積極的に生きるとは、競い合うことではなく、肯定的に生きること。
「肯定的に生きる」というのは「自分のことを認める」ということです。
つまり「何が得意」とか「どこが勝っている」というのは置いといて、自分という個性をまず認めてあげるのです。
自分という個性を認めた上で、自分らしく生きるためには勇気が必要なので、その様子を「積極的に生きる」と表現しているのです。
感謝に値するものがないのではない。
感謝に値するものに、気がつかないでいるのだ。
これはとても奥行きのある名言ですよね。
誰に対しても「感謝」という気持ちが持てれば、絶対に人生は充実するはずです。
「相手の嫌なところを探す」のではなく「相手の良い部分」だけにフォーカスしましょう。
家族とは、神が定めた修行の場だという。
たとえ家族といえども、その価値観はバラバラで、定義的には”他人”となります。
「親しき中にも礼儀あり」という言葉もありますが、そのような人たちが一つにまとまる場所が”家庭”なので、その関係性は難しくて当然ですよね。
だからこそ「修行の場」と言われているのだと思います。
日々私は新しく生まれ出て、朝ごとに蘇っている。
これは言葉の通りというよりは、「毎日を生きている」という含みを持たせた名言だと思います。
つまり「人間の一生を生きている」というよりは「今日一日を生きている」という感覚なのだと思います。
この考え方は私も実践しているのでおすすめです。
他人との約束を破ることよりも、自分自身との約束を破ることくらい大きな罪悪はない。
人間は自分に甘いので、一度決めたことでも「また明日でいいか…」と引き伸ばしてしまいます。
これは『時間の浪費』と言えるので、自分が意思決定したことはきちんと実行しましょう。
言葉は、心の姿を現す。
これはドキッとさせられる名言ですよね。
この言葉は人生格言として覚えておきましょう。
反省は素晴らしい心の浄化薬。
一日の終わりに、必ず今日一日の出来事について反省しましょう。
その中には辛かったことや悔しかったこと、イライラしたことなどもあると思いますが、それらを引きずってはいけません。
そこから学んだことを活かして改善へと繋げ、明日は綺麗さっぱり忘れるのがおすすめです。
それらを綺麗さっぱり忘れるために、今日一日の反省があるのだと思います。
時が来れば必ず道は開かれる。
これは『前進する勇気』をくれる名言だと思います。
今日一日は”点”ですが、それが繋がって”線”となります。
そこには連続性があり、因果関係もあるので、毎日の積み重ねがあなたの人生となるのです。
中村天風が伝えたいのは、そういうことだと思います。
世のため人のために役立ってこそ、人間は本当の幸福を手に入れることができる。
これは幸せについて語った名言です。
「幸せとは何ですか?」という質問に回答するのはとても簡単です。
その答えとは「自分以外の人を幸せにすること」です。
そのことを伝えている名言だと思います。
神や仏というものは、宇宙心理の代名詞なんだから、これは崇め尊ぶべきものなのだ。
この言葉は宗教っぽくに聞こえますが、禅の考え方に近いかもしれません。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズも禅に惚れ込んでいたみたいですが、禅について知りたい人は下の記事をご覧ください。