会食時のビジネスマナー

会食は仕事で活用される場合、接待に近い色合いになるので、ビジネスの一部として捉えるべきだと思います。

ここで重要なのが、ビジネスパーソンとしての会食マナーをしっかり理解しておくことです。

会話する話題に関しては、会食が始まってすぐにビジネスの話をすると興ざめするので、軽い雑談などから始めるのがおすすめです。

基本的には上司が率先して話すので、若手は相槌を打ったり、話しかけられたときに回答するぐらいで良いと思います。

服装はお店の雰囲気に合わせるのが無難なので、お店のドレスコードを確認しておきましょう。

会食にはきちんとしたマナーがあるので、お客様に対して失礼がないようにしなければいけません。

マナー違反で相手の機嫌を損ねるようであれば、本末転倒になりかねません。

特に会食において自分が新人であったり一番若手だった場合には、守るべきマナーが多くなるので十分注意してください。

もしわからない点があれば、上司や事業責任者に相談したり、取引先に確認することも大切な心構えです。

人によってはアレルギーなどで食べれないものがあるので、そのような細やかな気遣いは大切です。

新人営業マンはおもてなしする立場なので、会食でゆっくり食事できることがまずあり得ません。

会社の費用で飲み食いできる為、それは仕方がないと割り切りましょう。

ここでは基本的な会食マナーを記載しておくので、初めて参加する場合にはしっかり押さえておきましょう。

基本的な接待マナー12選
  1. 内容に合ったお店を予約する(場所、個室有無、BGMなど)
  2. 日時と場所を電話で伝え、メールでエビデンスを残す
  3. お店には15分前に入店して準備する
  4. 全員が座る位置を確認する
  5. 関係性によっては入口まで迎えにいく
  6. 最初の注文をスマートに取りまとめる
  7. 高齢者がいれば気遣いする
  8. グラスが空いたらお酌する
  9. トイレの位置を事前に把握しておく
  10. 見えないところで会計を済ませる
  11. 関係性によっては出口まで見送りにいく
  12. 関係性によっては別れ際に手土産を渡す

席順に気をつける

席次は、役職などを考慮して「誰が上座に座るのか?」を事前に確認し、自分が座る位置も確認しましょう。

社会人であれば、ここで紹介する席順くらいは理解しておくのが常識だと思います。

仕事に必要な知識として完璧に押さえるようにしましょう。

※1が上座で、それ以降は順に下座になります

会食時の服装や立ち振る舞い

相手に与える最初の印象は大切なので、服装規定が特になければスーツで参加するのが無難だと思います。

そして、コースなど料理が指定されている場合でも、飲み物を注文することがあるので、もし店員を呼ぶ場合には、新人営業マンが率先して動くようにしましょう。

新人は顔と名前を覚えてもらうためにも、積極的にお酌するのがおすすめです。

ただし、場の雰囲気を壊さないように、あくまでも自然な流れでお酌するようにしましょう。

例えば瓶ビールの場合、ラベルを上にして瓶を左手で添えながら注ぐようにするのがお酌する時のマナーでありポイントになります。

相手に気を遣わせてしまうことは本末転倒です。

場合によっては「手酌で」と断られることもありますので、その際には瓶を近くに寄せるだけにするなど臨機応変に対応してください。

会食する意味とは?

会食をする意味とは、一般的にお互いの理解や信頼関係を深めることです。

飲食を共にして、リラックスした状態で会話することによって、より良い関係性を築くことが求められます。

ビジネスにおいて、取引先やパートナーと良好な関係が保てることは非常に重要です。

顧客との関係性が良ければ、ビジネスをスムーズに進めることができるので、結果的にセールスもしやすくなります。

会食は新しいビジネスに着手する際の顔合わせにも活用されるので、お互いがどのような人物なのかを知る良い機会にもなります。

仕事中にはできないような、趣味の話や砕けた話もできますが、馴れ馴れしくなりすぎないように注意してください。

また会食は、重要な決定事項を決める最後の一押しにも利用されます。

会食は対等な立場で開催されるのが基本ですが、ビジネス活用する場合には「会食によって交渉を希望通りに進める」という目的もあります。

接待はお互い腹を割って話す、つまり飲みニケーションを目指したり、顧客を説得するための場として使用されているのが特徴的です。

しかし、ビジネスを進展させたいという気持ちが強すぎて、あまり露骨に自分たちの要望や希望だけを押し付けてしまうと、逆に印象が悪くなることもあるので注意してください。

会食をビジネスに活用するのは全然OKですが、節度を持って参加するようにしましょう。




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