人間の思考の最も普遍的な性質とは、多様性に他ならないのである。
現代社会には多様性が求められていますが、16世紀の段階で、この高みにまで達しているのには恐れ入ります…
色々な意見や価値観を取り入れて、さらなる高みを目指しましょう!
女性の場合、世の中に導入されている生活のルールを拒否しても、いささかも非はない。
なぜならば、そのようなルールは、男たちが女性の同意なしに決めたのだから。
これはモンテーニュ特有の『中立&中庸』という立場がよく表された金言だと思います。
16世紀に男女平等を掲げるあたりは、とても先進的だと思います。
賢い人間は、結婚の苦さも、甘さと同じく秘密にしておくものだ。
「良い結婚とは、目の見えない妻と、耳の聞こえない夫の間で成立する」という格言があります。
たとえパートナーに不満があったとしても、知人・友人に愚痴をこぼしたり、周りに言いふらすことは賛同できません。
それは自分の評価を下げることにもつながるので、十分注意しましょう!
人間の理性とは、両刃の剣、それも危険な剣である。
尖った理性は相手を傷つけるだけでなく、自分を傷つけてしまう可能性もあります。
それを理解していれば、防衛策を講じることができるでしょう。
怒りという感情ほど、健全な判断をかき乱すものはない。
怒りをコントロールする技術は「アンガーマネジメント」と呼ばれています。
そのやり方を知りたい人は下の記事をご覧ください。
快楽であれ、富や権力であれ、人間はつかみきれないほどのものを抱えようとする。
人間の貪欲さに、節度はありえない。
欲望は底知れないので、自分でコントロールしなければいけません。
その時のポイントは「欲しいものなのか?」or「必要なものなのか?」を判断することです。
これができれば、欲望もコントロールできると思います。
人生は、それ自体は善でもなければ、悪でもない。
お前のやり方次第で、それが善の場ともなれば、悪の場ともなるのだ。
この言葉にあるように、「どのように生きるのか?」が重要なのだと思います。
人生の有用性とは、その長さにではなく、使い方にある。
長く生きたとしても、ダラダラと過ごしていたなら意味がありません。
モンテーニュはそのような人のことを「長く生きても、少しだけしか生きなかった者」と辛辣に表現しています。
目的地の港がないならば、いかなる風も役立たずでしかない。
これは目標を持つ大切さを伝えた名言です。
きちんとした目標を設定すれば、きっと充実した人生になるでしょう。
金をたくさん身につければ、それだけ、不安も募る。
身の丈に余るお金は、余計なトラブルや不安を引き起こします。
「自分にはいくらの資産が必要なのか?」という具体的な金額を考えて、それを稼ぐ為の逆算式で計画するのがおすすめです。