営業日報に記載すべき項目
営業日報は定性的なことを汲み取ることができる一方で、定量的なことから問題&対策を分析することもできます。
営業日報から問題点や対策方法を分析するためには、日報の項目が統一されている方が良いと思います。
その為、営業報告する内容を予め決めておくことをおすすめします。
営業日報に記載する文章項目としては、
- 訪問先の企業名
- 訪問日時
- きっかけや経路
- 相手担当者や役職
- 提案商材
- 提案結果
などが一般的ですが、さらに、
- 競合(コンペや相見積もり)している他社名
- 契約する上での障害&課題
- 購入頻度
- ネクストアクション(次回の予定)
なども加えておくと、管理者やマネージャーはアドバイスしやすいと思います。
営業日報の例文(無料)
ここで、営業日報の一例を紹介していきたいと思いますが、ここでご紹介する例文は、あくまでも「雛形」なので、参考程度にご覧ください。
営業日報は業種業態や各社のビジネスモデルによって、適切なモノを独自に作成することをお勧めします。
オリジナルのテンプレートを用意しておけば、営業担当者が記入する手間が省けるからです。
エクセルなどの表計算ソフトを使って、テンプレートを作っておけば、後で分析するときにも便利だと思います。
そのようなテンプレートに必ず入れておきたい項目は、業務内容と所感(感想)です。
業務内容には、
- 訪問数
- 受注数
- 売上
- 粗利
- 見込み数
なども記載してあると、より見やすくなると思います。
所感は自由に記載させて、徐々に修正していく感じでOKだと思います。
【2021年12月1日の業務内容】
- A社にて継続受注の確認および商品利用についてのヒアリング
- 商談時間:11時~12時
- 訪問回数:2回目
- 企業名:株式会社XYZコーポレーション
- 先方の担当者:経理部 鈴木様
- 商品:B
- 受注数:1,000個
- 売上:100万円
- 粗利:75万円
- 継続見込み数:1,000個
【所感】
訪問先の株式会社XYZコーポレーションは既存顧客です。
受注した内容は見込み通りで、発注数量も変わりなしでした。
商品利用についてのヒアリングをしたところ、「引き続き利用したい」という意向がもらえました。
好感触なので受注数を増やせそうな期待感はありますが、「製品が少し使いにくい」という感想が出てきたので、リクエストに応える必要性も感じました。
先方の担当者は打ち解けやすい人なので、こまめに連絡や訪問をして当社の優位性を伝えていきたいです。
営業日報のクラウドアプリ
営業担当者にとっては、外出先からスマホで営業日報が送れると便利ですよね。
なるべく早く正確に業務報告する為にも、営業後なるべく時間を空けない方が良いと思います。
そんな時に役立つのが、ITツールやクラウド型アプリです。
いつでもどこでもアクセスしやすいwebアプリは、会社のサーバに負荷をかけることなく、情報共有できるのがメリットといえます。
営業日報アプリの中から、おすすめのアプリを3つご紹介したいと思います。
おすすめの営業日報アプリ
「Gamba!」は、累計15,000社を超える導入実績があるクラウドアプリで、スマホ・PC・タブレットで使用できるので、日報に加えて営業担当個人の実績数値を更新できます。
社内SNSタイプなので、「いいね」や「コメント」で社内のコミュニケーションを活性化できるのも特徴的です。
BeWorksは、クライアントと案件に紐づけた日報を作成することが可能で、営業日報と案件日報を分けて管理したい会社におすすめです。
見込み案件の登録は、納期・予算・担当者などの項目に分けることができます。
営業マン別、クライアント別の集計も可能です。
houren.soは、写真付きの営業日報を報告できるクラウドアプリで、写真にはコメントの書き込みもできます。
また、GPS機能にて写真を自動仕分けすることもできます。
細かい文章で日報を出す必要がない会社なら、このようなコメント付きの写真報告の日報が簡単&便利です。
ぜひ自社のやり方に合った日報アプリを選定してみてください。