キャッチセールスの事例紹介

最後に、悪質なキャッチセールスの事例をご紹介したいと思います。

これは度々ニュースにもなる事例なので、もし出くわしたらすぐに逃げることをお勧めします。

①絵画商法(エウリアン)

絵画商法とは、イベントや展覧会などにおいて絵画を販売するセールス法のことです。

路上でチラシを配布しながら「少し絵を見ていきませんか?」と美人の女性が声を掛けるのです。

興味を持った男性をすぐそばにある会場に連れて行って、そこで販売に繋げるというやり方です。

絵画は値段が不明確なので、相場よりも高い価格で販売する悪徳業者がたくさんいるのです。

50万円、100万円というような絵画を買わされる事例が多発しており、気の弱い男性がターゲットにされているようです。

美人の女性に「これを買ってくれたら嬉しいな」とか「お兄さんだったら買えるよね」と迫られたら、気の弱い人は契約してしまうかもしれません。

女性達は歩合制なので、なんとしてでも売ろうとしてきます。

このような絵画を買わされるケースでは、ほとんどの場合ローンを組まされていて、いらない絵画の支払いをし続けなければいけません。

もちろん欲しかった絵画であれば良いのですが、大抵の場合は無理やり押し売りされた商品だと思います。

このような女性達を、インターネットでは「エウリアン」と呼んでいます。

全国各地で被害が発生しており、数時間に渡り執拗にセールスを行なったり、相場の数倍という法外な値段で売り付けるなど、悪質な手口が目立つので注意しましょう。

➁芸能界へのスカウトを騙るセールス

渋谷や原宿などを歩いていると「モデルやタレントに興味ありませんか?」と声を掛けられるかもしれません。

若い頃は芸能界への憧れが強いので、そのようなスカウトを騙ってキャッチセールスする事例も多くあります。

もしそのスカウトに相手が応じた場合、芸能界へ行くためのエステ代やレッスン代、登録料、広告宣材費などと称して、高額な支払いを請求してくるのです。

そして適当なタイミングでスカウトの件は有耶無耶にされ、支払ったお金も返金されないという被害事例が多発しています。

これは先ほどご紹介した高校生などの学生もターゲットになっているキャッチセールス手法です。

もちろん本物のスカウトであれば、いい加減な契約をしたり、あれこれ高額な支払いを求めたりすることはありません。

それを見極めるための判断材料としては、所属事務所をしっかりと確認することだと思います。

このような悪徳商法をやっている芸能事務所は、小規模の会社が多い傾向があります。

なので、所属しているタレントを確認したり、その芸能事務所の取引先や評判を確認すれば、ある程度判断がつくと思います。

決して甘い言葉に騙されないようにしましょう。

まとめ

冒頭でもお伝えした通り、キャッチセールスは決して違法行為ではありません。

真っ当な商行為なのですが、一部の業者が悪徳商法していることは事実だと思います。

なので、それを受ける側の消費者は、そのような事実を認識したうえでキャッチセールスに対応しなければいけません。

自分自身を守るためにも、正確な情報を身につけるようにしましょう。




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