少ないので、色々とメリットがあるのです。
仕事においても業務に集中できたり、雑務も片づけやすいです。
また朝は頭がスッキリしているため、新しいアイデアが浮かびやすいと言われています。
たとえ丁寧な仕事をしたとしても、時間をかけてやるのは逆に非効率です。
できる営業マンは時間の管理がしっかりできているので、タイムマネジメントという考え方を身につけましょう。
トップセールスマンは読書が好き
優秀な営業パーソンには本を読む習慣があります。
読書は自分にない経験や体験を吸収できるので、語彙力や思考力を養うことができるのです。
世の中にはたくさんの本が流通しているので、各社でトップセールスとして活躍してきた人のノウハウ本も出回っています。
もちろんそこに書かれている営業ロジックが全て正しいとは言いませんが、参考になるのは確かだと思います。
むしろ営業スタイルは人それぞれなので、色々な人の意見を聞きながら、良いところだけを咀嚼して、自分の営業スタイルに反映させるのがおすすめです。
このように、優秀な営業マンは読書をすれば成長できることを知っているので、電車に乗っている時間や、朝起きた時、寝る前などに本を読む習慣を作っています。
売れる営業マンになる為には、トップセールスマンの習慣を真似することが近道だと思います。
まずは気になる本から探してみましょう。
見た目を綺麗にする
営業パーソンは見た目、特に第一印象が重要だと言われています。
「人は見た目が9割」という本をご存知でしょうか?
これは科学的な話なので、実際に見た目で受注率は変化するのです。
トークや知識力が十分だったとしても、見た目が悪く、少しでも悪い所が見えてしまえばすぐに話を切りあげられてしまいます。
一般的に営業職の男性はスーツを着ると思いますが、スーツの色やストライプの幅、ネクタイの色、靴やカバンの汚れ具合など、気にすべき部分はたくさんあります。
もし見た目を気にしていないなら、まだまだ二流の営業パーソンだと言わざる負えません。
まずはメラビアンの法則について学びましょう。
まとめ
一生懸命頑張っているのに成果がでないのは誰にでもあります。
売れない時期に「辛い」と感じるのは普通ですが、焦ると余計売れなくなってしまいます。
がむしゃらに頑張るのではなく、きちんと頭を使って考えるべきだと思います。
営業活動で重要なことは「再現性」です。
つまり売れる仕組みを作るのです。
その仕組みを会社が提供してくれるケースもありますが、ほとんどのケースでは自分で構築するしかありません。
どうすれば時間を最大効率化できて、新規開拓件数が伸ばせて、既存顧客のフォローアップまで、まんべんなく対応できるか真剣に考えてみましょう。