社会人になってからも、仕事は100点満点だと考えている人がいます。
一般的な学校の試験では100点が上限ですが、仕事における成果は青天井です。
中には500点、1000点という突き抜けた結果を出す人がいるので、自分で天井を決めてはいけません。
とにかく仕事では”ベストを尽くす”ことが大切なのです。
苦手な仕事や嫌いな仕事から「自分には適性がない」という理由で逃げている人も成果が出せません。
成果が出せない理由は、きっと成長の機会を逃しているからだと思います。
これは勉強も同じ考え方なのですが、「英語は苦手」と逃げる人は、同時にチャンスも逃していることに気づいているでしょうか。
もし英語を勉強しておけば、外資系の有名企業に就職できるかもしれませんし、海外赴任のチャンスを手に入れるきっかけになるかもしれません。
はたまた、外国人と結婚する機会を得られるかもしれません。
つまりチャレンジすることは、選択肢を最大化させることと表裏一体なのです。
何かを放棄するということは、それと同時にチャンスも放棄しているのだと理解しましょう。
起業家の思考法の中心となるのが別解力です。
別解力とは、自分で問題や課題を発見して、その答えのない問いに対して自分の持っている知識や経験を活用し、自分なりの答え(=別解)を見つけ出す力のことです。
この力があれば、圧倒的な差別化ができるので、ビジネスパーソンは別解力を身に付けるべきでしょう。
自分の好きな分野、強いところに集中している人たちは、何よりも強い。
好きなことや得意なことにはのめり込めますよね。
それは仕事でも勉強でもスポーツでも同じなのだと思います。
目的を持てないのは、仕事の意図を理解していないからです。
- 上司に言われたから
- 会社の方針だから
- 仕事を振られたから
このような考え方で仕事してしまうと、目的意識を持つことができません。
なぜかといえば、単なる作業になってしまうからです。
当然ながら当事者意識も持てないため、結果的に生産性が下がっていきます。
これでは悪循環なので、仕事に対して目的意識を持つことが大切だと思います。
誰かに評価してもらえたり、客観的な結果が出る機会を体験しなければ、いつまでたっても自分らしさを把握することはできません。
これはビジネスコンテストでの受賞経験がある平尾丈ならではの言葉ですよね。
サッカーの試合で得点王になれば、なんとなくフォワードのポジションが向いているのは理解できますし、数学のテストで毎回100点を取っていれば、なんとなく理数系なのが分かりますよね。
チャレンジするのは面倒ですが、それによって自分のポジションを把握できるので、積極的にチャレンジしていきましょう!
優れたやり方ばかりを探していて、実際の成果に結びつけられない人がほとんどです。
平尾丈は、成果を出すために3つのやり方を組み合わせるべきだと主張しています。
- 自分らしいやり方
- 優等生案
- 逆転案
自分らしいやり方は、いわゆる「自分なりのアプローチ」ということになるのでオリジナル案です。
そして優等生案は、世の中に受け入れられやすい王道のアプローチなので、反対意見が出にくいでしょう。
最後の逆転案は、優等生案の逆をやることです。
逆転案の使い方次第で、飛び抜けた成果が出せるため、この3つをうまく掛け合わせることが重要みたいです。
マイノリティの方こそ「おいしい」
日本は同調圧力が強いと言われますが、それは企業においても同じです。
とにかく現状維持をしたがるので、そのぬるま湯に浸かりたくなりますが、一度冷静になってみてください。
現状維持というのは”衰退”を意味するので、そのままではいずれダメになるのが理解できるはずです。
そんな時は行動を起こすべきなのですが、この時にマイノリティは重宝されます。
常識的な人と真逆で、突飛な行動をとるマイノリティは、イノベーションを起こしやすいからです。
決して「変人になれ!」というわけではありませんが、周りの空気に流されず、自分の意思を持つべきということです。
マジョリティかマイノリティか、どちらかにポジショニングする場合、迷わずマイノリティを選びましょう。
「変な人」「変わっている人」と言われることに対する耐性がなければ、別解を出し続けることはできません。
歴史上の偉人と呼ばれる人たちは、「変人」と呼ばれることが多かったそうです。
結局、自分の常識が通用しない人のことを「天才」と呼びたくないので「変人」と呼んでいるのでしょう。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズも「変人」と呼ばれていましたよね。
「あいつは頭がおかしいんじゃないか」と思われても迎合せず、自分のスタイルを貫ける人だけがイノベーションを起こすのだと思います。
世界を一変させた起業家「スティーブ・ジョブズ」の名言集は下の記事をご覧ください。
新たなマーケットに参入しようとする起業家やビジネスパーソンは、これから伸びていくマーケットに目を向けるものです。
これから伸びるマーケットはポテンシャルがあるので、誰もが参入したくなりますよね。
しかし、その分プレイヤーも多くなるので、レッドオーシャンになってしまいます。
伸びるマーケットで勝ち残るのは至難の技なので、ただ単に正面突破をするのではなく、ブルーオーシャン戦略を取った方が良いと思います。
ブルー・オーシャン戦略について知りたい人は下の名著をご覧ください。
無防備な状態で失敗すると、次の打席に立てなくなります。
小さなリスクしか負わなければ、小さなリターンしか得られません。
なので大きなリスクを背負うべきなのですが、もしダメだった場合「小さな失敗」で終わるような準備をしておかないと、泥沼にはまってしまい、再起不能という状態にもなり得ます。
これは起業家が陥る一番多い失敗パターンなので、十分注意しましょう!
失敗は諦めるまで失敗ではない。
これと同じ言葉を多くの偉人たちが残しています。
GE(ゼネラル・エレクトリック)の創業者と言われているトーマス・エジソンは、「私は失敗したことがない。成功しないやり方を証明しただけだ。」と語っています。
失敗を”成功”に変換するあたりは、さすがミスターポジティブですよねwww
これくらいポジティブに考えられる人が起業家に向いているのだと思います。
エジソンの名言集は下の記事をご覧ください。
まとめ
ここまで、じげん創業者であり、日本を代表する起業家でもある平尾丈の名言集をご紹介してきました。
独立起業を目指す人にとっては刺激になる言葉ばかりだったと思います。
非常にスマートな起業家だと言われているので、そのノウハウが知りたい人は平尾丈が書いた本もご覧ください。