失敗する人の特徴とは?
サイドビジネスで儲かる人もいれば、その反対に失敗する人もいます。
この両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
ここではサイドビジネスで失敗する人の特徴を5つご紹介していきたいと思います。
1.無計画で無謀
まず挙げられるのが、無計画であることです。
とりあえずやってみるくらいの行動力は必要ですが、無計画さは無謀さに直結します。
いつまでに何をやって、どのように売り上げを増やしていくという計画が無ければ、正しい道筋がわかりません。
よって、まずは事業シミュレーションの作成から始めてみましょう。
「サイドビジネス(副業)」と聞くと、なんとなく気軽な感じや、片手間でOKというイメージが先行しますが、ビジネスには変わりないので、ちゃんと利益が出なければ続かないのです。
また、全く知識がない業界の商材に手を出すことも失敗する人の特徴だといえます。
その業界独特のルールや商習慣などもあるので、その辺りを知っておかないと、始めてから大変な困難に直面します。
もし業界知識が無いのであれば、せめて市場規模を分析して、データ化しておくことくらいやっておきましょう。
これだけでも「参入して勝てるのか?」くらいは推し量ることが出来ると思います。
2.自分で意思決定できない
失敗する人は自分の意思で決めることができません。
「何をしたいか?」という根本的な部分すら人にゆだねる傾向にあります。
サイドビジネスとはいえ、せっかく事業を興すのであれば、自分がやりたいサイドビジネスに取り組みましょう。
そうすれば自ずと事業計画を考えたり、市場分析をしたり、積極的に行動できるようになるはずです。
「儲かるから」という理由で人から勧められたサイドビジネスを始めても、あまり情熱が持てず長続きもしません。
また、自分で決めたサイドビジネスで失敗するなら、ある程度の納得感もあるはずですが、他人から「これは儲かる!」とおすすめされたビジネスで失敗した場合、その人を恨むことになるので、自分にとって良くありません。
3.会計知識がない
ビジネスでは”会計知識”が必須と言えます。
これはもちろんサイドビジネスでも変わりません。
副業とはいえ経営者になるので、必要最低限の知識はもっておくべきです。
会計知識とは、平たく言うと「決算書を読み解く知識」と言えますが、もう少し現場に即した言い方にすると「お金の流れを把握する知識」だと思います。
- 売上と売掛金の違いは何か?
- 資産と負債の違いは何か?
- キャッシュフローとは何か?
このような基本を理解しておかないと、経営者は務まりません。
この知識が無いということは、地図がない航海をしているようなものなので、現在はどこにいて、いつどこに着地するかが不透明になってしまいます。
これではいづれ遭難しますよね?
そのようなビジネスは「事業」と呼べず、いづれ失敗することになるでしょう。
もし会計知識がないのであれば、市販されている本を読んで勉強しておきましょう。
4.借金に抵抗がない
これまで借金した経験が豊富で、返済すれば問題ないという考えの人は要注意です。
そのような経営をすると財務が悪化するので、いざという時に金融機関が相手にしてくれない可能性があります。
事業資金を借入をすること自体はお勧めしますが、無計画に借金したりローンを組むことは決してお勧めしません。
そのような無計画さは自分の首を絞めることになります。
お金は「会社の血液」なので、いつでも外から輸血してもらえるような健全経営を心掛けましょう。
5.時間管理ができない
サイドビジネスや副業をする上で、最も課題になるのは「時間管理」の問題です。
いざ副業を始めたが、途中で挫折してしまう理由No.1は「時間管理」ができないことです。
例えば本業や私生活が忙しすぎて、副業に割ける時間が足りなくなった場合、睡眠時間を削ってまで副業することになりかねません。
そのような無理をすれば、いづれ体調を崩して、本業にも影響が出てしまいます。
それでは本末転倒ですよね。
もしサイドビジネスをする場合には、本業の終業後にできたり、土日祝日を使った「週末起業」でも十分というボリュームにしましょう。