田中仁の名言11

メガネを低価格で提供し、その日の服や気分によってかけ替えられるような、ファッション性の高いアイテムにイメージチェンジするのだ。

メガネは「医療器具」という側面があったので、決して手軽な商品ではありませんでした。

そのような重苦しいメガネを、毎日付け替える「アイウェア」として再定義したのです。


田中仁の名言12

もう、メガネはやめた方がいいのかもしれない。

競合他社がたくさん出てきて、メガネビジネスでも大きな損失が出たので、何度も「撤退」という2文字が頭をよぎったそうですが、「メガネビジネスを続けたい!」という想いの方が強かったので、それを続けた結果が現在のJINSになっているそうです。


田中仁の名言13

メガネを作っている間の待ち時間、カフェで過ごせたらいいだろうなと思ったのだ。

これはカフェとメガネ店がセットになった「ジンズガーデンスクエア」という新業態を開業した際の名言です。

メガネには『レンズのハメ込み作業』があるので、どうしてもお客様を待たせることになります。

それを改善する試みだったそうですが、とてもクリエイティブですよね。


田中仁の名言14

メガネ業界の競争が激しいレッドオーシャンの中で戦うよりも、新業態という新しい海に漕ぎ出そうと考えたのだ。

大手企業含めて、メガネ業界には競合他社がたくさんいるので、新業態で差別化を図ろうと考えたそうです。

具体的には「メガネ×雑貨」などのコンセプトショップですが、この考え方はブルーオーシャン戦略に基づきます。

ブルーオーシャン戦略のことを「誰もやっていないビジネスを探すこと」だと理解している人は多いですが、それは正しくありません。

本当の”ブルーオーシャン戦略”を理解したい人は、下の本を読んでみましょう。

ブルー・オーシャン戦略
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田中仁の名言15

メガネのレンズは”腐らない”。

これは文字通り腐らないという意味と、流行りがないという意味の、2種類が含まれています。

アパレルでありながら流行がないメガネという商材は、とても魅力的に映ったそうです。


田中仁の名言16
  • 我が社は何のために存在しているのだろう。
  • 僕らは何のために働いているのだろう。

これが定まらなければ、会社を続けていく意味はない。

株式上場後、どう経営すればいいか迷っていた時、田中仁はユニクロ創業者である柳井正と面談しました。

どうやら面談ではケチョンケチョンにされたようですが、この機会をチャンスと捉えて、成長の糧にしたそうです。

柳井正は日本を代表する名経営者なので、その名言を知りたい人は下の記事をご覧ください。


田中仁の名言17

世の中を変え、永続的に価値を提供する企業は、志で動いている。

志とは「ビジョン」とも言い換えられます。

高い志がなければ、偉業を成し遂げることもできません。

ビジネスリーダーはビジョンを掲げましょう!


田中仁の名言18

もうJINSは逃げない。

王道を行く。

JINSは若者をターゲットにしたメガネ店でしたが、若者だけをターゲットすることは「業界大手との戦いを避ける」ことを意味しています。

差別化することは弱者が強者と戦う常套手段(ランチェスター戦略)なのですが、それでは業界No.1になることはできません。

なので、改めて業界一位を狙う戦略を考えたそうです。

ランチェスター戦略の書籍はコチラ
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田中仁の名言19

追加料金をなくそう。

メガネ業界は価格がブラックボックスなので、消費者からの信頼度が薄くなっていました。

その温床になっていたのが”追加料金”という仕組みです。

「追加料金を無くす」と決断したことが、JINSを飛躍的に成長させたと語っています。


田中仁の名言20

「入りにくい」というお客様がいるならば、本末転倒である。

店舗ビジネスにおいて、お店への入りやすさはとても重要な要素の一つだと言えます。

店舗経営にはコツがあるので、詳しく知りたい人は下の記事をご覧ください。




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