営業職の人は、お客様と色々なコミュニケーションをするはずです。
その時に便利なネタが「雑学」ですよね。
お客様との会話が詰まった時や、場の空気を和ませるのに雑談はとても効果的だと思います。
なのでセールスパーソンは”色々な雑学”を知っておいて、きっと損することはないはずです。
そこで今回は、ビジネスに役立つ知識・雑学ネタをご紹介したいと思います。
諸説ある”眉唾話”もありますが、ビジネスパーソンはぜひご覧ください!
目次
営業職はセールスに雑学を活用しよう!
ここから様々な雑学をご紹介していきたいと思います。
仕事や営業現場で役立つ知識もあるので、ぜひ最後までご覧ください!
1:刑事を「デカ」と呼ぶのはなぜ?
刑事を「デカ」と呼ぶようになったのは明治の頃だと言われています。
その頃はまだ和服の時代だったので、私服刑事も和服で捜査していました。
その時のポピュラーなファッションに、着物の上に羽織る和装用のコート「角袖(カクソデ)」があったのですが、その言葉を「カクソデ⇒クソデカ」と変化させて、刑事を表す隠語として使っていたのです。
それが省略されて現在のように「デカ」と呼ばれるようになりました。
2:タンスに足の小指をぶつけるのはなぜ?
日常生活では、よく足の小指をぶつけますよね。
しかもなぜか足の小指ばかり…
これはとても不思議なことですが、実は足の小指ばかりぶつけるのにはきちんとした理由があるのです。
その理由は、人間は自分が認識しているよりも「足の位置が1cmほどズレている」からだと言われています。
歩いている時に「足の位置が1cmほどズレている」ので、一番外側にある小指ばかりをぶつけてしまうというわけです。
自分が認識しているよりも足の位置が1cmほどズレてしまう理由までは分かっていませんが、どうやら男女差や年齢差はないようです。
これを理解しておけば、小指をぶつけることはきっと少なくなるでしょう。
3:ドライヤーに冷風があるのはなぜ?
お風呂上がりにドライヤーを使うと思いますが、基本的には温風を使いますよね。
そうすると「なぜ冷風があるのか?」という疑問にたどり着きます。
確かによく考えると冷風があるのは摩訶不思議ですよね。
ここで知っておくべき一般常識は、髪の毛の原理です。
髪の毛にはキューティクルという鱗状の組織があり、それが髪全体を覆っています。
このキューティクルがぴったり張り付いていると髪の毛に艶が出るのですが、お風呂上がりはキューティクルが開いたままになっているので、ボサボサになってしまいます。
そのようなお風呂上がりには髪の毛を温風で乾かすのですが、キューティクルは温度が高すぎても開いてしまうという性質があります。
よって、温風で髪を乾かした後、冷風を当ててキューティクルを閉じれば、髪の毛に艶が出やすくなるのです。
このような理由からドライヤーには冷風が実装されています。
4:唐揚げとフライドチキンの違いは?
みんなが大好きな食べ物といえば、唐揚げやフライドチキンですよね。
しかしその違いを説明できる人は意外と少ないはずです。
実は、唐揚げとフライドチキンは味付けの仕方が異なっています。
唐揚げは鶏肉に醤油などで下味をつけてから揚げますが、フライドチキンはスパイスを加えた衣につけてから揚げます。
つまり、肉に味付けするのが唐揚げで、衣に味付けするのがフライドチキンということになります。
5:子供の寝相が悪いのはなぜ?
小さい子供がいる家では、子供の寝相の悪さにきっと悩んでいるはずです。
しかし子供の寝相が悪いのは当たり前だと思った方が良いです。
そもそも子供の寝相が悪いのは、睡眠時に姿勢を制御する機能がまだ発達していないためです。
さらに、脳の姿勢を制御する機能が発達していないため、一見するととんでもない格好で寝ることになるのです。
しかし子供の寝相を無理に正そうとすると、健全な発育を妨げてしまう可能性があるので逆効果だと言われています。
なので、うつ伏せ寝にならない限りは、基本的には放っておくのが正解ということです。
6:温泉旅館にあるお菓子の意味は?
温泉旅館へ行くと、必ずと言っていいほどテーブルにお菓子が置いてありますよね。
実はあれ「血糖値を上げるため」に置かれているのです。
人間の体は、動くと糖が消費されて血糖値が下がります。
温泉旅館までは長旅なので、その間に血糖値が下がってしまうというわけです。
そのような空腹の状態で温泉に入ると、さらに血糖値が下がってしまい、立ちくらみを起こしたり失神する可能性があるので、そのような事態を防ぐために、温泉旅館の部屋には血糖値を上げるためのお菓子が置いてあるということです。
7:信号の緑はなぜ青信号なの?
「赤・黄・緑」は人間が色を区別する時に、最も感度が良い組み合わせとされています。
なので世界中の信号はこのような組み合わせになっているのですが、緑を「青信号」と呼んでいるのは日本だけなのをご存知でしょうか。
このようになった理由は、当時の新聞が「青信号」と報じたことが原因だと言われています。
それが一般的に広まってしまったため、「緑信号」よりも「青信号」という呼び名が定着してしまい、昭和22年に法律上も「青信号」と修正されました。
ということで、日本では緑の信号を「青信号」と呼ぶのは法律的にも正解ということになります。
8:ペットボトルの凹凸はなぜある?
お茶を飲む時など、ペットボトルの凹凸が気になりますよね。
なんでペットボトルはあんなに凸凹しているのでしょうか?
ペットボトルには色々な凹凸や形状がありますが、あのような形になっている理由は、熱い液体を入れても変形しない為だと言われています。
店頭では冷やして販売されているペットボトルも、工場で中身を入れた時には、中身の液体と容器を殺菌するため、熱々の状態になっています。
この時、凹凸のないペットボトルでは変形してしまうので、あえていびつな形にしているというわけです。
逆に、炭酸飲料のペットボトルには凹凸がありませんが、炭酸ガスには外側に押し広げる圧力があるので、あえて凹凸をつけないデザインにしているそうです。
9:なぜ鳩は地面をつついている?
公園にいる鳩を見ていると、とにかく地面をつついていますよね。
あれは「地面の石ころを食べている」のだと言われています。
鳩はたくさんの石ころを食べるのですが、胃の中には「砂に近い2mmほどのサイズの石」が大量にあるそうです。
そもそも鳩には歯がないので、基本的には食べ物を丸呑みすることになります。
それを胃の中にある石で細かく砕いて、消化しやすくしているのです。
10:音楽室に肖像画がある理由は?
学校の音楽室といえば、バッハやベートーベンなどの肖像画ですよね。
よく考えると美術室などには肖像画がないので、「なぜ音楽室だけ?」と疑問になるはずです。
学校に肖像画が広まった理由は、楽器販売の”おまけ”が原因だと言われています。
販売数量を増やしたい業者が、差別化しにくい楽器の販売だけでなく、おまけとして肖像画もセットにしてセールスしたのです。
その名残が現在も残っていて、音楽室には肖像画が飾られるのが当たり前となりました。