例え話が上手くなるコツとは?
例え話が上手くなるためには練習するしかありません。
この練習とはアウトプットのことです。
つまり、会話の回数を増やしたり、例え話を何度も何度も話してみたり、とにかく実践経験を積むのです。
実践経験を積めば例え話をすることに慣れてきて、練習前よりスムーズに例え話が口から出てくるようになるでしょう。
しかし、「アウトプットするにしても、そもそも会話を増やす機会がない」という人もいるでしょう。
そんなときは、自分一人で練習しても構いません。
たとえばテレビで芸能人が話している内容を、別の話に例えてみるのです。
このようなやり方であれば、一人で自宅にいる時でもOKなので、気軽に練習できると思います。
意外とテレビの情報は使えるので、くまなくチェックすることをお勧めします。
話芸のプロフェッショナルと言えば「芸人さん」ですよね。
芸人は様々な例え話をテレビで披露しているので、その内容をメモして頭の中に叩き込んでおくのです。
頭の中で例え話のシュミレーションをすることで、脳内イメージができやすくなります。
イメージさえあれば、会話の機会があったときにその内容を思い出しやすくもなるのです。
すると、咄嗟の瞬間でも良い例え話ができるようになるでしょう。
例え話を人に伝えなくても、自分の頭の中で整理してアウトプットする癖をつけるようにしましょう。
「面白い話なんてできない」と自信を無くす必要はありません。
人を笑わせるのが目的ではなく、人にわかりやすく伝えるのが目的だと理解しておきましょう。
分かりやすく伝えるコツ
分かりやすい例え話を作るにはコツがあります。
一番オーソドックスなのは、例え話のテンプレートを作っておくことです。
例えば、どんな例え話でも漫画のONE PIECEに例えてしまう、ドラクエに例えてしまうなどテンプレートを作っておけば楽だと思います。
もちろん漫画でなくても構いません。
スポーツでも旅行でも、自分の得意分野で例え話を作ってしまうのがおすすめです。
得意分野の話ならたくさんネタが出てくるはずなので、すぐに例え話のテンプレートが作れるはずです。
例え話のネタを増やす
「何でもかんでも同じネタで例え話を作るのは芸が無い」と感じる人もいるかもしれません。
たしかにサッカーに興味がない人に、サッカーで例え話をしてもなかなか響かないでしょう。
相手が白けた顔をしていたら、こちらも気まずくなってしまいます。
なので、慣れてきたらテンプレートをコツコツと増やしていけばいいのです。
そうすれば「相手は今の例え話に興味がないな」と感じたとき、別のネタを引っ張り出してくれば、例え話の内容を変化させることができます。
相手の反応に合わせて、臨機応変に対応していくことが大事なのです。
このようなネタを増やすには時間がかかるかもしれませんが、コツをつかんで努力していれば必ず例え話が上手い人になれると思います。