責任を取って辞めるというのは、逆に責任逃れにもなる。
<島耕作~部長 島耕作より>
何か仕事で失敗した場合、「責任を取って辞める」という言葉を聞いたことありますよね。
しかしそれを島耕作は一刀両断します。
責任の取り方はその人のイメージに直結するので、悪い印象を残さない方が良いのです。
私のモチベーションは対立から来る緊張感で養われるんです。
<石山慎次郎~社長 島耕作より>
資本主義という競争社会においては、ライバルが非常に重要な意味を持ってきます。
ライバルが強力であればあるほど、自分も努力しなければいけないので、お互い切磋琢磨して良いプロダクト開発につながっていくのです。
それが結果的に、社会にとっても一番良い方向になっていくのです。
失敗した時の事を考えていたら、何も前には進まないでしょう。
<島耕作~部長 島耕作より>
人間は賢い生き物なので、どうしてもリスクを考えがちです。
しかしそれを考えれば考えるほど、怖くなってきて、結果的に行動できなくなってしまうのです。
それでは何も進展しないので、ある程度気楽に考えた方が良いと思います。
無責任のようだけど、やるだけやってみようじゃないか。
手をこまねいているより、まず実行だ。
<島耕作~課長 島耕作より>
新規事業を立ち上げる場合、そこに確実性などありません。
むしろ不確実性しかないのです。
ある程度準備したら、後はとりあえずやってみて、何度も失敗を繰り返すことが重要なのです。
それを繰り返していくうちに、自然と確実性が上がっていくからです。
機を逃すことが一番やってはならないことです。
<島耕作~社長 島耕作より>
ビジネスにおいて、的確にチャンスを捉えることは何よりも重要なことです。
タイミングは早すぎても遅すぎても駄目です。
少し早いのがベストのタイミングです。
それを逃さないように入念な準備をしておきましょう。
ジャングルの中に道を切り開いていく役は誰もやりたくない。
できれば誰かが作った道の上を楽々と進みたいからな!
<島耕作~課長 島耕作より>
これまで世の中にない文化・商習慣を作るのは大変なことです。
誰もがそんなことやりたくないと思っていますが、誰もそれをやらなければ人類は進化できないのです。
勝てない市場では勝負をしないというのも一つの見識かもしれません。
でも、それでいいんでしょうか?
<菅原邦男~専務 島耕作より>
「勝てない」という状況は、戦い方を間違えているだけなのかもしれません。
別のやり方で戦ってみれば、意外と勝機はあるものなのです。
不思議なものでな…
ひとつ位が上がっただけで、周りの景色がガラッと変わってしまった。
<中沢喜一~課長 島耕作より>
この言葉は、島耕作が尊敬する中沢部長が取締役に昇進した時の名言です。
役職が変われば、付き合う人も変化するので、考え方も変わるということです。
もし現状に不満があれば「付き合う相手を変える」という選択も良いかもしれません。
「この人と一緒なら」と思える上にくっついて運命を共にするんだな。
<中沢喜一~課長 島耕作より>
これは島耕作が尊敬する上司「中沢喜一」から貰った名言です。
社内も社外も同じですが、誰と組むかは非常に重要なポイントです。
その相手次第でビジネスは失敗する可能性もあり、大成功する可能性もあるのです。
そこには大きな需要があるんだ。
だから撤退するわけにはいかない。
<島耕作~取締役 島耕作より>
ビジネスは需要と供給で成り立っています。
需要が無ければ供給は生まれませんが、需要がなくても供給することはできます。
でも、それでは儲かりませんよね。
つまり、最も重要なのは需要(ニーズ)なのです。
自己を管理できない人間が、他人を管理できるわけがない。
<島耕作~課長 島耕作より>
これはとても当たり前のことですよね。
自分のことすら管理できない人が、他人のことを管理できるはずがありません。