人間は負けるように作られていない。
そりゃあ、人間は殺されるかもしれない、けれど負けはしないんだぞ。
<アーネスト・ヘミングウェイ>
ヘミングウェイらしく、不器用かつ男らしい名言だと思います。
たとえ殺されたとしても、自分の信念を貫いていれば、それは生き様として刻まれます。
一番大切なことは、自分の中の信念を貫くように努力することなのです。
何もかもがうまくいくはずないのだから、何もかもうまくいかせようとするのは、方法論として間違った考え方だ。
<阿佐田哲也>
一見すると努力を否定するような言葉に見えますが、実はそんなことありません。
努力が実ることもありますし、いくら努力してもその成果が出せないことも現実にはあるのです。
なんでもかんでもパーフェクトにこなすのではなく、ある特定分野のプロフェッショナルを目指しましょう。
一日一生。
一日は貴い一生である。
これを空費してはならない。
<内村鑑三>
「人生は長い」と言われますが、それは考え方次第だと思います。
確かに80歳まで生きると考えた場合、今日一日の価値が下がるかもしれませんが、「今日一日しか生きられない」と考えた場合はどうでしょうか?
きっと今日一日の過ごし方が変わると思います。
毎日一生懸命に努力して、充実した人生を過ごしましょう。
この世に「雑用」という用はありません。
私たちが用を雑にした時、雑用が生まれるのです。
<渡辺和子>
今やってる努力が報われるのか不安になりますよね。
それは仕事でも同じだと思います。
御用聞き営業のような役割や、書類の印刷などの雑用は、果たして意味があるのでしょうか。
そのような雑用を活かすも殺すもあなた次第だと思います。
未来のことはわからない。
しかし、我々には過去が希望を与えてくれるはずである。
<ウィンストン・チャーチル>
未来がどうなるかは誰にもわかりません。
しかし過去に努力した成果は、きっと明るい未来を作ってくれるはずです。
そう考えた場合、努力することの大切さが理解できるはずです。
チャーチルの名言集は以下の記事をご覧ください。
大きな樅(もみ)は、唯だ嵐の強い場所にばかり成長する。
<ヴィクトル・ユーゴー>
嵐が強い場所とは「過酷な職場」と言い換えることもできるでしょう。
外資系コンサルなど、過酷な職場で生き残るためには、健康な身体はもちろんですが、それ相応の知識を身につけておかなければいけません。
そのために努力することは必要不可欠なのです。
そこで耐えうる努力をした人だけが、成功を掴み取ることができるのだと思います。
どんな芸術家でも最初は素人だった。
<エマーソン>
「自分はやったことないから…」とか「経験したことがないから…」と言い訳する人を度々見かけます。
しかしよく考えてみると、誰もが最初は素人だったはずです。
やったことがないことでも果敢に挑戦して、そこで失敗を繰り返すことで、徐々にプロフェッショナルへと成長していくのです。
トマトにねぇ、いくら肥料をやったってさ、メロンにはならねんだなあ
<相田みつを>
数学が苦手なのに、それを一生懸命に頑張っても意味がありません。
今の仕事が合っていないのに、がむしゃらに頑張っても意味がありません。
それでは”ただの凡人”になってしまうのです。
自分の得意分野と呼べる長所だけを伸ばしましょう。
花が花の本性を現じたる時、最も美なるが如く。
人間が人間の本性を現じたる時は、美の頂点に達するのである。
<西田幾多郎>
どのように努力すれば開花するのか?
それは「プロ論」と呼べるでしょう。
自分が最も美しく咲けるような分野に努力を集中させましょう。
己自身を低く評価するものは、他人からも低く評価される。
<ウィリアム・ハズリット>
せっかく努力したのに、自分に自信が持てないと、自己評価が低くなってしまいます。
それでは周りから信頼されないので、「努力したことは必ず報われる!」と信じて行動しましょう。
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