異業種交流会ってどうなの?出会いを営業&セールスに活かすコツ

東京や大阪などの大都市では、毎日のようにビジネス異業種交流会が開催されています。

現代ではリアル交流会というよりも、Zoomなどを使ったオンライン交流会が主流ですが、その種類は様々で、目的も多種多様です。

そこで今回は、異業種交流会を新規開拓営業に活用するコツについて解説したいと思います。

トップセールスを目指す人は是非ご覧ください。

異業種交流会とは?

異業種交流会は「ビジネス交流会」とか「名刺交換会」呼ばれることもありますが、さまざまな業種や職種の人が集まる交流会のことを言います。

普段接する機会がないような人達と触れ合うことで、新たな価値観を得たり、発想の転換に繋がったりするので「ビジネスに役立つ!」という理由で参加する人も大勢いるのです。

また、ビジネス交流会をきっかけにして、そこから親しくなったり、新規取引に結びつくことも珍しくありません。

そんなビジネス交流会ですが、その種類は大きく3つに分けられます。

交流会の種類
  1. ビジネスパーソンを対象にした交流会
  2. 経営者が多く集まる交流会
  3. 特定の目的のために開催される交流会

「自分が求める交流会はどのタイプなのか?」ということを把握しておかないと、時間の無駄になったり、有益な情報が得られない可能性もあります。

もし営業活動に使いたいのであれば、その辺りを見極めてから参加するべきでしょう。

気になる参加費ですが、無料~有料まで様々です。

参加費0円のビジネス交流会もありますが、一般的には参加費有料が多く、その金額は安価なもので2千円〜5千円程度、経営者が多く集まるような高額な交流会になると1万円以上の参加費になってきます。

最近ではワンコイン(500円)交流会も流行っているので、意外と気軽に参加できるかもしれません。

交流会の参加者はどんな人?

ビジネス交流会によって、参加者の層はさまざまです。

性別や年齢、業種、役職など、求める人物像と異なる人々が集まる異業種交流会に参加しても、せっかくの時間が無駄になってしまうかもしれません。

どんな人たちが参加しているかは、過去のレポートや開催情報などで確認できるので、あらかじめチェックしておきましょう。

ここでは、一般的な傾向を交流会の規模別にご紹介します。

大規模の異業種交流会

50名~100名以上の交流会は、主に企業PRを目的に開催され、いわゆる展示会のようなイメージになります。

参加者には営業マンが多く、商品サンプルや名刺を大量に配る姿も見受けられます。

スクリーンを設置して商材の宣伝を行うなど、数分間のプレゼンコーナーが設けられているのも特徴的で、プレゼンに登壇する企業は交流会のスポンサーであるケースがほとんどです。

もし宣伝予算があれば、ぜひ大規模交流会でプレゼンすることをおすすめします。

中規模の異業種交流会

30名程度の交流会はテーマが限定されていて、同じ目的を持つ人が多い傾向にあります。

人数が限定される為、多少落ち着いて話ができる雰囲気もあります。

同じメンバーが参加することも多いので、情報収集したり顔馴染みを作りやすいともいえます。

小規模の異業種交流会

10~20名程度の交流会は、定期的に開催されることが多く、常連の参加者が中心です。

会員制で参加費が高額なものは、経営者や役員など、企業の重職に就く人たちの参加も目立ちます。

単なる挨拶にとどまらず、相談事などじっくり話せる時間も設けられています。

小規模の異業種交流会であれば、参加回数が増えるにつれて人脈も広がっていくでしょう。

異業種交流会って役立つの?

ビジネス交流会に参加する目的は人それぞれ異なるので、一概に「異業種交流会は役に立つ!」と言うことはできません。

しかし、その辺りは使い方次第だと思います。

異業種交流会に参加する目的で一番多いのは「新規受注を獲得する!」ことですよね。

しかし、結論から言ってしまうとその目的は達成されないケースが多いと思います。

例えばあなたが「新規受注を獲得したい!」と思って交流会に参加した場合、「交流会で出会った人に発注したい!」という発注側も必要になってきます。

この両者がマッチングした時にはじめて「新規受注」となるのです。

果たしてそのような相手は会場内に何人いるでしょうか?

現代のようなインターネットが発達した世の中なのに、わざわざ自分の足で交流会の会場に出向いて、いるかもわからない発注先を交流会で探すでしょうか?

そのような原始人は恐らくほとんどいないはずです。

もしそういう人に出会ったことがあるなら、それは単なるラッキーパンチでしょう。

たまたま振った拳が相手に当たっただけなので、何度もそのような新規受注が出ることはあり得ないと思います。

つまり、そのような目的で異業種交流会に参加することは、そもそも間違っているのです。

交流会はどう活用する?

ここまで読み進めた人は「異業種交流会なんて意味ない…」と思ったかもしれません。

しかし、先ほどもお伝えしたように、名刺交換会は使い方次第で大きなメリットを発揮します。

例えば「新規受注を取りたい!」と考えている場合、エンドユーザーを直接探すのではなく、販売代理店を探すというのが良いでしょう。

例えばあなたが人事部向けのITツールを販売している場合、人事部向けに求人広告を販売している会社や、人材紹介会社などを探すのです。

そのような人であれば、きっと会場内にいるはずです。

そのような人達に対して「人事部向けのITツールを販売しているので、もし良かったら一緒に協業しませんか?」と声を掛けてみれば、「どんな協業ですか?」とか「どんな内容ですか?」という質問が飛んでくるはずです。

その話の中で意気投合すれば、一緒にお客様の元へ提案しに行ったり、販売代理店としてITツールを売ってくれるはずです。

このようなやり方をすれば、結果論ですが当初の目的が達成されるはずです。

つまり最初からエンドユーザーを探しに行くのではなく、少し変化球的な営業スタイルを取れば、異業種交流会はとても有意義な機会になるのです。

このようなやり方は「リファラル営業」とも呼ばれていて、数多くの企業が実践しています。

それを支援するリファラル営業サイトもあるので、もし興味がある人は問い合わせてみてください。

>>リファラル営業サイト|side bizz(サイドビズ)

異業種交流会は東京、大阪など大都市が多い

ほとんどの異業種交流会は、東京や横浜、大阪、名古屋、福岡、仙台といった大都市で開催されています。

大都市に本社や支社を構える企業は多いため、交流会に参加したいビジネスパーソンも地方都市に比べて多いからです。

実際に、規模の小さな交流会から大きな交流会まで、何らのビジネス交流会が毎日のように開催されています。

なので、地方都市の企業は、積極的に大都市に出向いて交流会に参加する必要がありましたが、コロナ禍においてオンライン交流会が発達したので、今では交通の便を考える必要もなくなりました。

オンライン交流会が増加中

異業種交流会について解説してきましたが、実はオンラインの交流会も増えてきています。

これは環境の変化が影響していますが、外出自粛や規制などが起こったタイミングでも「交流会に参加したい!」というニーズに対応する為、主催者側がオンライン交流会を企画し始めたのです。

Zoomのようなオンライン交流会を支援するツールもたくさんあるので、気軽に参加できますし、主催するのも簡単です。

交流会だけでなく、オンライン飲み会も開催されているので、もし気になる人は参加してみてください。

このような環境の変化は、非常に大きなビジネスチャンスになると思います。

これまでは交通の便を考えながら参加していた交流会が”いつでも参加できる”という状態になった今、あとは行動さえ起こせばセールス機会が最大化されるのです。

このような状態は、地方の中小企業やセールスパーソンにとって追い風になるはずです。

せっかくのチャンスを生かすも殺すも自分次第です。

思い立ったが吉日なので、まずは行動するようにしましょう。

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