人に平等に与えられたものは時間である。
だからこそ「時間を有効活用するべき」と江副浩正は語っています。
失敗を恐れぬ勇気を持つこと。
事業は常に順風満帆ということがなく、いつも山あり谷ありです。
だからといって、慎重になり過ぎるのは考えものです。
部下の失敗にも寛容でなければならない。
なぜかといえば、部下の失敗からも学ぶことができるからです。
これはとても重要な視点だと思うので、事業責任者は覚えておきましょう!
会社の中に小さな会社(PC)をたくさん作り、そこに大幅な権限を委譲すると同時に高い成果を求め、赤字PCはリストラしていった。
PCとは「プロフィットセンター」の略称です。
このような仕組みづくりがリクルートを高収益企業へと成長させたそうです。
同じように社員への権限以上で急成長した企業が、激安の殿堂「ドン・キホーテ」です。
ドン・キホーテが行った権限委譲のやり方について知りたい人は下の名言集をご覧ください。
リクルートのマネージャーはプレイングマネージャーである。
なぜプレイングマネージャーにしたかといえば、自らやってみせることができるからです。
これができない人は、そもそもマネージャーなど務まらないと語っています。
PC制が浸透するにつれて「リクルートは商売の勉強ができる会社」と、学生の間で評判が立ち、起業家精神旺盛な人が入社してくるようになった。
PC(プロフィットセンター)を仕組み化したことで、優秀な学生がたくさん集まり、現在の起業家育成企業「リクルート」の礎が出来上がったそうです。
外の人たちとの交流の輪を持ち視野を広げることもリクルートの特色だった。
外部と交流すれば、様々な情報を交換できたり、協業(アライアンス)に繋がったりしますよね。
もし時間が許すのであれば、積極的に異業種交流会には参加するべきだと思います。
ドラッカーは組織を効率的に機能させるにはどうすればいいかについて、多くの提言をしている。
ドラッカーとは「ピーター・ファーディナンド・ドラッカー」のことです。
「現代経営学の父」と呼ばれている人物なので、ビジネスパーソンはその代表的な著書である”マネジメント”を読んでおきましょう!
優れた会社か否かの尺度は生産性の高さである。
「一人当たりいくらの収益を上げているのか?」というのが生産性の高さです。
これが「企業経営にとって最も重要な指標」だと江副浩正は語っています。
高い経営効率には、ハイパフォーマーの存在が不可欠である。
江副浩正は、ハイパフォーマーばかりを集めた少数精鋭組織こそが、事業を強くし高収益化すると語っています。