キャッチセールスで狙われやすい人
キャッチセールスする人は、やみくもに声を掛けているわけではありません。
大勢の人の中から、引っかかりやすそうな人を狙って声掛けしているのです。
それでは「どのような人が狙われやすいのか?」を具体的に見ていきましょう。
①1人で行動している人
2人組など複数で行動している人より、1人で行動している人の方が狙われやすい傾向にあります。
人は他の人と一緒に行動していると、気を強く持ちやすいものです。
つまり、キャッチセールスで声をかけても、ハッキリ断られる可能性があります。
しかし1人だとハッキリとした態度を表せない人が多いので、キャッチセールスはそこを狙って自分たちのペースに持ち込もうとします。
また、複数人の場合には自分の意志ではなく、人に合わせてしまうケースもあるので、キャッチセールスとしては良い結果に繋がりにくいのです。
なので、キャッチセールスする人は、原則的に一人で単独行動している人を狙っています。
➁繁華街に慣れていない人
キャッチセールスが行われるのは、主に人が多い繁華街です。
街中に慣れていない人もキャッチセールスで狙われやすいタイプだと言えます。
具体的に言えば「上京してきたばかりで都会に慣れていない人」がこれに当たります。
田舎でゆっくりと暮らしてきた人が東京に上京した場合、あまりの大都会っぷりに浮き足立ってしまうはずです。
そのような人は周りをキョロキョロ見回したり、目的地がわからずウロウロした足取りだったり、見る人が見れば色々な特徴があるのです。
そのような人はキャッチセールスのターゲットになりやすいのです。
➂暇そうにしている人
キャッチセールスは明らかに忙しそうな人に声を掛けることはありません。
忙しい人は立ち止まってくれることがないからです。
特にやることがなく、時間を持て余している人なら、暇つぶし感覚で話を聞いてくれる可能性があります。
つまり、行動がゆっくりしている人は急いでいないと判断されるので、キャッチセールスに狙われやすくなります。
目的が定まっていない人は、街中を歩くときにキョロキョロと見回す傾向があります。
そのような人も「暇な人」と判断されるので、キャッチセールスが寄ってくるはずです。
暇そうに見えないコツとは、まっすぐ前を見て早歩きすることです。
これと逆のことをすれば「時間がある人」と思われてしまいます。
④気が弱そうな人
気が弱そうな人は、押せば契約してもらえそうだと見なされるので、キャッチセールスから狙われやすくなります。
気が弱そうな人の特徴は、
- 下を向いて歩いている
- 清潔感がない
- 服装のサイズが合っていない
- 身体の線が細い
- 流行を取り入れていない
などがあります。
もしこのような特徴に該当するのであれば、あなたはキャッチセールスに狙われてしまいます。
反対に気が強そうな人、個性が強そうな人はハッキリ「NO!」と言えるので、あまり声を掛けられることがありません。
➄高校生など学生
キャッチセールスがターゲットにするのは大人ばかりではありません。
まだあまり世間のことをよく知らない高校生などを狙う悪徳業者もいます。
学生はまだ子供(世帯主ではないことが多い)なので、そのような人に売り込むことは商道徳に反していると思います。
子供だからこそ、うまく丸め込んで高額な商品・サービスを契約させようという悪質な手口もあるのです。