本を出版する流れ(手順)を解説!

いざ本を出版しようとした場合、やるべきことはたくさんあります。

ここではその手順や流れを解説しておきたいと思います。

①類書をチェックする

類書とは、あなたの出版しようとしているジャンルの本を言います。

つまりライバル本ということです。

誰も書いたことがないジャンルはほぼ無いはずなので、恐らく何らかの類書が既に発売されていることでしょう。

なので、その類書を買ってまずはマーケティング調査した方が良いと思います。

そうすれば「どのような本を書けば売れるのか?」という傾向と対策にもなるはずです。

➁出版形態を決める

先程触れた「商業出版 or 自費出版」で言えば、ほとんどのケースが自費出版になると思います。

それが決まったら今度は出版形態を決めましょう。

主な出版形態には、以下のようなやり方があります。

主な出版形態
  • 書店流通本
  • 冊子製本
  • 電子書籍
  • プリントオンデマンド

まず書店流通本ですが、このやり方は最も一般的だと思います。

書店に本を並べて、そこからエンドユーザーに購入してもらうのです。

このやり方は王道ですが、書店のスペースは限られているので「売れる本」しか並べてくれません。

つまり商業出版の方が有利なのです。

なので、自費出版で書店流通させるのは至難の業でしょう。


冊子製本は自己PRのために作成する書籍のこと言います。

「経営コンサルタント」や「人事コンサルタント」と名乗ってる人が、名刺代わりに自分で書いた本を配るのです。

知名度の低い個人事業主(フリーランス)などは、自分のことをアピールしなければ、仕事を獲ることができません

そんな時に本を出版しておくと便利なのです。

短い商談の間に、自分の強みを全て伝えることは難しいので、冊子製本した書籍を渡しておいて、時間がある時に読んでもらうのです。


そして、電子書籍は最も勢いのある出版方法だと思います。

電子書籍は嵩張らないので、気軽に購入できることがメリットと言えます。

また、購入した瞬間から読めるので、本を買いに行ったり、郵送を待つ手間も省けます。

出版する側からしても、印刷や流通にかかる費用&労力がカットできるので、そのぶん価格を安くすることもできるはずです。

ただし、リアルの書籍と比べて「ブランディングには弱い」というデメリットもあるので、長所ばかりではないことを理解しておきましょう。


プリントオンデマンドも効率的な出版方法として注目を集めています。

これまでの書籍というのは、大量に在庫を抱えて、それを売りさばくというやり方でした。

しかしプリントオンデマンドでは、注文が入ったら本を一冊ずつ印刷&製本し、購入者に発送するというやり方なので、無駄がないのです。

そのぶん原価は高くなってしまいますが、それでもトータルコストを考えた場合はイノベーションを起こせたと言えるでしょう。

➂出版社を選ぶ

全て自分で企画して、本を出版することもできると思いますが、あまりに非効率なので、基本的には出版社へ依頼することになるはずです。

ビジネスにおいて「誰と組むか?」は非常に重要な問題ですよね。

しかしよく考えてみると、本を買う時に出版社で選ぶことはあまりないはずです。

なので、出版社のネームバリューを気にする必要はほとんどありません。

もちろんブランディングという観点では出版社のネームバリューが効くかもしれませんが、ベストセラーになるかどうかは別の話なのです。

出版社を選ぶときのポイントとしては、以下のような点を確認しておくべきだと思います。

確認すべきポイント
  • 担当者に情熱がある
  • 一緒に企画を考えてくれる
  • 常に連絡が取れる
  • 対応にストレスがない
  • 編集&校正をやってもらえる

④出版日と予算を決める

そして絶対に外せないのが「出版日を決める」ことだと思います。

これをしなければダラダラと年月が経ってしまうので、出版日は必ず決めましょう。

それでは「出版日をいつにすればいいのか?」という疑問が湧いてきますが、それは自分のビジネスに適した時期にすべきだと思います。

おそらくどんな仕事にも繁忙期というものがあって、ある特定時期にニーズが増えるはずです。

その時期よりも1ヶ月~3ヶ月ほど前を出版日に設定するのが良いでしょう。

予算については、費用対コストを考えながら自由に設定すれば良いと思います。

自費出版の場合、おおよそ300万円前後が平均値なので、それぐらいであれば全く問題ないと思います。

まとめ

出版日が決まったら、そこから先は出版社との話し合いによって進んでいくはずです。

基本的には担当者が窓口になって進んでいくので、信頼できる担当者でなければ良い本は作れません。

実は、本の出版というのは担当者次第でその出来が大きく変化するのです。

なので、出版社云々というよりも、担当者が非常に重要だと覚えておきましょう。

正直な話、担当者が優秀であれば、どの出版社であっても売れる本は作れると思います。

なので、逆説的に担当者を指名するのも良いと思います。

「出版不況」言われる中、ベストセラーを連発している編集者といえば、幻冬舎の箕輪さんですよね。

箕輪さん自身も本を出版しているので、もしよければ参考までに読んでみてください。

死ぬこと以外かすり傷
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