私はいつも、全てが勉強だと思っている。
成功体験も失敗体験も、すべてが人生の糧となります。
多くの成功者がこれと同じような考え方を持っているので、潜在意識に刷り込んでおきましょう。
サラリーマンの起業が難しいのは、彼らは社内で専門職として働いているからだ。
サラリーマンはスペシャリストとして雇用されていますが、起業家はゼネラリストなので、特性が真逆だといえます。
ゼネラリストとは、幅広い知識に精通した多角的な視点を持つ人材のこと。
スポーツ選手でいえば「ユーティリティプレイヤー」が起業家に向いている人と言えます。
そのような人の特徴は、とにかく好奇心旺盛なことです。
好奇心旺盛な人は知識の吸収も早いので、ユーティリティプレイヤーになりやすいのです。
ビジネスでもそうだが、軍隊では上官が背後の味方から撃たれることが多い。
これは「フレンドリーファイア」と呼ばれていますが、戦死者の10%ほどは味方の誤射だと言われています。
このような現象が起こるのは、チームリーダーの責任です。
リーダーが無能だと、チームメンバーや従業員をうまく活用できないので、ビジネスが最適化しないのです。
皆さんに実践して欲しいのが「FOCUS(集中)」するということだ。
一般的には「分散投資をするべき」と言われますが、ロバート・キヨサキは「集中投資をするべき」だと語っています。
分散投資をすればリスクも分散するので、一見良いような気がしますが、知識の習得にも時間が掛かるし、管理も大変になるので、投資するジャンル(分野)は絞り込むようにしましょう。
起業家はチャンスに着目する。
従業員はお金や人材、時間など資源の問題にとらわれる。
- ○○があったらできるのに…
- ○○がないからできない
このような考え方は”起業家思考”ではありません。
もしチャンスがあるなら「どうすれば実現できるか?」を前向きに考えましょう。
ビジネスの世界では、「群れの先頭に立たなければ、景色はずっと変わらない」と言われる。
起業家として成功するためには”一番”にならなければいけません。
なぜかといえば、ビジネスでは勝つために戦うからです。
顧客から「あなたが一番だ」と言われることが、その証になるでしょう。
未来を見通す「ビジョン」のないリーダーシップなどありえない。
事業を成功させるためにはビジョンが必要です。
そしてビジョンを実現させるためにはリーダーシップが必要です。
つまりビジョンのないリーダーシップなどあり得ないのです。
好景気の後にはいつも不景気がやってくる。
「景気サイクル」という言葉がある通り、好景気と不景気は交互に繰り返します。
それは歴史が証明しているので、疑いのない事実だと思います。
それであれば、不景気に備えることも大切でしょう。
金持ち父さんが私に教えてくれたビジネスを成功させる秘訣のひとつは、業績の良い時にはコストを節約し、業績の悪い時には支出を増やすことだった。
一般的な考えはこの言葉と真逆な気がしますが、これはビジネスの真理を突いている名言だと思います。
業績が良い時というのは、景気が良い時だと思います。
そのような時には物価が上がっているので、広告宣伝費も仕入れ価格も高くなっていますが、業績の悪い時は不景気なので、モノの値段が下がっています。
「ホテル業界の雄」と呼ばれるアパホテルは、不景気で不動産が投げ売りされている時、安値での大量買いを実行して急成長しました。
そういう時こそ攻めるチャンスだと金持ち父さんは伝えたかったのです。
ビジネスが上手くいってようがいまいが、プロモーションや広告宣伝、セールス活動を決してやめてはならない。
ロバート・キヨサキは、金持ち父さんから「プロモーションの効果が出るのは6週間後だ」と教わったそうです。
つまり効果が出るのには少し時間がかかるということです。
営業活動は辛抱強くやらなければいけないので、すぐに効果を期待するのは間違っていると思います。
もし販路拡大に課題感があるなら、弊社のご提供するside bizz(サイドビズ)をご利用ください。