私はいつも、5歳という時期が黄金時期だと感じている。
我々はみんな、5歳の時には天才なのだ。
エリック・ホッファーは『5歳最強説』を唱えています。
5歳の頃は、何かに集中したら一心不乱になって取り組み、怖いものなどなく、疲れも知りませんよね。
かつて天才だった俺たちへ…
何か偉業を成し遂げたいと思ったら、5歳児になりましょう!
一般に、阻止された行動への衝動が、創造力に転化する。
社会にはルールがあります。
それは「秩序」と言い換えることもできますが、きっと会社内にも存在しているはずです。
このエリック・ホッファーの言葉は、そのような”秩序を破る大切さ”について語っています。
つまりそれを超えなければ、決してイノベーションは起こらないということです。
ルールを守らせるのも大事ですが、経営者やマネージャーは頭の片隅に入れておきましょう!
明確に特定できる悪を抑圧すると、その代わりに、広く蔓延する悪、生活の隅々まで伝染する悪がそれにとって変わる危険性が常にある。
これは社会生活でも、会社内にも通じる話だと思います。
目に見える”特定の悪”を排除してしまうと、結局は”別の悪”が台頭してくるだけなので、社会には「必要悪」というのが存在しているホッファーは主張します。
これは働きアリも一緒なのですが、働かない2割のアリを排除すれば、全てのアリが働いてくれると勘違いしますが、実は働かないアリがまた2割出てしまうのです。
それであれば発想の転換をしなければいけません。
つまり私たちがやるべきことは「悪は必然的」だと認識した上で、悪を飼い慣らしながらコントロールし、最小限の影響にとどめることなのです。
新しい状況に自らを適用させなければならない時、我々は不適合者なのだ。
自分のことを常に「不適合者だ」と思っていれば、多少の失敗は当たり前に感じます。
そう考えれば、自然に肩の荷が下りると思います。
激しい不平不満というものは、その原因が何であれ、根底では、自分自身に対する不満である。
まずは自己分析して、ありのままの自分を認めることが大切なのでしょう。
私の知る限り、偶然の十字路であるからこそ人生は素晴らしい。
普通の人はリスクを嫌うので『安定』を求めますが、エリック・ホッファーは『偶然』を楽しんでいたようです。
この考え方はポジティブなのでおすすめできます。
自分を金持ちだと感じるには、周囲に貧乏人がいなければいけない。
周りの目を気にしながら、比較して生きるのは虚しいと思います。
なぜかといえば、自分主体で生きていないからです。
人間に”優劣”は無いので、ありのままの自分で生きましょう!
まとめ
ここまでエリック・ホッファーの名言集を解説してきました。
哲学的な金言が多かったので、きっと心に響く格言が見つかったと思います。
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