営業はストレスが溜まる仕事と言われています。
現場の営業マンはストレスをどんどん溜め込むので、なかなかそれを発散することができません。
結果的に体調を崩したり、うつ病の原因にもなるのです。
そんな時は、我慢せずにストレス発散しましょう!
ここではストレスをため込んでしまう人の特徴や発散方法についてご紹介したいと思います。
営業職に向いてない人
営業職は「対人」が原則なので、コミュニケーション能力が不可欠な職業だと言えるでしょう。
上司や先輩からの叱咤、お客様のクレーム対応など、精神的なプレッシャーが毎日のように掛かるので、コミュニケーションが苦手な人は「営業の仕事には向いてない」「もう辞めたい」と考えてしまうことでしょう。
苦手な営業を克服したい場合は、コミュニケーション能力を高めて、人に慣れることが大切です。
営業では初対面の人と接する機会が多いので、緊張して不安になることがあります。
営業職は自分を売り込むことが最大の武器になるので、コミュニケーション能力が高ければ高いほど自分に自信がつき、楽しみながら顧客と商談することができるでしょう。
また、営業に向いていない人の特徴に「プライドが高い」というものがあります。
営業では売り上げを伸ばすということが何よりも大切です。
お客様を納得させるには、何度も頭を下げる、低姿勢を貫くことが必要になります。
また、成績を伸ばすためには、営業が得意な上司からのアドバイスを素直に聞き入れ、テクニックを盗んでいかなければなりません。
コミュニケーションが苦手だったり、プライドが高いということは、営業に向いてない人の共通点となっています。
疲れる原因は人間関係
「営業の仕事が大変だ」ということは良く聞く話ですが、疲れる原因、大変な理由は主に人間関係によるものです。
有名な心理学者のアルフレッド・アドラーは「全ての悩みは人間関係に起因する」と結論付けていたほど、人間関係はめんどくさいのです。
もし興味があればアドラーの著書を読んでみてください。
- 営業成績が上がらないと上司から怒鳴られる
- 顧客からクレームを言われる
- 後輩からバカにされる etc.
など人間関係の悩みは尽きません。
営業職はデスクワークより外回りすることが多いので、人間関係で悩みを抱えることが多く、心が疲れていると、身体の疲れも感じやすくなります。
仕事が上手くいっている間は体力的な悩みがあまり気にならないので、仕事を楽しんだり、前向きに取り組むことができますが、営業ノルマや人間関係など、精神的なストレスが毎日のように積みあがっていくと、徐々にメンタルが弱っていきます。
そのため、営業の仕事を楽にする為には、営業実績をアップし、人間関係を良くすることが大事でしょう。
ストレスが蓄積されていくとやる気がなくなったり、精神的に追い込まれてしまうので、自分なりのストレス解消法を日頃から考えておきましょう。
営業を辞めたい時
「営業職を辞めたい…」と思うのは甘えかも知れませんが、我慢して続けていると、ストレスの限界を迎えることがあります。
そんな時には、自分を必要以上に攻めてしまうと思いますが、まずは自分を許すことが大切です。
自分を許してあげることで、精神的な重圧や体力的な辛さから解放されることがあります。
また、もし辞めたいと思った時は、営業職の悪い部分でなく、仕事の楽しい部分に目を向けてみましょう。
営業の仕事は簡単ではありませんし、失敗することも多いですが、新しいお客様との出会いや、売り上げ実績が出せた時の達成感は、他の職種では味わない高揚感があります。
「仕事が辛い」と感じる人ほど真面目な傾向がありますが、あまり真剣に考えすぎず、適度に息抜きすることも大切なのです。