生きていくのは大変ですよね。
仕事でも家庭でも恋愛でも、日常的な悩みが尽きないと思います。
そんな時は自信を無くしてしまうかもしれませんが、あなたを助けてくれる名言がたくさんあるのです。
そこで今回は、自分の人生と向き合いながら、前向きに過ごせる名言集をご紹介したいと思います。
短い言葉を厳選したので、ぜひ最後までご覧ください。
前向きな人生を送れる名言集
私は貧乏だったことがない。
ただ金欠だっただけだ。
貧乏とは心の在り様を言い、金欠とは一時的な状況を言う。
<マイケル・トッド>
マイケル・トッドは、ハリウッドで活躍した映画プロデューサーです。
ハリウッドの黄金時代を築いた一人なので、金儲けは上手だったと言えるでしょう。
トッド曰く、「貧乏と金欠は全く別物」だと言うのです。
ほとんどの人は「お金がない…」と悩んでいますが、それは一時的なものなので、必ず乗り越えることができるのです。
僕にとってね、勉強なんてものはないんだ。
学ぶものは何もないの。
楽しむだけでいいんだ。
<甲本ヒロト>
人気ロックバンド「ザ・ブルーハーツ」のボーカリストである甲本ヒロトの名言です。
ロックバンドのボーカリストなので、なんとなく破天荒なイメージがありますが、この言葉はとても哲学的だと思います。
「人生とは、自分の好きなことをただ突き詰めるだけ」という道筋を示してくれる言葉だと思います。
遊んで遊んで遊びつくせば、何かに突き当たって、つかむものがある。
<今東光>
僧侶であり作家でもある今東光(こんとうこう)の名言です。
「遊ぶ」というのは隠喩なので、その裏側には様々な意味が隠れています。
しかし、言いたいことは「行動する」ことなのだと思います。
とにかく行動さえすれば、人生は何かしら前進するものなのです。
まだ笑うことが出来る限り、彼はまだ貧乏ではない。
<アルフレッド・ヒッチコック>
「サスペンスの帝王」と称されたイギリスの映画監督です。
お金がないということは一般的に「貧乏」と言われますが、笑うことができれば、それだけで豊かなのです。
つまり、笑える自由があるということです。
心にゆとり&余裕がある人は、それだけで豊かなのです。
キュウリを植えればキュウリと別のものが収穫できると思うな。
人は自分の植えたものを収穫するのである。
<二宮尊徳>
二宮尊徳は、学問の神様と言われている人です。
そのような人が発する言葉には、やっぱり重みがありますよね。
この格言は「努力する方向性を間違えない」ことを諭した言葉だと思います。
人間は努力した分だけ成長できる生き物です。
逆説的に言うと、努力しなかった部分は伸びないということです。
生きる時間は限られています。
自分が得意な部分だけを伸ばしましょう。
モチベーションという概念は、希望に繋がっていなければならない。
<村上隆>
モチベーションは将来への希望です。
希望は人間が生きる糧です。
それをやりきれば、絶対に明るい未来が開けると思えなければ、前進するためのモチベーションが湧いてきません。
なので、人間が行動する原動力となるのは希望なのです。
金が無いから何もできないという人間は、金があっても何もできない人間である。
<小林一三>
阪急グループの創業者である小林一三(こばやしいちぞう)が残した名言です。
この言葉は、行動する大切さを説いています。
いろいろ言い訳するのではなく、とにかく行動するようにしましょう。
この世に生を受けたのは親の恩による。
この身体は親の一部であることを決して忘れてはならない。
<上杉鷹山>
名君として知られる米沢藩主「上杉鷹山(うえすぎようざん)」の言葉です。
自殺する人が後を絶ちませんが、自分の身体は親と一心同体なのです。
自分を傷つけることは、親の身体を傷つけると同義なのです。
人間とは、自分が他人より劣っているのは能力の為でなく、運のせいだと思いたがるものだ。
<プルタルコス>
プルタルコスは、ローマ帝国時代の作家です。
多くの英雄たちを研究した結果、彼らが活躍したのは決して運のせいではないと悟ったのでしょう。
めったに起きないような大きな幸運で、人間が幸せになることはほとんどない。
幸せは日々の小さな前進が運んで来てくれるのである。
<ベンジャミン・フランクリン>
ベンジャミン・フランクリンは、アメリカ合衆国の政治家です。
非凡でマルチな才能を発揮したフランクリンですが、雷が電気であることを証明した人物でもあります。
そのような大発見をした人物なので、日々の積み重ねが大切なことを理解しているのでしょう。
運命は神の考えることだ。
人間は人間らしく働けばそれで結構だ。
<夏目漱石>
人間は将来起こることを把握できません。
そのようなことを考えるくらいなら、今現在を精一杯頑張った方が良いのです。
ツキというのは明らかに一番確実性が薄いので、全力を尽くした後であてにすべきだ。
<エルヴィン・フェルトナー>
人生は行動によって変えることができます。
努力してない人ほど、運とかツキを当てにするのです。
そうではなく、まずは行動することが大切なのです。
人生については誰もがアマチュアなんだよ。
誰だって初参加なんだ。
初めて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ。
<伊坂幸太郎>
何事についても、初参加なら失敗して当たり前だと思います。
そのようなシチュエーションの場合、決して「自信がないから…」と尻込みする必要はなく、失敗して落ち込む必要も無いでしょう。
全力を尽くして、堂々と失敗すれば良いのです。
それがあなたの人生にとっての糧になります。
馬鹿になれ、とことん馬鹿になれ。
恥をかけ、とことん恥をかけ。
かいてかいて恥かいて、裸になったら見えてくる。
本当の自分が見えてくる。
<アントニオ猪木>
プロレス界のスーパースター「アントニオ猪木」の名言です。
猪木は言います…
余計なプライドは脱ぎ捨てるべきだと。
下手なプライドがある限り、人間は本気を出すことができないのです。
せめて自分ぐらい自分を褒めて認めてあげないと、自分が救われない。
自分の味方になれるのは自分だけ。
<美輪明宏>
自分のことを一番よく知っているのは自分自身です。
自分だけは自分のことを認めなければいけないのです。
「今が最悪の状態」と言える間は、まだ最悪の状態ではない。
<ウィリアム・シェイクスピア>
本当に最悪の状態に陥った場合、「最高」とか「最悪」なんて感情を抱く余裕はありません。
そのように考えられるなら、まだ余裕があるということです。
苦しむことから逃げちゃイカン。
人生はずっと苦しいんです。
苦しさを知っておくと、苦しみ慣れする。
これは強いですよ。
<水木しげる>
勝手に希望を抱いたり、明るい未来を描くことは、自分を追い詰めることになるかも知れません。
そうではなくて、人生とは理不尽であり、苦しいものだと思いましょう。
つまり100点をイメージして減点していくよりも、0点(どん底)から加点していく方が、生きる上では楽なのです。
右手が駄目になったら左手を使え。
手が駄目になったら右足を使え。
右足が駄目になったら左足を使え。
それは駄目になったら頭を使えよ。
それでもダメだったら呪ってでも倒せ。
それが極真だよ。
<大山倍達>
極真空手の創始者である大山倍達(おおやままさたつ)の名言です。
格闘家らしい、相手を倒す執念が感じられる言葉ですよね。
これだけ物事を突き詰めることができれば、それは幸せなのでしょう。
野球が上手くなりたいのなら、いい道具を持て、グラブを磨け、宿題をちゃんとやれ。
<イチロー>
日米で活躍したプロ野球選手「イチロー」の名言です。
野球が上手くなるためには、一生懸命練習するのは当たり前ですよね。
そのための準備が大切なのです。
良い道具を持ったり、グラブを磨くことは当たり前ですが、宿題をすることも大切なのです。
きちんと宿題をすれば、効率的な学習ができるはずなので、そのぶん野球の練習ができる時間も増えるはずです。
どうすれば一番効率的に目標達成できるのかを考えましょう。
どんなバカげた考えでも、行動を起こさないと世界は変わらない。
<マイケル・ムーア>
ドキュメンタリー映画監督「マイケルムーア」の名言です。
この言葉の中にある「世界」というのは「自分」に置き換えることもできると思います。
どんなことでも、行動しなければ何も変わらないのです。
状況?
何が状況だ。
俺が状況をつくるのだ。
<ナポレオン・ボナパルト>
フランス皇帝「ナポレオン・ボナパルト」の言葉です。
一般市民から皇帝にまで上り詰めた人の言葉は重みがありますよね。
自分の意思で状況を打開する大切さを教えてくれる名言だと思います。
なりたかった自分になるのに、遅すぎるということはない。
<ジョージ・エリオット>
イギリスの女流作家であるジョージ・エリオットの名言です。
人間はいつだって変わることができるのです。
そのためには行動することが大切だと思います。
私は常に学んでいる。
墓石が私の卒業証書だ。
<アーサー・キット>
アメリカの黒人女性シンガー「アーサー・キット」の言葉です。
毎日一歩ずつでも前進していきましょう。
その結果が「●●を成した人」と墓石に刻まれるのです。
今戦えない者に、次とか来年とか言う資格はない。
<ロベルト・バッジョ>
イタリアサッカー界を代表するファンタジスタ「ロベルト・バッジョ」の名言です。
今を一生懸命生きることが、将来に繋がっていきます。
先延ばしにしないで、今全力で取り組みましょう。
破壊無くして創造なし。
悪しき古きが滅せねば誕生はなし。
時代を開く勇者たれ。
<橋本真也>
「破壊王」と呼ばれたプロレスラー橋本真也の言葉です。
これはイノベーションについて語った名言だと思います。
イノベーションとは「革新」を意味する言葉で、何か新しく創造することを指します。
しかしその裏には古い習慣や文化を壊す「破壊」が隠れているのです。
それをするにはとても勇気がいるはずです。
そのような勇気を持っている人だけがイノベーターになれるのです。
型ができていない者が芝居をすると「型なし」になる。
型がしっかりした奴がオリジナリティを出せば型破りになれる。
どうだ、わかるか?
難しすぎるか?
結論を言えば型を作るには稽古しかないんだ。
<立川談志>
自らが「型破り」な落語を体現していた立川談志の名言です。
談志は稽古を重要視していたと言われます。
稽古なのだから、最初は模倣でいいのです。
稽古で型が出来上がったら、そこから自分の型に作り変えていくのです。
木を切り倒すのに6時間もらえるなら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やしたい。
<エイブラハム・リンカーン>
アメリカ合衆国第16代大統領であるエイブラハム・リンカーンの言葉です。
この言葉は準備することの大切さや、自分磨きをすることの大切さを教えてくれます。
チャンスが来た時、準備が足りなければ、そのチャンスを無駄にしてしまいます。
しっかり自分磨きをしておくことが大切なのです。
歴代アメリカ大統領の名言は以下の記事をご覧ください。
はやく死んでしまえ。
こう言われて悔しかったら、生きてみろ。
<柴田錬三郎>
柴田 錬三郎は、直木賞を受賞した日本の小説家です。
この名言はハッとさせられる言葉ですよね。
「はやく死んでしまえ」と言われて悔しいのは、きっと「生きたい!」と思っている証拠なのです。
この世に生を受けたこと、それが最大のチャンスじゃないか。
<アイルトン・セナ>
アイルトン・セナは3度ワールドチャンピオンに輝いた伝説的なF1ドライバーです。
レース中に起こった不慮の事故で若くして亡くなりましたが、それが逆に、この言葉の重みにつながっている気がします。
すべてが失われようとも、まだ未来が残っている。
<クリスチャン・N・ボヴィー>
明日がある限り、きっと挽回できるはずです。
たとえ失敗したとしても、人生は何度でもやり直せるのです。
希望に生きる者は常に若い。
<三木清>
日本の哲学者である三木清が残した名言です。
何かやりたいことがあったり、将来の目標を持っている人は、生き生きしていますよね。
そのような人は、たとえ外見が老いたとしても、心の中は若いままなのです。
義を見てせざるは勇なきなり。
<孔子>
「義」とは正義を意味しています。
そして「勇」とは勇気を意味しています。
つまり「人として行うべき正しいことを理解していながら、それをやらないのは臆病者である」という言葉なのです。
この言葉を座右の銘にしている人は多いので、おすすめの名言だと思います。
孔子の名言集は下の記事をご覧ください。
下らなく過ごしても一生、苦しんで過ごしても一生だ。
それなら苦しんで生々と暮らすべきだ。
<志賀直哉>
志賀直哉は、明治~昭和にかけて活躍した小説家です。
人生は一度きりです。
その過ごし方を決められるのは自分だけなのです。
健康は第一の富である。
<エマーソン>
お金や人脈は無くなってしまうかもしれませんが、健康な身体さえあれば、何度でもやり直しがきくのです。
つまり、健康は自分にとっての資産なのです。
食生活に気をつけて、適度な運動をして、健康を維持するように努めましょう。
記念碑をほしがらない人だけが記念碑に値する。
<W・ハズリッド>
偉業を成し遂げた人は、記念碑など欲しがらないと聞きます。
なぜかと言うと、自分の偉業をみんな知っているし、それによって世の中が変わったので、それ自体が証になっているからです。
そのようなインパクトを社会に与えられる人になりましょう。
青春の特権といえば、一言を以ってすれば無知の特権であろう。
<三島由紀夫>
年を取ると、様々な知識やしがらみが増えていくので、なかなか行動できなくなります。
それと比較して、若い頃は無知なので、何でも挑戦できるはずです。
これは若さゆえの特権だと言えるでしょう。
諦めは日常的な自殺である。
<オレノ・ド・バルザック>
バルザックは19世紀を代表するフランスの小説家です。
とても刺激的な名言ですが、これくらいインパクトがあったほうが心に刺さるかもしれません。
一生懸命努力することが、人生を充実させる秘訣なのです。
他人が笑おうが笑うまいが、自分の歌を歌えばいいんだよ。
<岡本太郎>
人の目なんて気にする必要はありません。
自分のやりたいことを、自己責任でやれば良いだけなのです。
あなたの人生は、あなた自身の力で作り上げるのです。
他人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ。
<アインシュタイン>
「幸せとは何でしょうか?」
この質問に答えてくれる名言だと思います。
幸せになるためには「自分が幸せになる」ことを目指してしまいますが、実は「他人を幸せにすること」こそが大切なのです。
人間は生きている間に、十分仕事もし、十分生活も楽しんでおけば、安心して死ねるのではないかと思う。
<菊地寛>
菊地寛は、小説家として活躍しながら、文藝春秋社を創業した人物です。
「どうすれば充実した人生を送れるのか?」
これは誰もが考えることですが、このような考えるのは、必ず「死」が待ち受けているからです。
つまり、人生には終わりがあるので、それまでどう過ごせば良いのか迷ってしまうのです。
その答えを教えてくれる名言だと思います。
僕の前に道はない。
僕の後ろに道はできる。
<高村光太郎>
高村光太郎は、日本を代表する彫刻家であり画家として活躍した人物です。
将来なんて誰にもわからないのです。
あるのは過去だけです。
その過去が点となっていき、全ての点が線となって繋がるのが人生なのです。
夢はでっかく。
根は深く。
<相田みつを>
大きな夢を持つのは良いことですが、地に足がついていなければ実現できません。
しっかりとした土台があってこそ、夢は叶うのです。
我思う、ゆえに我あり。
<ルネ・デカルト>
デカルトはフランス生まれの哲学者ですが、絶対的にな真理を追求した結果、たどり着いたのがこの名言です。
例えば、世の中に存在する全てのものを証明しようとした場合、なかなか難しいことに気づきます。
- この世界が5分前に出来上がった世界でないことを証明できるか?
- 今見ている風景がデジタル情報でないことを証明できるか?
- 目の前にあるコップが、そこに存在していることを証明できるか?
仮想現実という考え方に基づいた場合、これらは全て証明することができないのです。
しかし、今ここに「考えている自分がいる」ことだけは真実なので、自分が存在することは証明できたのです。
つまり、自分で考えて物事を決められるのは真理なので、生きる上での絶対的な真理とは「自分の判断で、自分の人生を決める」ということになるのです。
考えるな、感じろ。
<ブルース・リー>
ブルース・リーは、代表作「燃えよドラゴン」などに出演していた中国系映画俳優です。
色々考えてしまうと、なかなか行動することができません。
なので、時には直感に頼るのも良いでしょう。
常識とは、十八歳までに蓄えられた偏見の集大成である。
<アインシュタイン>
科学者らしい名言ですよね。
常識にとらわれて、人の意見に耳を貸さないのは良くないことです。
偏見というフィルターを取り外すことで、見える世界が広がるのです。
過ぎたことで心を煩わせるな。
<ナポレオン・ボナパルト>
いつまでもクヨクヨするのはやめましょう。
失敗を反省するのは良いですが、過去に囚われるのはマイナスでしかありません。
明るい未来を見据えて前進しましょう。
まとめ
たとえ生きていくのが辛くても、人は前進しなければいけません。
ここで紹介した言葉は、弱気になったあなたの背中を、後ろから押してくれる名言ばかりだったと思います。
人間は考え方次第で、その行動まで変わっていきます。
何事もネガティブに考えるのではなく、ポジティブに捉えていきましょう。
この記事で紹介した偉人達の名言を参考にしてみてください。