能力があるから地位につけるのではなく、地位につけて能力を発揮させよ。
これは管理職にとって耳の痛い格言だと思います。
なかなか権限委譲するのは難しいですが、ポテンシャルのある社員にはどんどん責任を持たせましょう!
人はいつも不足ぎみにしておけ。
そうでなければ人は育たぬ。
これはまさしく名言ですよね。
ぬるま湯に浸っている状態では、徐々に組織が腐っていきます。
同じく人を育てる為の名言を残した偉人が、連合艦隊総司令官だった山本五十六です。
山本五十六の名言集は下の記事をご覧ください。
人間の能力には大きな差はない。
あるとすればそれは根性の差だ。
あえて”精神論”というのが昭和な感じですよね。
土光敏夫は「仕事への欲の強度と持続力こそが根性である」と語っています。
一人の上位者の判断が、一人の人間の一生を左右することがあってはならない。
これは人事について語った名言です。
経営者にとって最も大きく重い決断が”人事”ですよね。
土光敏夫は「人間はいかに上位者であっても完全人ではない」という前提のもとに、「上位者は自分一人で人事を決めてはいけない」と語っています。
有能な部下を抱えて離せぬものは、無能と言われても仕方がない。
有能な部下がいれば自分の仕事が楽になるので、どうしても近くに置きたくなりますよね。
しかしそれでは自分が無能であることをさらしている状態なので、「できるだけ早くリリースするべきだ」と土光敏夫は語っています。
幹部は時々現場を歩け。
歩くことによって物がはっきり見えてくる。
土光敏夫が現場主義だったことを彷彿とさせる名言ですよね。
同じく現場主義だった経営者といえばユニクロ創業者の「柳井正」です。
柳井正の名言集は下の記事をご覧ください。
教育はチャンスに過ぎない。
これを生かすも殺すも本人次第だ。
若手社員の中には「教えてもらうのが当然」という考え方の人もいます。
なぜかといえば、教えてもらわなければ仕事ができないからです。
しかしそれは間違ったスタンスだと思います。
確かに仕事のやり方は教えるのですが、それをすぐに実践しなければ、人間は忘れ去っていきます。
それは成長するチャンスを失うということです。
つまり教育とは『成長するチャンス』を与えられるだけであって、そのチャンスを生かすも殺すも自分次第ということです。
先輩に教えてもらったことは、すぐ実践する癖をつけましょう!
合理化は、改善するよりもまず除去することから始めよ。
「ミスター合理化」と言われていた土光敏夫の格言です。
ビジネスパーソンは覚えておきましょう!
人間には人間らしい仕事をさせよ。
そのために機械がある。
これはつまり「クリエイティブな仕事をしろ」ということだと思います。
逆説的に言ってしまうと、作業ばかりしている人は淘汰されることを、遠回しに揶揄しているのだと思います。
営業部門は売るだけが能ではない。
技術製造部門に新製品をどんどん注文せよ。
営業部は顧客と商談する立場なので、お客様の『生の声』を拾い上げることができます。
それを適時会社へフィードバックすることが重要なのです。