バラク・オバマといえば、第44代アメリカ合衆国の大統領ですよね。
父親はケニア出身の黒人でイスラム教徒、母親はアメリカのカンザ州出身の白人という混血なのですが、決して恵まれた環境で育ったというわけではないようです。
しかし父親は博士号を取得するためにハーバード大学へ通っていた秀才なので、どうやら頭は良かったみたいですね。
歴代アメリカ大統領と同様に「弁護士⇒議員⇒大統領」というプロセスをたどっているので、ある意味では王道と言えますが、強いリーダーシップを持った人物だったと記憶しています。
そこで今回は、バラク・オバマの名言集をご紹介したいと思います。
ビジネスリーダーを目指す人は、ぜひ参考にしてください！
バラク・オバマの略歴
1961年 アメリカのハワイ州ホノルルでバラク・フセイン・オバマが誕生。
1964年 両親が離婚して母親に引き取られる。（父親は1982年にケニアで交通事故死）
1967年 母親が再婚したインドネシア人と一緒にジャカルタで暮らす。
1971年 単身ハワイへ戻って、母親の祖父母と暮らす。
1979年 高校を卒業してアメリカのオクシデンタル大学へ入学。
1981年 コロンビア大学へ編入。
1983年 コロンビア大学を卒業して、一般企業に勤める。
1988年 ハーバード・ロースクールに入学。
1991年 ロースクールを卒業して、公民権専門の弁護士として活動する。
1992年 ミシェル・ロビンソンと結婚。
1996年 シカゴのサウスサイド選挙区からイリノイ州議会上院議員選挙に出馬して当選。
2004年 イリノイ州選出として連邦上院議員選挙へ出馬し当選。
2007年 アメリカ大統領選への立候補を正式に宣言。
2009年 第44代アメリカ合衆国大統領に就任。
バラク・オバマの名言集まとめ
人種差別は他の権力乱用の延長だ。
バラク・オバマは『アメリカ初の黒人大統領』だったので、そのインパクトは強烈でした。
黒人ということで、個人的に嫌な思いをたくさんしてきたのだと思いますが、特に人種問題については積極的に取り組んでいたのを覚えています。
戦争の結末は悲惨なものです。
戦争をして良い思いをするのは上流層だけです。
必ず下流層が犠牲になるので、やはり戦争はよくないですね。
政治はビジネスではありません。
使命です。
人々の生活をより良くしようと『自己犠牲の精神』で務めている人がバラク・オバマの理想とする政治家みたいです。
リベラル派か保守派かといったレッテルを貼ることに私は賛成できません。
バラク・オバマは、国民を分断するような考え方を支持せず、みんなが1つにまとまるような共通意識を望みました。
これはバラク・オバマを理解する上で”重要なポイント”になるので覚えておきましょう！
この国は地球上で最も偉大な国であり続けています。
それは、軍事力や経済力のおかげではありません。
子供達が皆、夢を見ることができるからなのです。
『子宝』という言葉がありますが、まさに子供は国の資産だと思います。
アメリカという国では、誰でも夢を実現できる「アメリカンドリーム」という考え方があるので、国民全体に成り上がり精神が浸透している気がします。
民主党はいつだって、その人の生まれた環境に左右されることなく、全ての人に平等にチャンスを与えるため戦ってきました。
まさにバラク・オバマの考え方こそが『民主党の考え方』ということですね。
自分自身が社会的弱者だったオバマ大統領の言葉には重みがあります。
妻は私にヘマをしないようにとだけ言います。
オバマ大統領は1992年に結婚していますが、夫婦仲睦まじい姿が度々テレビでも見かけられましたよね。
やはり妻のサポートがなければ、偉業を成し遂げることはできないのだと思います。
個人の成功には、個人の責任という要素があります。
しかし社会にも責任があるのです。
バラク・オバマは対立表現を好みませんが、「双方に問題がある」のは事実だと認めています。
その上で、社会には「成功するために必要な手段を人々に与えるという責任」があると語っています。
私たちには、学校や、そこで学ぶ生徒たちに投資する義務と責任があります。
子供達が将来の国を作るので、バラク・オバマはその部分への投資は惜しみませんでした。
日本でこの動きが如実になってきたのは、平成29年に発足した第４次安倍内閣の頃だったように感じます。
アメリカからは10年遅れぐらいな感じですね。
今私が政治に関与している理由は、JFKになりたかったからではありません。
JFKとは遊説中に暗殺されたジョン・ F ・ケネディ元大統領のことです。
アメリカ屈指の人気を誇った大統領ですが、その名言を知りたい人は下の記事をご覧ください。
私は元喫煙者です。
飲酒に関しては高校と大学でやり尽くしました。
ドラッグに酒にパーティー。
ハメを外して大騒ぎしたものです。
この言葉はイメージと違うので、ちょっとびっくりしますよね。
バラク・オバマは弁護士出身のため真面目なイメージが強いですが、どうやら人並みの遊びは経験してきたみたいです。
抱える問題の複雑さを考慮すると、ここで6年間汗水垂らして働いても、何一つやり遂げることができないかもしれません。
政治課題を解決するためには、長い時間を要します。
これはかつて日本の政治家に聞いた話ですが、政治家は短期間で実績を出したがるので、基本的に『教育問題』には取り組まないそうです。
その逆を言ってしまえば、本気で教育問題に取り組んでいる政治家は将来を見据えているので、自己犠牲の精神がある”本物”かもしれません。
私の考え方の大前提には、母からの教えがあります。
バラク・オバマは、母親から「人間は皆同じだ」と教えられてきたそうです。
黒人だから、白人だから、ということはなく、みんな等しく平等だということです。
これがバラク・オバマの基本姿勢になっています。
どんな相手でも、話をすればある程度は納得させることができるといつも思っています。
人間は些細なコミュニケーションミスで、お互いすれ違ってしまいます。
それは本当にもったいない話なので、常日頃から丁寧なコミュニケーションを心がけましょう！
自分たちの境遇にうんざりし、より良い人生を望む人たちが、チャンスをつかむために、大きなリスクを負ってでも遠路はるばるたどり着きたいと願う場所なのです。
これはアメリカについて語った名言です。
アメリカンドリームを体現させることが、アメリカの政治家の役割なのだとバラク・オバマは語っています。
どこで生まれようが、どれだけ親が裕福だろうが関係ありません。
見た目や信条も関係ありません。
バラク・オバマは一貫して『平等主義』を掲げました。
誰もが夢をつかむチャンスを与えられ、チャレンジする権利も与えられた舞台こそが「アメリカ合衆国である」と語っています。
信仰は、世界中の人々を動かす確かな力です。
バラク・オバマは、キリスト教のプロテスタント信者だと言われています。
カトリックではない辺りが、平等主義の主張と一貫していますよね。
イエス・キリストの名言を知りたい人は、下の記事をご覧ください。
私たちは認めなければなりません。
自分たちが常に正しいとは限らないということを。
多様性という言葉が浸透して、「みんな違ってOK」という考え方になりました。
しかしこの考え方が広まると、個々人の意志をまとめるのが難しくなるので、日本国としてのチーム力は弱くなる気がしています。
なので、政治家は国民を導くための”ビジョン”を掲げる必要があると思います。
私の役目は、皆さんに対してワシントンを代表することではありません。
ワシントンに対して皆さんを代表することです。
これは素晴らしい名言ですよね。
ちなみに、この言葉に出てくるワシントンは初代大統領でなく、もちろん『ワシントンD.C.（アメリカ政治の中心地）』のことです。
民主主義には常に何らかの対立が存在します。
対立が存在することについて、バラク・オバマは「健全な姿である」と語っています。
各個々人が自分の意見を素直に言える社会（＝民主主義）ということなので、確かに健全かもしれませんね。
私は全ての戦争に反対しているわけではありません。
私は反対しているのは愚かな戦争です。
これはアメリカ大統領としてのポジショントークだと思います。
やはりアメリカ大統領という立場上、たくさんのステークホルダーがいるので、簡単に「戦争反対」とは言えないみたいですね。
まとめ
ここまでバラク・オバマの名言集をご紹介してきました。
他の大統領と比べて、オバマ大統領は、日本人の私から見ても強いリーダーシップを持った人物だったと記憶しています。
歴代アメリカ大統領には様々な人物がいましたが、その名言を知りたい人は、ぜひ下の記事もご覧ください。
もちろん日本の総理大臣（首相）の名言集もあるので、そちらも合わせてご覧ください。
