「人を動かす」の名言集30選!人間関係の原則がわかるD・カーネギーの言葉

デール・カーネギーといえば、自己啓発系の元祖と言われている人物ですよね。

たくさんの書物を残した偉人なのですが、その中でも「人を動かす」は超有名な名著だと言われています。

”人を動かす”には「人間関係の原則が書かれている」と言われており、もはやビジネスパーソンの必読書と言えるでしょう。

しかし、それなりに分厚い書籍なので、忙しいビジネスパーソンは読む時間がないかもしれません。

そこで今回は「人を動かす」に書かれている言葉を抜粋しながら、それを”名言集”としてまとめてみました。

その言葉を見るだけでも、ある程度ポイントが理解できるはずなので、ビジネスリーダーを目指す人はぜひご覧ください。

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「人を動かす」とは?

人を動かす
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「人を動かす」は、人類史上初めて書かれた”人間関係の技術書”だと言われています。

人間関係は、私たちにとって最大の課題であり、多くの悩みの種になっています。

有名な心理学者であるアルフレッド・アドラーは「世の中のトラブルの99%は人間関係に起因する」と言ったほどです。

この本には「相手の同意を得る方法」「相手の考え方を変える方法」など、人間関係の原則について書かれているので、これまで80年以上世界中で読み継がれてきた名著となります。

なぜこれほどのニーズがあるのかといえば、対人関係や人間関係が重要なのは誰もが理解しているのですが、そのやり方は学校で教えてくれず、自ら経験したり、独学で身に付ける方法しかないからです。

基本的には「人を動かす」に書かれていることをその通り実践するだけで、”人生に革命が起こる”と評価されているほどなので、誰もが一度は読んでみるべきだと思います。

これを見るだけでも”本の概要”が理解できるはずなので、ある意味では要約にもなるはずです。

その上でこの本を読めば、きっと時間短縮になりますし、理解度も高まるはずです。

「ビジネスパーソンは必見!」と言われている名著なので、この機会に理解しておきましょう!

デール・カーネギー「人を動かす」の名言まとめ

「人を動かす」の名言1

人間は自分以外の誰かのせいにしたがる。

何かアクシデントが起こった場合、ほとんどの人は「自分以外の誰かが悪い」と思いがちです。

  • 仕事で失敗した時⇒クライアントがわがまますぎる
  • 試合で負けた時⇒対戦相手が強すぎる
  • 貧乏から抜け出せない時⇒会社の給料が低すぎる

このように考えるのが「人間の性」なので、それを「どうコントロールするか?」が重要なのだと思います。

つまり他人を変えることは難しいので、自分が変わるしかないということです。


「人を動かす」の名言2

バカな人ほど、他人を批判する。

デール・カーネギーは「批判や非難、文句を言うことはバカでもできます」と言っています。

そしてそのようなことを言う人は、それを言ったとしても「何も変わらない」ことを知らないのです。


「人を動かす」の名言3

人を思い通りに動かすたった一つの方法は、相手が欲しいものを与えることなのです。

これが「人を動かす最大の秘訣であり、極意だ」とデール・カーネギーは語っています。

これは「相手に自分から○○したい!」と思わせる唯一の方法であり、他の方法はないと断言しています。


「人を動かす」の名言4

人から最大の力を引き出す方法は、感謝と激励だ。

批判とは、相手のモチベーションを下げて、相手の足を引っ張って、粗探しをする”ネガティブ”な行動です。

特に上司からの批判ほど、部下のモチベーションを下げる行動はありません。

ビジネスリーダーは理解しておきましょう!


「人を動かす」の名言5

お世辞は口先から出ますが、相手への尊重は、心の中から出てきます。

心の中から出てくる本当の気持ちは、相手の心を動かします。

小手先で対応するのはやめましょう!


「人を動かす」の名言6

他人に影響を与える世界で一つだけの方法とは、相手の欲しいものについて話し、それを手に入れる方法を教えることなのです。

これは子育てにも通じる話だと思います。

例えば「プロ野球選手になりたい!」という子供がいた場合、その子供に「もっと練習しなさい!」と命令したり、「タバコは吸っちゃだめだ!」と説教するのはNG行為です。

そうではなく「プロ野球選手になりたいなら、もっと練習しないとダメだね。ライバルはみんなキミより練習してるよ。」と教えてあげたり、「タバコを吸うと肺が汚れて走れなくなるから、プロ野球選手になれないかもね。」と伝えて、自分で気づくように仕向けるのです。

「どうすれば欲しいものが手に入るのか?」ということを伝えれば、その人は動き始めるはずです。


「人を動かす」の名言7

行動とは、私たちの基本的欲求が飛び出したものである。

  • ○○したい!
  • ××が欲しい!

このような基本的欲求を実現させるためには、自ら行動するしかありません。

つまり「行動しなければ手に入らない」ということを教えてあげれば、人間は動き出すということです。


「人を動かす」の名言8

今日もたくさんのセールスマンやセールスウーマンが、儲からず、疲れ、がっかりしながら、道を歩いています。

相手が欲しいものを与えず、一方的に売り込むことを「押し売り」と呼んでいます。

一般的なセールスマンは、自分が売りたい商材ばかりを売りつけています。

つまり顧客主体ではなく、自分主体のセールスばかりしているということです。

お客様は「売りつけられたい」のではなく「買いたい」ので、営業職の人はこのニュアンスの違いを理解しておきましょう。


「人を動かす」の名言9

相手に強い欲求を生じさせること。

これができれば世界が味方になる。

できなければ孤独な道を歩く。

相手のニーズを的確にヒアリングして、そのニーズに合ったソリューションが提供できれば、理想的な営業だと言えます。

これは日常生活全般に言える話なので、”人生の格言”として覚えておきましょう。


「人を動かす」の名言10

あなたは自分の入った集合写真を見るとき、最初に誰を探しますか?

一般的な人間は、自分自身のことにしか関心がありません。

「人を動かす」ためには、その関心を他者へ向けなければいけないのです。


「人を動かす」の名言11

人に関心がある人は成功する。

他人への関心は「人を動かす」だけでなく、自分自身の成功へも繋がっていきます。

これは絶対的な真理なので必ず押さえておきましょう!


「人を動かす」の名言12

人は自分を称賛してくれる人を好む。

人間は「自分大好き!」なので、自分のことを褒めてくれる相手を無下にすることはありません。

この特性を覚えておきましょう!


「人を動かす」の名言13

世界中の誰もが幸せを求めていますが、それを確実に見つける方法が一つあります。

それは、あなたの考えをコントロールすることです。

物事には良い悪いなどなく、基本的には自分の考え方次第ということです。

たとえば仕事で失敗したとしても、「成功しないやり方を発見した!これはラッキーだ!」と思えれば、それは明日以降の糧になります。

このように考え方をコントロールするのが大切ということです。


「人を動かす」の名言14

笑顔は、お金がかからず、多くを生みます。

笑顔で挨拶しましょう!

笑顔は一人でやっても意味がありません。

つまり笑顔は「誰かに与えなければ意味がない」のです。

相手に対して無限にGiveできる資産であり、Giveすることによるデメリットが一つもないのが”笑顔”だと言われています。


「人を動かす」の名言15

相手の名前を覚えてさりげなく呼ぶということは、非常に効果的な賛辞を述べたことになります。

営業のセオリーには「商談で3回以上相手の名前を呼ぶ」というのがあります。

人間は自分の名前を呼ばれると、承認欲求が満たされるので心地良くなるのです。

それと同時に相手のことも好きになるので、「名前を呼ぶこと」は効果的なGiveだと言えます。


「人を動かす」の名言16

もし人から避けられたり、陰で笑われたり、軽蔑されたいのであれば、コツを教えます。

人の話を長く聞かない、ひたすら自分について語る、人が話している時に自分の考えを思いついたら途中で遮る、ことです。

これは「人から嫌われる極意」なのですが、それと逆のことをやれば人から好かれるということです。


「人を動かす」の名言17

受けるより、与える方が素晴らしい。

  • 受けること=Take
  • 与えること=Give

何かを求めるのではなくGiver(与える人)になりましょう!


「人を動かす」の名言18

誰でも自分の方が優れていると考えている。

あなたが出会うすべての人は、「何らかの点で自分の方が優れている」と考えています。

なので、さりげなくその部分を認めてあげれば、相手の自尊心を刺激できるのでおすすめです。


「人を動かす」の名言19

議論で最善の結果を得たいなら、議論自体を避ける。

相手を論破したとしても、その相手から好意を得ることはできず、空虚な勝利に終わります。

もし勝利を譲ることができるなら、無理して戦わず、譲歩した方が良いと思います。


「人を動かす」の名言20

論理的に考えれる人は、ほとんどいません。

これは絶望的な言葉ですが、実は「ほとんどの人は偏った考え方を持っている」とデール・カーネギーは語っています。

ほとんどの人が先入観や知識不足に陥っているので、正しい判断ができる人は少ないということです。

もちろんそれは自分も同じなので、この言葉が伝えたいのは「他人の誤りを指摘するのはやめよう!」ということです。


「人を動かす」の名言21

自分自身の悪口を言ってみましょう。

本気で自己批判をすると、面白いことに”相手の敵意”は消えていきます。

これが相手の敵意を最小化し、味方に変える方法だとデール・カーネギーは語っています。


「人を動かす」の名言22

人と意見が違うところから、話を始めてはいけません。

意見が同じことを強調しながら話を始めましょう。

これが相手から同意をもらう秘訣です。


「人を動かす」の名言23

相手に質問して、会話を引き出すのです。

これは営業でも同じですよね。

熱心なセールスマンは、とにかく製品サービスのメリットをベラベラと喋り続けますが、顧客が本当に知りたいのは、商材のデメリットだったり、「自分の課題が解決できるか?」という点だったりするので、「お客様は何を望んでいるのか?」というのを丁寧にヒアリングしましょう。


「人を動かす」の名言24

何かを売りつけられているとか、何かを強制されているという気分は、誰も好みません。

私たちは、自分の意志で買っているとか、自分の考えで動いていると感じることを好みます。

これは人間心理の本質なので覚えておきましょう!


「人を動かす」の名言25

成果を上げるには、競争心を刺激することだ。

お金やインセンティブを飴玉にするやり方は、二流のマネジメントです。

一流のマネジメントは「人よりも優れていたい」という願望である”競争心”を刺激するやり方です。

ビジネスリーダーは覚えておきましょう!


「人を動かす」の名言26

完全には満足してないことがいくつかある。

これは部下の仕事を指摘する時、とても便利な言い回しです。

頭ごなしに「ちゃんと仕事しろ!」と叱るのではなく、「基本的には満足しているが、まだ足りない部分があるよ」という伝え方をすれば、部下の自尊心を傷つけず、仕事のクオリティも上がるはずです。

便利な言い回しなので覚えておきましょう!


「人を動かす」の名言27

心にもない言葉を欲しがる人はいませんし、わざとらしいお世辞を欲しがる人もいません。

時にお世辞も必要ですが、決して上辺だけの付き合いが本質的ではありません。

その部分は履き違えないようにしましょう。


「人を動かす」の名言28

愛を壊すための確実で非道な方法の中でも、口やかましさは特に破壊力があります。

相手に不平不満を言ったり、あら探しをしたりするのは、確実に”愛情”を仕留めます。

これは夫婦や子供との間だけでなく、友人、取引先など全てに当てはまる話です。


「人を動かす」の名言29

理詰めで押し通さない。

「契約書には××と書かれているので…」とか、「さっき○○って言ったのに…」など、揚げ足を取るような理詰めを人間は激しく嫌います。

もし自分が間違っていると気づいたとしても、すぐに人は正直になれないので、結果的に人を動かせなくなるでしょう。


「人を動かす」の名言30

結婚で成功するのは、良い相手を見つけるより大変だ。

良い相手でいることが大変なのだ。

これはリーランド・フォスター・ウッドの言葉を引用したものですが、結婚生活について語った名言です。

結婚している人であれば、誰もが同意する金言ですよね。

まとめ

ここまで「人を動かす」の名言をご紹介してきました。

「人を動かす」には姉妹本と言われている「道は開ける」という名著があります。

「道は開ける」には人間が抱える悩みを解決する方法が記されています。

これはつまり「幸せに生きる為の道しるべ」となり得るので、ぜひ”道は開ける”もご覧ください。

道は開ける
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まずは「”道は開ける”に書かれている内容を知りたい」という人は、下の記事をご覧ください。

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