起業してからは何年もずっと「低空飛行」でした。
新しいサービスが世の中に受けられるのには時間がかかるので、起業してから3年間は我慢の時だと思います。
これから独立起業する人は、「3年間は無給でOK」と言えるだけの資金を蓄えておきましょう。
中途半端に色々サービスをやるよりも、1つにリソースを割いた方がいい。
これは「選択」と「集中」について語った名言です。
小規模な会社ほど、事業内容に色々なビジネスが書かれています。
ひどいケースでは、一人法人なのに事業内容が10個ぐらい書いてあるケースも見かけます。
個人的には「そのようなことをやるからビジネスがスケールしない」のだと考えています。
人間のリソース(時間含めて)は限られているので、ビジネスをグロースさせるためには「選択」と「集中」が必要だと思っています。
本当に純粋に、そのアプリの面白さや新しさ、需要で、広がっていくかどうかは決まるのです。
光本勇介はSTORES.jp(ストアーズ)やCASH(キャッシュ)などを開発して、ローンチしました。
しかし意外にも、必要最低限のプレスリリースをするくらいで、広告宣伝活動は一切やっていなかったそうです。
これは意外な事実ですが、それでも成功するWebアプリケーションは作れるということです。
みんなが上から見ている時に、僕は下から覗き込んでみます。
これは”発想の転換”について語った言葉です。
常識を疑うことによって、結果的にイノベーションが起こせるのだと思います。
最初に新しいことをやってもマネーゲームで負けてしまうことはあります。
これはフリマアプリとして最初にリリースした「フリル(現在のラクマ)」と、後発で参入した「メルカリ」の競争について語った言葉です。
メルカリが参入した時、先行しているフリルの流通額は月間5億円を超えていました。
それでも後追いしたメルカリが120億円を調達して、先行していたフリルを一気に巻き返し、最終的に楽天へ売却せざるを得ない状況にまで追い込んだのです。
メルカリが勝てた要因はグロービスやイーストベンチャーズなどのVC(ベンチャーキャピタル)が、資金面で強力にバックアップした為です。
実はこれ、メルカリ創業者の山田進太郎とVCのメンバーが仲の良い友達で…
という裏事情まで話すと長くなるのですが、資本市場ではこのようなマネーゲームが度々行われるので、これからスタートアップ企業を創業したい人は十分注意しましょう。
「社長は暇な方がいい」と思っています。
光本勇介はイノベーションを起こしたい起業家なので、考える時間をたくさん欲しいそうです。
全力で「普通の生活」をしていると、世の中は不便なことだらけだと気づきます。
これは理想と現実のギャップについて語った名言です。
このギャップこそが「不便なこと」なので、それがビジネスシードになるのです。
最初は僕も任せることは怖かったのですが、最後は「慣れ」でした。
これはマネジメントについての金言だと言えます。
部下に任せるのが苦手な人は多いと思いますが、最終的には”慣れる”そうです。
ぼくは「こういうサービスが出たら、社会はこんな風に便利になるんじゃないか」と妄想して事業を作ります。
このことを光本勇介は”仮説”と表現しているのですが、事業を興すとは、仮説を立てて、実験をして、答え合わせを続けることだと語っています。
ぼくは、死なないのであれば、あらゆるサービスにトライするでしょう。
これはとても起業家っぽい名言ですよね。
自己犠牲の精神こそが『起業家精神』だと言えるので、やはり光本勇介は生粋のイノベーターだと思います。
打ち出し方、見せ方、提供の仕方には、センスが問われます。
これはマーケティングについて語った名言です。
同じサービスだったとしても、見せ方を変えただけで、売り上げは180度変わってきます。
このことを営業現場では「セールスライティング」と呼んだりするので、そのノウハウが知りたい人は下の記事をご覧ください。
まとめ
ここまで光本勇介の名言集をご紹介してきました。
光本勇介は起業家に向けた”金言”が多いので、これから独立開業を目指す人は「座右の銘」が見つかったかもしれません。
他にも起業家の名言を探している人は、下の記事をご覧ください。