箕輪厚介といえば、幻冬舎の編集者として有名ですよね。
2017年にはNewspicks Book(ニュースピックスブック)を立ち上げて、その編集長にも就任しました。
出版不況と言われる現在でも、数多くの大ヒットを生み出していて、そのビジネス手腕は疑いの余地がありません。
そこで今回は箕輪厚介の名言集をご紹介したいと思います。
どうすればビジネスで結果が出せるのか?
どう考えれば良い仕事ができるのか?
など、仕事にまつわるエッセンスが豊富な言葉ばかりなので、ビジネスパーソンはぜひご覧ください!
箕輪厚介の名言まとめ
もともと僕は努力型でもエリート思考の持ち主でもない。
箕輪厚介は「大学時代は1秒も勉強していない」「双葉社ではダメサラリーマンとして過ごしていた」と語っていますが、編集者という仕事に就いてからは仕事に熱狂して、一気にブレイクしたそうです。
何をやりたいか、何をやっているか、明確に答えられる人間であれ。
これは「自分の意思を持て!」ということだと思います。
仕事上で”作業”をするのと、自ら考えて”仕事”をするのとでは、長い目で見た場合、大きな違いが出てきます。
生半可な人間が何も成し遂げられないのは、いつの時代も変わらない。
偉業を成し遂げた人は「変人」と呼ばれたり「狂っている」と言われることが多いそうです。
Apple創業者のスティーブ・ジョブズも「変人」とか「狂っている」と言われていましたよね。
ジョブズの名言集は下の記事をご覧ください。
あらゆるジャンルで活躍している人たちの才能をカクテルして飲めるわけだから、こんな贅沢な仕事はない。
これは”編集者”という仕事について語った名言です。
箕輪厚介は「読者には申し訳ないが、一冊の本を通じて一番成長するのは間違いなく編集者だ」と語っています。
編集者の根本は遊びのように仕事を、仕事のように遊びをやるということだ。
この言葉から、箕輪厚介は仕事を楽しんでいるのが伝わってきますよね。
やっぱり、どうせ仕事するなら嫌々働くのではなく、全力で楽しんだ方がいいと思います。
過労死などは問題だが、好きで仕事をすることすら制限されてしまう世の中は少しおかしい。
これは100%同意できる名言ですね。
「週休3日制」とか「ノー残業デー」など、様々な働き方改革を断行している会社を見かけますが、本当に仕事をしたい人にとっては『やりがいのない職場』になっているはずです。
この辺りは今後の問題になっていくでしょう。
都合のいいことに会社員はノーリスクでギャンブルができる。
会社員であれば、新規プロジェクトに自分のお金を出すことがありませんよね。
しかし自分で独立・起業するとなれば話は別です。
それであれば”会社員”というフィールドで一度試してみて、その後に自らチャレンジした方が良いということです。
ルールは変わる。
経験は邪魔だ。
無知でいい。
ビジネス環境は常に変化していくので、昨日までの”常識”が明日は”非常識”になるかもしれません。
何事もフラットな目線で見ることが大切なのだと思います。
予定調和は悪だ。
箕輪厚介は「予定調和にロジカルに考えても計算通りのモノしか生まれない」と語っています。
つまり周囲を気にしているようでは、エッジの効いたプロダクトや世の中を変えるような革新的なサービスなど生み出せないということですね。
守るより、攻めろ。
その方がきっと楽しい。
若い人は失うものがないので、どんどん攻めた方が良いと思います。
これは起業も同じで、一番最初の創業時は何もないので、とにかくがむしゃらに攻めまくるべきです。
するとある程度カタチができてきて、今度は守りに入ります。
これを”守成(しゅせい)”と呼んでいて、「守成は攻めるよりも難しい」と言われているのです。
そのあたりを詳しく解説しているのが、中国の古典「貞観政要」です。
詳しく知りたい人は下の記事をご覧ください。
羊のように組織に従順な生き方は、タチが悪いことに癖になる。
社畜として生きるのも一つの人生かもしれませんが、「それでは面白くない」と箕輪厚介は語っています。
もし仮に会社&上司と違う意見だったとしても、自分の言葉で主張できることがビジネスパーソンの価値になっていくと思います。
やりたいこと、思ったことを即実行に移せる3歳児は無敵だ。
3歳児は本能のままに生きているので、周りの空気を読んだり、常識を気にすることがありません。
このように『ありのままの自分』で生きることを箕輪厚介は推奨しています。
学校でも会社でも社会でも、透明人間のような、いてもいなくても変わらない存在にはなりたくない。
この名言を読んだ時にドキッとする人は多いと思います。
透明人間にはならないようにしましょう!
編集者の仕事に終わりはない。
前述しましたが、編集者は仕事と遊びの境界線がないそうです。
このような職業は『猛烈に働きたいビジネスパーソン』にぴったりですよね。
スマホは飼い主が見たいものしか差し出さない。
箕輪厚介は「スマートフォンばかり見ているとバカになる」と語っています。
重要なのは外へ出て、実際に自分の五感で体感することです。
よく社内で戦おうとする人間がいるが、勘違いだ。
戦うべきは会社の外だ。
これは社内営業について語った名言です。
社内営業力はサラリーマンが身につけるべき必須スキルだと思うので、詳しくは下の記事をご覧ください。
子供でも社員でも成長させたいと思うのならば、どんどん外に出していくべきだ。
会社や家に閉じ込めてしまうと、外へ出るのが怖くなってしまい、どんどん引きこもり状態になっていきます。
そうすると、最後には親へ噛み付くようになります。
子供を持つ親や経営者は十分注意しましょう!
副業禁止と命令する会社や経営者は世の中のことを分かっていないし、そんな時代錯誤の命令に唯々諾々と従う奴隷社員も終わっている。
弊社(WEBX Inc.)は営業職の副業を支援するWEBサービス「side bizz(サイドビズ)」を提供していますが、利用者は年々増えています。
無料(0円)で使えるので、もし気になる人はチェックしてみてください。
スマホゲームで人生を浪費するな。
「ゲームは全て悪だ」というつもりは毛頭ありませんが、「時間の浪費」という部分は少なからず同意できます。
なぜかといえば、ゲーマーは他人から恩恵を受けるだけの”受益者”だからです。
もちろんプロゲーマーやゲーム配信者になれば別の話ですが、一般的なゲーマーはあくまでも趣味の範囲内で遊んで、「自分は世の中に何が提供できるのか?」という部分を追求した方が良いと思います。
幻冬舎に入ってから僕は「自分にしかできない仕事とは何か」を朝から晩まで考え続けた。
この思考ができる人は”本物”だと思います。
会社員は「指示された仕事をやればいい」という人が大半ですが、会社はあくまでも”舞台”なので、そこで「どう踊るか?」は自分次第です。
箕輪厚介のように、単なる”作業”ではなく、クリエイティブな仕事をしましょう!
これからは、複数の仕事をこなすことが当たり前になる。
このような考え方は「複業」と呼ばれており、新しい時代の働き方として注目されています。
複業について知りたい人は下の記事をご覧ください。
「自分の名を刻むまでが仕事だ」と僕はよく後輩や箕輪編集室のメンバーに言う。
会社員の人は「会社の仕事」と割り切っているかもしれませんが、箕輪厚介が言うように『自分の実績』としてブランディングした方が賢いと思います。
もちろん会社というバックボーンがあってこその実績だと思いますが、それも含めてセルフブランディングだと思います。
そして気づいた。
俺自身がインフルエンサーになれば最強なんじゃないだろうか。
本の編集者ができるプロモーションは限られているので、書店に並べたらあとは神に祈るしかありませんでしたが、「SNSを有効活用すれば自分がプロモーションできるので、さらに本が売れる」と箕輪厚介は気づいたそうです。
ウダウダ考える前に誰よりも打席に立つ。
たくさん打席に立てば、たくさん失敗できます。
それはつまり「たくさん経験できる」ということです。
その経験は「成功しないやり方の発見」なので、たくさん失敗した人は必然的に成功確率が上がっていくのです。
いい組織とはチャンスが多く得られる組織だ。
社員を奴隷のようにこき使う経営者は少なくありません。
「良い会社」と「悪い会社」を明確に区別できるようにしましょう!
何か声がかかった時、「やりたい」「行きたい」という言葉を禁句にする。
「やります・行きます」or「やりません・行きません」のどちらかにするべきだと箕輪厚介は語っています。
とにかく走ってみる。
なんか違うなと思ったり、気が変わったら、走るのをやめてしまえばいいだけだ。
環境の変化が早い時代なので、とにかく動くことが大切です。
それほどリスクがないのであれば、まずは動いて、考えるのは二の次で良いと思います。
一つのことを突き詰めもせずツマミ食いしても、単なる器用貧乏になってしまう。
各個人には必ず『どこか秀でた才能がある』と言われています。
それを「長所」と呼びますが、その部分をひたすら磨き上げて、その分野では圧倒的なプロフェッショナルになるべきだと思います。
1位と2位の差はとてつもなく大きい。
何でもいいので、とにかく「何かの1位」を目指しましょう!
それが唯一無二の個性となり、社会における存在意義となるはずです。
実現したい世界や価値観を表明し、体現する。
これはリーダーシップについて語った名言です。
リーダーシップについて詳しく知りたい人は下の記事をご覧ください。
まとめ
ここまで箕輪厚介の名言集をご紹介してきました。
箕輪厚介は幻冬舎の編集者として活躍していますが、幻冬舎に入社したきっかけは幻冬舎創業者である見城徹の本を出版したことみたいです。
見城徹は「伝説の編集者」と呼ばれている経営者であり実業家なので、業界ではカリスマ的存在になっています。
人情味厚い人物としても有名なので、気になる人は下の名言集もご覧ください。