お供させていただきます。
なんとなく武士っぽい言い回しですが、上司について行く時のビジネス言葉です。
基本的には営業同行するシチュエーションなのですが、上司から飲みに誘われた場合には「お相伴(しょうばん)させていただきます。」という表現を使います。
このような使い分けができる人は、一流のビジネスパーソンだと思います。
お手すきの時にお願いします。
ビジネスパーソンはみんな忙しそうなので、頼み事しづらいですよね。
そんな時には「お手すき」という表現を使いましょう。
この言葉には「都合がいい時」「お時間のある時」というニュアンスが含まれているので、相手への気遣いを伝えることができます。
お力添えください。
相手に協力を依頼する時のビジネスフレーズです。
後ろ盾になっていただきたく…
後ろ盾とは、陰から助けたり守ったりするニュアンスの言葉です。
「エンジェル投資家の皆様には、後ろ盾になっていただきたく…」などの使い方をします。
お含みおきください。
契約ルールをお客様に伝える場合、「ご承知ください」という伝え方をしますが、これは一方的に命令されているように聞こえるので、もう少し柔らかいニュアンスの方が良いでしょう。
そんな時に便利なのが「お含みおきください」という表現です。
この言葉には「心に留めておいてください」とお願いするニュアンスが含まれているので、目上の人やお客様にはぴったりだと思います。
ご賢察(けんさつ)ください。
「賢察」は相手のことを敬って、推測することを指します。
「事情を察してください」と伝えるのはカドが立つので、「ご賢察ください」と柔らかく伝えましょう。
ご高覧(こうらん)ください。
社長に資料を見てもらう時に「ご高覧ください」と伝えたりします。
これは尊敬語なので、目上の人に使いますが、堅苦しい表現なので、利用シチュエーションに注意しましょう。
ご査収(さしゅう)ください。
これはビジネスメールで「契約書を送りしたのでご査収ください」などの表現として使われていますよね。
査収とは、金銭や品物、書類などをよく調べて受け取ることです。
なので「ご確認の上お受け取りください」という意味合いで使われています。
正味のところ…
「正味」は”真実の内容”や”本物”を意味する言葉なので、隠し事がないと言うニュアンスの言葉です。
「隠さずに言えば…」と同じ意味になるので、そのように理解しておきましょう!
ご精査ください。
精査するというのは、詳しく調べることです。
なので「お送りした契約書をご精査ください」というような使い方をします。