あなたの周りにもフットワークが軽い人はたくさんいると思います。
そのような人は総じて人間関係が上手かったり、仕事ができるビジネスパーソンだったりしますよね?
果たして「フットワークが軽い」ことと「仕事ができる」ことには、どのような因果関係があるのでしょうか。
今回はその辺りを解説していきたいと思います。
「フットワークが軽い」は褒め言葉?
あなたは周りから「フットワークが軽いね」と言われたことがありますか?
そんな風に言われたとき、フットワークが軽いことが褒め言葉なのかどうかわからず、悩んでしまうことかもしれませんが、基本的に「フットワークが軽い」という言葉は褒め言葉として使われています。
どんなことに対してもポジティブで、すぐに動ける行動力やアクティブさを持っている人に対して使われる言葉だと言えますが、パワフルで力強さを感じた時や、エネルギッシュな人にも使われることがあります。
しかし時にはマイナスイメージとして言われるケースもあるのです。
蔑みの言葉としても使われる
「フットワークが軽い」という言葉は、以下のような時にも使われたりします。
- 見切り発車ですぐ行動する「単細胞な人」を表現する場合
- 誰にでもついていく「意志の弱い人」を表現する場合
このような人に対してストレートに表現してしまうと、真っ向からケンカ腰になってしまうので、ちょっと遠回しに「あなたはフットワークが軽いね」と伝えるのです。
他にも、男女関係を表す場合に使われたりもします。
例えば、とても浮気症で、世に言う「尻軽オンナ」の人に対して以下のように言ったりするのです。
あなたはフットワークが軽くて羨ましいわ。それだけフットワークが軽ければいっぱい出会いがあるんじゃない?
このフレーズだけを切り取ってしまうとポジティブに聞こえるかも知れませんが、前後の文脈と組み合わせれば貶しているようにも思えるはずです。
このように、「フットワークが軽い人」という表現は、前後の文脈と合わせることでポジティブにもネガティブにも捉えることができるのです。
フットワークが軽い人の特徴
先ほど「フットワークが軽い人」という表現は基本的にポジティブだとお伝えしましたが、果たしてそのような人にはどんな特徴があるのでしょうか?
ここでは、フットワークが軽い人の特徴をご紹介していくので、自分に当てはまるかをチェックしてみてください。
いつでもポジティブ思考
フットワークが軽い人は、基本的にポジティブ思考なので、常に周りの人を明るくしてくれます。
やっぱり前向きな人と話すのは楽しいですし、周りにも勇気をくれると思います。
そういう人の場合、どんな問題が起きたとしても、「どうせ無理だ」などと思わずに、何事も前向きに努力できるはずです。
逆に何事もネガティブに捉えてしまう場合には、そのマイナス思考が周りにいる人にまで波及していきます。
しかし、フットワークが軽い人はとにかくガムシャラなので、自分だけでなく周りにいる人まで元気づけるパワーを持っています。
元気のない人すらも前に引っ張っていく力は、生まれつきの才能と呼べるかもしれません。
すぐに行動できる
頭の中で良いアイデアが思いついたとしても、それをすぐ実行に移せる人はそう多くありません。
普通の人はリスクを考えたり、成功する確率などを計算してしまうので、なかなか実行に移せないのです。
その点、フットワークが軽い人は、自分の考えたアイデアをすぐに実行できることが特徴的だと思います。
これはある意味で「恐れ知らず」と言えますが、実態としてはあんまり深く考えていないだけだと思います。
フットワークが軽い人は良い意味で”楽観的”なので、「とりあえずやってみるか!」くらいの温度感でもすぐに行動してしまいます。
まさに、死ぬこと以外はかすり傷ということを体現しているのかもしれません。
人の誘いを断らない
人からの誘いは、時と場合によっては面倒くさく感じてしまうことがあるはずです。
時には「断りたい」と思ったり、ドタキャンしたくなったりするかもしれません。
しかしフットワークが軽い人はそんなこと思いません。
フットワークが軽い人は、人から誘われた場合、基本的に「イエス」と即答するのです。
そのように答える理由は、どんなことにも興味を示し、チャレンジ精神が旺盛だからですが、一番の理由は違っています。
すぐに誘いにのる理由は、その先を見据えているからです。
例えば、一緒に出掛けることで信頼関係の構築につながったり、新たな人との出会いがあるのです。
つまりアクティブに動くことは「自分にとってメリットしかない」ので、意思決定としてすぐに「YES」と答えられるのです。