目次
営業レディに向いているスタイル
ここでは、営業レディに向いていると思われる仕事や営業スタイルについて触れたいと思います。
生命保険の営業レディ
生命保険業界は、営業レディが活躍している筆頭格だと思います。
保険というのは商品で差別化することが難しいので、営業マン自身を売り込まなければいけません。
その上で、女性営業はとても有利だと言われています。
なぜかといえば、女性はおしゃべりが大好きなので相手との距離を縮めやすいだけでなく、物腰が柔らかく、相手に安心感を与えやすいからです。
保険は”金融商品”という特性上、どうしても”安心感”や”信頼感”というのがセールスする上でのキーワードになってきます。
それを両方兼ね備えている営業レディは、保険営業に最適だと言えるでしょう。
化粧品やコスメの営業レディ
『メンズコスメ』というキーワードも出てきましたが、まだまだ化粧品は女性のアイテムだと思います。
デパートや百貨店の1階では、たくさんの化粧品が売られていますが、そこで接客をする営業レディは多いですよね。
もしかしたら「販売員」と言った方が正しいかもしれませんが、どちらにしてもセールスするのは変わりありません。
やはりコスメに関しては、男性よりも女性に相談したいという人の方が多いはずなので、そのような場面でも営業レディは活躍するはずです。
そもそも女性は化粧品に興味があると思うので、仕事自体も楽しいはずです。
新規開拓に使える”リファラル営業”
これからトップセールスを目指したい女性営業の人は、必ずリファラル営業を実践しましょう!
リファラル営業とは「紹介営業」を意味する言葉なのですが、一般的な新規開拓手法として使われています。
旧態依然のような飛び込み営業やテレアポをするのではなく、知人・友人やお客様などから新たな見込み顧客を紹介してもらって、それを契約につなげていくという営業スタイルを指しています。
やはり女性の飛び込み営業や新規開拓はリスクが伴いしますし、そのリスクを軽減するやり方を模索した方がいいと思います。
そのような女性営業にとって、リファーラル営業は最適な新規開拓手法だと思います。
リファラル営業の利点とは、業務改善ができて、受注率も高いことです。
周りの人から自社製品・サービスを買ってくれそうな見込み客を紹介してもらえれば、そもそも見込客を探す必要がありませんよね。
これだけでも圧倒的な営業効率の改善につながると思いますが、さらにリファラル営業は”受注率が高い営業スタイル”としても有名です。
営業現場での一般的な受注率は『10%~20%』と言われますが、リファラル営業の場合には『40%~50%』に跳ね上がると言われています。
つまり10件商談して1、2件の受注というのが、4、5件の受注になるので、生産性が倍になるということです。
これは驚異的な数字ですよね。
なぜこのような結果になるかと言えば、『友人・知人からの紹介』というフィルターがあるので、その分信頼が高まり、結果的に受注率も高まってしまうというわけです。
紹介を受けた見込み顧客としても「紹介者の顔は潰せない…」という心理が働くため、基本的には丁寧に対応してくれますし、特に断る理由がなければ購入してくれることでしょう。
気配りができる女性は、「男性よりも紹介営業に向いている」と言われているので、リファラル営業を上手に活用すればすぐにトップセールスの仲間入りができるはずです。
女性に大人気の”ルート営業”
もう一つ、女性に合う営業スタイルがあります。
それは「ルート営業」です。
ルート営業は、営業系の仕事を探していると、求人票などでよく目にしますよね。
その仕事内容は、既に取引している既存顧客を訪問して、必要な商品(又は備品)などを補充したり、顧客の要望を聞いたり、それに応じた必要な提案をすることです。
文字通り『決まったルート』を巡回する簡単なセールスなのですが、何気ない雑談の中から相手の悩みを察知できる女性に向いている仕事だと言われています。
ただ、ルート営業といっても様々な業種があるので、企業によっては、新規開拓した顧客のお世話係という位置づけのこともあります。
また、面倒なクレーム処理などもあるので、じっくり丁寧に話を聞く姿勢も大切です。
顧客の状況をしっかり把握し、誠実に話を聞いて、お互いの信頼関係を築いていく能力が問われる仕事だと言えます。
女性の特性を活かせる”営業職”を選ぼう
ここまで女性が活躍できる営業職について解説してきました。
ここまで読み進めた人は、女性独自の強みや特性が活かせる職場がたくさんあるのが理解できましたよね。
なんとなく「営業は男性の仕事」というイメージが強かったのですが、現代では女性営業が求められる場面も増えてきたので、それほど”女性”であることを意識する必要はありません。
むしろ女性ならではの特性を活かして、顧客の心をしっかりと掴むことができれば、トップセールスになることだって夢ではないでしょう。
女性がトップセールスの会社なんて、なんか先進的でカッコイイですよね。
ただお伝えした通り、営業職は就業時間が不規則になりがちな仕事であることには違いありませんので、この辺りは働きづらさもあると思います。
なので「どのような働き方なのか?」という部分は事前に会社へヒアリングしておきましょう。
また、女性ゆえにセクハラには気をつけたいものです。
よかれと思って親切にしたことが、『この女性は自分に好意を抱いている』と勘違いされてはたまりません。
そう思われないように十分注意しましょう!
この記事では『女性営業が活躍できる職場』という部分にフォーカスしましたが、もう少し深掘りしたい人は下の記事もご覧ください。