冗談は、しばしば真実を伝える手段として役立つ。
<フランシス・ベーコン>
フランシス・ベーコンは、アイルランド生まれのイギリス人画家です。
この言葉は、まさに人付き合いをうまくやるための格言と言えるでしょう。
なんでもかんでも真っ正面からストレートに伝えるのではなく、時折冗談まじりに伝えた方が良い場面もあるはずです。
この名言は人と円滑なコミュニケーションをするために、ぜひ覚えておきたい言葉だと思います。
我々を助けてくれるものは、友人の援助そのものというよりは、「友人の援助がある」という確信である。
<エピクロス>
これは人間同士の信頼関係を表現した名言だと思います。
「仲間がいる」というのは非常に心強いものです。
信用とは鏡のようなものである。
一度ひびが入ったら元通りにはならない。
<アンリ・フレデリック・アミエル>
アンリ・フレデリック・アミエルはスイスの哲学者です。
哲学者らしい真理をついた名言だと思います。
プライベートでもビジネスでも、一度失ってしまった信用を取り返すのは、とても難しいことなのです。
全ての幸福な家庭はお互い似通っているが、不幸な家庭はどれもがそれぞれの流儀で不幸になっている。
<トルストイ>
幸福といえば「家族と過ごせる」「笑い合える家族」「何不自由なく安全に生活できる」など似通っていると思いますが、不幸の定義は人によって違うはずです。
- 家族と過ごす時間がない
- お金がない
- 住む家がない
- 自家用車がない
- 子供がいない
このように千差万別なのです。
そう考えた場合、それは不幸ではなくて、単なる課題なのかもしれません。
もし課題解決できない人がいたら、その課題が解決できるように手助けしましょう。
みんなちがって、みんないい。
<金子みすゞ>
金子みすゞは、大正時代末期から昭和時代初期にかけて活躍した日本の童謡詩人です。
この時代に”個性”を主張するなんて、先進的な考え方の人物だったのでしょう。
「ダメな子」とか「悪い子」なんて子供は一人だっていないのです。
もしそんな子供がいるとしたら、それは子供達をそんなふうに見ることしかできない、大人たちの精神が貧しい。
<手塚治虫>
日本漫画の巨匠「手塚治虫」が残した名言です。
子供向け漫画を書いていた人だからこその視点だと思います。
敵を許すことだ。
だが決してその名を忘れるな。
<ジョン・F・ケネディ>
何かで他人と口論になったり、友人と喧嘩した場合、基本的には無条件で許すことが大切だと思います。
なぜかと言うと、相手のことを認めなければ、自分のことも認めてもらえないからです。
しかし、その人のことを信頼するのは止めた方が良いと思います。
いざという時に裏切られる可能性があるからです。
他人の自由を否定するものは、自らも自由になる資格がありません。
<エイブラハム・リンカーン>
「奴隷解放の父」と呼ばれる第16代アメリカ合衆国大統領です。
リンカーンらしい、自由と主権を尊重した名言だと思います。
誰かが嘘をついていると疑うなら、信じたふりをするが良い。
そうすると彼は大胆になり、もっとひどい嘘をついて正体を暴露する。
<ショーペンハウアー>
なんとも皮肉めいたショーペンハウアーの名言ですが、真理をついているような気がします。
他人の正体を見定める場合には、効果的なのかもしれません。
何事でも人々からしてほしいと思うことは、人々にもその通りにせよ。
<イエス・キリスト>
キリスト教の始祖であるイエス・キリストが残した言葉です。
新約聖書に書かれている「与えよ」という言葉の意味を解説しているのだと思います。
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