人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ。
<ロバート・フロスト>
ロバート・リー・フロストはアメリカ合衆国の詩人です。
「人付き合いのコツとは?」「どうすれば人間関係は良くなる?」と考えるかもしれませんが、その答えは意外とシンプルなのかもしれません。
人が私のことを知らないということなどは気にかけず、私自身が人のことを知らないということを気にかけよ。
<孔子>
孔子の名言は、論語にたくさん残っていますよね。
人間は社会の中で生きているので、どうしても人目を気にするはずです。
しかし本来は無視して良いことなのです。
重要なことは、人の目を気にしながら生きることではなく、周りの人の個性を認める事なのです。
孔子の名言集を知りたい人は、下の記事もご覧ください。
真の友人は正面から君を刺す。
<オスカー・ワイルド>
オスカー・ワイルドは、アイルランド出身の詩人、劇作家です。
「正面から君を刺す」というのは隠喩で、「正面から意見を言う」とか「真っ正面を向いて反応する」という意味が含まれています。
これができるのは信頼関係があってこそなので、まさに「真の友人」と言えるでしょう。
あなたの周りにいる人、あなたの周りにある物。
すべてがあなたの先生です。
<ケン・ケイエス・ジュニア>
アメリカの自己啓発講演家であるケン・ケイエス・ジュニアの名言です。
これだけ謙虚な姿勢になれれば、きっと周りの人から好かれる人間になれるでしょう。
人と話をする時は、その人自身のことを話題にせよ。
そうすれば、相手は何時間でもこちらの話を聞いてくれる。
<ベンジャミン・ディズレーリ>
イギリス首相経験者のベンジャミン・ディズレーリは、コミュニケーションに長けていたのだと思います。
これはコミュニケーションの基本ですが、自分の話をするよりも、人の話を聞いた方が良いと言われています。
上手な人付き合いがしたい人は「聞く力」を身につけましょう。
自分がわからないものを一生懸命に説いても、わかるはずがない。
<今東光>
今東光(こんとうこう)は、横浜生まれの小説家です。
人に何かを伝える場合、自ら経験したり理解しているモノの方が、具体的に伝えることができます。
なぜかと言うと、生身の感想を伝えることができるからです。
その方が深い話になるので、会話も弾むことでしょう。
逆にインターネットで見ただけの情報は、表面上の話になるので、イマイチ盛り上がりません。
人間としての深みを追求していきましょう。
1年前の悩み事言える人いますか?
いたら手を上げてみて。
いないでしょ?
<斎藤一人>
「銀座まるかん」創業者である斎藤一人の名言です。
斎藤一人は長者番付にもランクインしていたほど、名実ともに「成功者」と言えるような実業家です。
とてもシンプルな言葉ですが、ハッとさせられる言葉ですよね。
日常の悩みなど小さなモノなのです。
人間、馬鹿は構いません。
だが、義理を知らないのはいけません。
<久保田万太郎>
久保田 万太郎は、日本の小説家、劇作家として活躍した人物です。
「義理」というのは日本人特有の感覚かもしれませんが、全ての日本人が大切にしている感情でもあります。
「武士道精神」と言い換えることもできますが、もし理解できていない人は新渡戸稲造の「武士道」をご覧ください。
自分が最低だと思っていればいいよ。
一番劣ると思っていればいいの。
そしたらね、みんなの言ってることがちゃんと頭に入ってくる。
<赤塚不二夫>
赤塚不二夫は「天才バカボン」などを残した、日本の漫画家です。
最後に「それでいいのだ!」と締めくくられそうな名言ですよね。
まとめ
ここまで人付き合いに関する偉人の名言をご紹介してきました。
人間関係を構築することは決して簡単なことではありませんが、時間を要すればきっと素敵な友人に出会えることでしょう。
ここでご紹介した名言にもありましたが、たくさん友人を作る必要はありません。
人生における「本当の友達」というのは2人~3人くらいだと言われています。
むしろそれ以上多い場合には、表面上の付き合いだったり、気心知れない部分があるはずです。
全ての人と分かち合ったり、理解し合うのは無理な話なので、それを前提にした人付き合いをしてみてください。