老子の名言11

無の以って用をなせばなり

この言葉は、「何もなくても、それでなんとかなる」という意味の名言です。

あなたが暮らす部屋の中を想像して欲しいですが、物がたくさんありすぎると、それ以上モノを運び込むことができませんよね。

もちろん身体を休めることもできません。

なので、モノは少なければ少ないほど良いのです。

何も無いことを貧しく感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

モノが少ないことは可能性の塊(=余裕がある)なのです。


老子の名言12

この道を葆(たも)つ者は、盈(み)つるを欲せず

常に100点満点(=盈つる)を取り続けるのは大変ですよね。

「60点くらい取れれば十分」という気持ちで生きた方が、きっと幸せになれると思います。


老子の名言13

聖人は積まず

「積むもの」とは不満や不安のことです。

つまり、幸せな人は不満や不安を溜め込まないのです。

シンプルな話ですが、これが実践できれば、きっとあなたも幸せになれるはずです。


老子の名言14

私を少なくし、欲を寡(すくな)くす

私とは「私心」のことです。

私心をなくして、欲を少なくすれば、人との争いが無くなるはずです。

逆にその心が強くなると、悩み事が増えるはずです。

十分注意しましょう。


老子の名言15

我恒に三宝あり、持してこれを宝とす

  • 誰に対しても慈しみを持つこと
  • どんな人に対しても情け深くあること
  • 争いで傷ついた人に心を寄せる気持ちを持つこと

これが老子がいう”3つの宝”です。


老子の名言16

知らずして知れりとするは、病なり

知ったかぶりをしたり、わかったつもりで過信することは、「もはや病気である」と老子は言っています。


老子の名言17

大いなる者は、よろしく下となるべし

優秀な人は、わざわざ偉ぶったり、虚栄を張る必要がありません。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という格言もありますが、そのような生き方が理想的なのです。

ことわざが好きな人は下の記事もぜひご覧ください。


老子の名言18

功を成し事を遂げ、而して百姓は我自ら然りと謂う

これはリーダーが知っておくべき考え方について語った名言です。

部下には「やらされた」と思われるのではなく、「自分で成し遂げた」と思わせるのが優れたリーダーなのです。


老子の名言19

矜(ほこ)らず、故に能く長ず

優秀な人は周りに自慢しないので、かえって評価されるケースが多いです。

あるがままに生きるということは、余計なことをしないことなのです。


老子の名言20

光りて輝かず

この言葉は「能ある鷹は爪を隠す」と同じ意味の名言です。

あえて才能を見せない賢さを語ったのです。




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