営業の朝礼鉄板ネタを探そう!モチベーションアップさせるやり方とは?

営業職にとって朝礼は一日の始まりであり、その日の売上を左右するほど大切なものです。

そして営業という仕事は、モチベーション次第で結果が全く変わってくる職種なので、それであれば朝礼を上手に活用したいですよね。

そこで今回は、朝礼で営業マンのモチベーションをアップさせるやり方、鉄板ネタなどについて解説していきたいと思います。

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朝礼でモチベーションを上げる

「朝礼はやる意味がない」と言われることもありますが、モチベーションアップのために最適なツールであることは疑いの余地がありません。

特に社長や事業部長など、直属の上司からの一言には絶大な効果があります。

例えば、できない営業パーソンを叱咤すれば、プレッシャーを感じガムシャラになって数字を作るでしょうし、逆に激励すれば伸びるタイプの営業マンもいます。

叱咤激励(しったげきれい)は、潜在意識の中にある「認められたい!」という承認欲求を満たしてくれるので、上手く使えばモチベーションアップに繋がるだけでなく、たとえ挫折や失敗があったとしても前向きに仕事を進められるようになるのです。

盛り上がる朝礼にする

営業職という仕事はフィールドセールスが多いので、朝礼で顔を合わせる時間はとても貴重な場になります。

仲間からのねぎらいや激励の言葉には、「今日も一日頑張ろう!」と思わせる効果が十分あるからです。

会社にいる時間と上司&同僚とのコミュニケーション量は少なからず比例しますが、少しの時間でも一体感が生まれれば「私は一人じゃない!」と感じられたり、社内のつながりを強くすることもできます。

そのようになる理由は、縦の繋がりだけでなく、横の繋がりを作ることによって「同じ目標を持つ戦友」を手にする事ができるからです。

また、朝礼の締めくくりに営業目標を復唱するだけでも効果は抜群です。

毎朝目標を復唱することによって目指すべきモノを明確に理解できるので、個人の意思や責任感、モチベーションアップに効果的だと言われているのです。

  • 会社や上司はどんな戦略を描いているのか?
  • 会社が目指すビジョンとは何なのか?
  • どんな考えで指示しているのか?

などを理解する貴重な機会にもなり得るのです。

朝礼の内容はどうする?

朝礼は社員に”苦痛を与える”ものであってはいけません。

果たして、あなたの会社で「朝礼の時間が大好き!」「朝礼は絶対必要!」と言ってくれるメンバーは何人ほどいるでしょうか?

ダラダラと同じ話をしたり、資料に書かれていることをただ読んでいるだけ、叱咤激励ばかりをいつも繰り返しているようでは朝から疲れてしまいます。

このような朝礼は”単なる苦行”なので、必ず目的がある朝礼にしなければいけません。

朝礼の目的とは?

朝礼の目的は大きく分けて3つあると言われています。

朝礼の目的
  1. 要点をまとめて伝える
  2. モチベーションを上げる
  3. 情報を与える

これらを順に解説していきたいと思います。

要点をまとめて伝える

「要点をまとめて伝える」ことは、業務に直結する注意点や、目指すべき目標などを伝える事を意味しています。

私情や笑いは挟まずに、伝えるべきことを簡潔に言う事がポイントになります。

この連絡事項が伝わっていない営業マンは、一日の生産性が低くなってしまうので注意しましょう。

もし不信感を持ったら、その営業パーソンに質問して理解度を確認することも必要です。

朝の連絡事項とは、その日のパフォーマンスを変えるほど重要な作業なのです。

モチベーションを上げる

次に「モチベーションを上げる」朝礼の内容についてです。

みんなの興味を引くような時事ネタや、テレビや新聞で見たこと、実際に経験した楽しい話や失敗談を交えながら、一見業務に直結しないような雑談の中にも「気付き」を与えましょう。

直接的に言うことは教育上良くないので、まわりくどいですが例え話を活用した方が無難です。

また、全員がチームメンバーであることを自覚させることによって、「自分も頑張らなきゃ!」と思わせることができます。

情報を与える

次に「情報を与える」ということですが、業務に役立つ情報を幾つか準備しておき、その日に最もふさわしい内容をピックアップして話すのが良いでしょう。

例えば、営業目標を数値として定めた場合、その目標を達成するためのコツやテクニックを与えるということです。

そして、今日売る商材のセールストークに使えそうなネタも同時に提供します。

実がこれができると「優秀な上司」と言われ、できないと「ダメ上司」と言われるほど重要なポイントなので、ぜひ押さえておきましょう。

また、朝礼の最後には頑張っている社員に向けてのねぎらいの言葉や、感謝の気持ちを述べると士気が向上し、仕事の効率アップを図ることができます。

朝礼のネタ探しはどうする?

朝礼のネタを探すのに、一番有効なツールはやはり新聞(朝刊)だと思います。

インターネットの情報は嘘や偽りがあるかもしれませんし、信頼が置ける媒体は今でも新聞だと思います。

その中でも特に日本経済新聞(日経新聞)は外せないメディアですよね。

大手企業のビジネスパーソンは、必ずと言っていいほど日経新聞を読んでいるので、自分も読んでおけば話がかみ合う確率も上がります。

もし時事ネタを話す場合には、朝礼する当日又は前日夜の真新しいニュースを取り上げるのが良いでしょう。

なぜかというと、新しい時事ネタは聞いている人の興味を引き付けるのに最適だからです。

まだ広く周知されていないネタであれば、その効果は絶大です。

新聞は三面記事だけでなく一般人の投稿記事や新聞に掲載されている広告など、全ての記事に目を通すと面白いネタや興味深い雑学を得ることができます。

朝礼の鉄板ネタを探す

朝礼には鉄板ネタが必要だと言われています。

例えば一見すると業務には関係ない最新トレンドやスポーツをネタにすることもできますし、どのような内容でも営業時のネタに変える事ができます。

さらに、様々なジャンルのトレンドや傾向を知ることで、経済全体の動向を知ることにも繋がるので、営業活動にもプラスに働いてきます。

また、新聞だけでなくテレビやインターネット上の情報や、本&雑誌から得た雑学もネタの宝庫になります。

しかし、ネット上には信頼性の低い情報が転がっているので、ある程度の事実確認を行ったり、信用できるメディアの情報だけをピックアップするなど工夫が必要だと思います。

上司や同僚からネタを仕入れる

他にもクライアントとの会話で役立つのが、上司や同僚の失敗談や成功事例です。

そこには経験に基づくリアルなネタが詰まっているので、新聞の時事ネタ以上に面白い話も聞けることでしょう。

  • 新聞ネタ
  • 鉄板ネタ
  • 時事ネタ

などの全てを営業の実務に役立てましょう。


やる気みなぎる朝礼をしよう!

元気な朝礼の代表例としては、「全員で声を出す」という方法があります。

例えば、営業目標や挨拶をみんなで復唱するだけでも全然違うと思います。

声を出しながらみんなで一致団結し、同じ事をするだけでも士気は上がりますし、営業目標を口にすることによって潜在意識や脳裏に言葉が残り易くなるという嬉しい副次効果も期待できます。

その時には声の大きさも重要なので意識しましょう。

口を小さくモゴモゴさせるだけでは効果が小さくなってしまうので、できるだけお腹の底から大きな声を出しましょう。

実際の活用例として、「飛び込み営業をしている会社」にはこのような朝礼がとても効果的だと言われています。

戸建て住宅に飛び込みセールスするのはとてもきつい営業活動なので、モチベーションを上げないと効果が出ません。

みんなで一致団結することで、朝一から士気を高めて、仕事の能率を最大化させているのです。

実際に、さの編集長の知り合いの会社では、飛び込み営業するセールスパーソンの士気を上げるため、朝から大声で朝礼をしたり、出かける前にはみんなでハイタッチする文化のある会社があります。

もちろん大声で叫ぶ必要はないのですが、せめて前に立つ人に届く程度の発声は欲しいところです。

話のつまらない朝礼では憂鬱な気持ちになったり、逆に眠くなってしまったり、苦痛を感じてしまうので、誰しも知っているような時事ネタ~初めて聞く雑学などを交えながら、営業パーソンにとってプラスになるような情報を提供しましょう。

チーム毎の朝礼も効果あり

チームワークを高める為にも、朝礼は効果的です。

営業はグループ単位で行われることも多いので、そのためのコミュニケーションが重要です。

全体朝礼と違って、業務前にチームごとの朝会を行うと、お互いの意思疎通がしやすくなって、効果的な情報を伝えることができるメリットがあります。

全社朝礼のように規模が大きいものだと、なかなか個々人のコミュニケーションが取りずらいですが、チーム単位にすると「伝わりにくい」というデメリットを解消することができるのです。

例えば一番オススメのやり方は、以下のような朝礼の流れになります。

全体朝礼⇒チーム単位の朝礼

全体朝礼の後にチーム内で朝会を行うと、朝礼内での話題から派生した新しいアイデアが生まれることも少なくありません。

ブレインストーミング以外にも必要事項の「ホウ・レン・ソウ」を確実に行う方法としても朝会は有効です。

小さな悩みや問題を放置せずに「報告・連絡・相談」ができる環境があるというのは、営業職においては大きな安心材料になります。

グループ単位で行う仕事の場合、全員が共有するべき情報を展開し合う良い機会にもなりますし、裏を返せば責任も共有し合うということになりますので是非行っていきたいところです。

お互いを尊重し合い、モチベーションを上げていくための有効なツールとしての朝礼は大きな付加価値を持ったものであるといえるでしょう。

朝礼のハウツー本を読む

ここまで、チーム力が団結する朝礼や、モチベーションアップする朝礼について解説してきました。

「もっと具体的に落とし込んでいきたい!」という場合には、市販されている書籍を読むこともオススメです。

特に新人マネージャーや経営者には必見の本がたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。

月刊朝礼が本気で考えた朝礼ネタ

「月刊朝礼が本気で考えた朝礼ネタ」は、創刊30年以上の歴史を持つ、朝礼専門誌 月刊朝礼の編集部が作った本です。

朝礼専門誌が存在しているなんて、なんか意外ですよね。

でも、本気で「朝礼」について考えている人達の意見は、とても参考になることばかりです。

  • 毎朝の朝礼ネタに悩む人
  • 朝礼を始めようか迷っている管理職
  • 朝礼に興味があるけれどやっていない経営者

上記のような人にお勧めできる1冊です。

月刊朝礼が本気で考えた朝礼ネタ
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朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100

「朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100」は、タイトル通りですが、そのまま使えるネタが具体的に記載されている本です。

  • アガリ症
  • 話しベタ
  • 人前で話すのが怖い

などの人にネタを提供してくれるので、とても頼りになる助っ人といった感じになっています。

この本を読むと「ネタの作り方」も同時に学べるので、雑談スキルの向上に役立つこと間違いなしです。

朝礼・スピーチ・雑談 そのまま使える話のネタ100
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すごい朝礼

「すごい朝礼」は、年間約1万人も見学に訪れる、居酒屋「てっぺん」の朝礼ノウハウを記載した本です。

もちろん著者は株式会社てっぺん 代表取締役の大嶋啓介 氏です。

テレビや雑誌など数多くのメディアで取り上げられて大きな注目を集めた朝礼は、日本に限らず海外からも視察団がくるほどです。

本書には著者達が、10年以上にわたって実践し続けてきた「朝礼」のやり方と理論的解説がすべて書かれています。

まさに、部下を持つマネージャーは必見と言える一冊ですね。

すごい朝礼
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