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フリーランスという働き方がとても注目されていますよね。
単純な解釈では「個人事業主」を意味する言葉なのですが、今回はフリーランスという働き方にフォーカスしていきたいと思います。
目次
そもそも「フリーランス」の意味とは?
フリーランスという言葉が注目されていますが、その意味とは企業に雇われず独立した立場で仕事をする自営業者のことを指しています。
もう少し詳しく説明すると、個別の仕事毎に企業(クライアント)と契約して、その対価を得る働き方がフリーランスと言われています。
このフリーランスという働き方にはさまざまなジャンルが含まれているので、年収もピンからキリまであります。
年収300万ほどで細々と仕事しているフリーランスもいれば、年収1000万円を稼ぐフリーランスもいるのです。
また、フリーランス自体が本業の人もいれば、サイドビジネスにしている副業フリーランスもいるので、その働き方には多様性があると言えるでしょう。
フリーランスで働くメリットとは?
フリーランスで働くことには様々なメリットがあるので、ここで押さえておきましょう。
まず一番のメリットと言えるのは、働く時間や場所を自由に選定できることです。
正社員として勤務している場合は、所属している企業に通勤して、一定時間は企業内で仕事しなければいけません。
もちろんリモートワークというケースもありますが、勝手に休憩を取ったり、仕事中に抜け出すことはできませんよね。
それに対してフリーランスの場合は、自分の好きな時間に好きな場所で仕事ができます。
もちろん自宅で在宅ワークしても、コワーキングスペースで働いても構いません。
フリーランスは、自分の職場を自由に選択できるのです。
次にフリーランスで仕事をしている人は人間関係の煩わしさに悩むことがあまりありません。
人間関係といえば、職場内のいざこざですよね。
社内派閥やグループなど、会社内には様々な軋轢が生じています。
しかし個人で動くフリーランスであれば、そんな面倒なことに巻き込まれることはありません。
他にも「定年退職がない」ことはメリットだと思います。
企業に雇われている人は一定の年齢になったら退職せざるを得ませんが、フリーランスは自分の意志で引退するタイミングを決められます。
つまりフリーランスは”生涯現役”で働けるということになります。
逆説的に言ってしまうと、フリーランスとして働けるだけの実力があるからこそ、生涯現役で働けるのでしょう。
フリーランスの年収(給料)はどれくらい?
「フリーランスとして独立開業したら、どれくらいの年収になるのか?」というのは誰もが気になる情報ですよね。
収入を自分で決められるのもフリーランスの魅力だと思いますが、単価の高い仕事を多数こなす場合もあれば、クライアントと交渉をして単価を上げてもらうケースもあるので、基本的には自分の能力や考え、努力次第だと言えるでしょう。
これが会社勤めとなるとそうはいかず、会社側が決定した報酬(給料)をただ受け取るだけになるので、そういった意味では面白さに欠けます。
能力がある人は宝の持ち腐れになってしまうので、フリーランスという働き方に憧れを持つことでしょう。
さて、気になるフリーランスの年収ですが、おおよそ600万円~800万円ほどが普通だと言われています。
これを聞くと「意外と少ないな…」と思うかもしれませんが、実はこれが現実なのです。
なぜこのような金額になるのかというと、おおむね年収600万円~800万円くらいになると、法人化(会社設立)した方が節税効果が出てくるからです。
つまりフリーランスで年収1,000万円以上を稼ぐ人というのは、税金面でのデメリットが大きくなるので、現実的に存在しなくなるということです。
たまに「年収1億円」を豪語するフリーランスを見かけますが、それは「年商1億円」のことで、実際には原価などが差し引かれて、年収では800万円以下になっているはずです。
しかし、たとえ年収600万円~800万円だったとしても、個人事業主は自由に経費を使うことができるので、そのあたりは正社員と大きく違う部分でしょう。
もちろん仕事に関係するモノに限られますが、例えば以下のような経費を損金計上できるのです。
- 交通費
- 家賃
- 飲食代
- 文房具や備品
- ティッシュペーパーやトイレットペーパー
- 水やお茶などの飲み物
- 水道光熱費
- 電話やインターネットなどの通信費 etc.
ざっとこれだけを見ても、日常生活において必要不可欠なものばかりですよね。
これらを経費計上できるとなれば、そのぶん可処分所得が上がることになるので、そのインパクトは絶大だと思います。
もしフリーランスとして独立開業を検討しているのであれば、まずは経費処理しやすくする為にAmazonビジネスにも登録しておきましょう。
フリーランスになるにはどうする?
フリーランスになるには、何か必要な資格やスキルが決められているわけではありません。
しかし独立した自営業者として仕事をする以上、人より秀でたスキルを身に付けておく必要はあるでしょう。
そうしないと、たとえフリーランスになれたとしても「全く仕事がない…」という状態になって、生活が困窮する事態にもなりかねません。
これはフリーランスとして独立起業した人も、副業フリーランスの人でも、得意分野における優れたスキルがあって、初めてクライアントから仕事を受託することができるのです。
よって一般的には「フリーランスには高い能力が求められる」ということになります。
フリーランスの届け出方法
次にフリーランスになる為の”行政手続き”について見ていきましょう。
まず、フリーランスになるには所轄税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」という書類を提出することになります。
この書類は税務署からも取り寄せできて、国税庁のホームページからもダウンロードできます。
青色申告したい場合は、この「個人事業の開業・廃業等届出書」と同時に「青色申告承認申請書」も提出するのですが、書類の入手方法は同じです。
それから先ほど解説した通り、ある程度の年収に達した場合、法人化した方が節税効果が高くなるので、そのタイミングは自分で見極めましょう。
フリーランサーが法人成りする場合には、法務局への届け出が必要となります。
これを「法人の登記申請」と言いますが、登記が認められれば個人事業主(自営業)という立場よりも多くのメリットを享受できるので、収入次第では法人成りも検討してみてください。
フリーランスになる準備も必要
フリーランスになるなら、必要な準備をしておきましょう。
例えば、独立起業した後にクレジットカードを作ろうとしても、なかなか与信が通らないケースがあると聞きます。
その理由は、会社員としての後ろ盾が無くなってしまうので、社会的な信用が落ちてしまうからです。
なので会社員として働いてる間、独立開業する前に必ずクレジットカードを複数枚作っておきましょう。
まずは誰でも作れると噂されている”楽天カード”を作っておくのがオススメです。
年会費無料(0円)ですし、楽天ポイントも還元されるので、作って損することは無いはずです。
フリーターとフリーランスは違う
フリーランスと似た言葉に「フリーター」があります。
しかしこの2つは全く違う意味なので、ここで正しく理解しておきましょう。
フリーランスはこれまで解説してきた通りですが、フリーターとは「フリーアルバイター」を略した言葉になります。
つまりアルバイトとして雇用された人のことを指すのです。
このアルバイト人材(労働者)と雇用者との関係性は「雇用契約」になります。
しかし、フリーランスの場合には「業務委託契約」が多いはずです。
なので、そもそも契約形態が全く違うことになります。
そしてアルバイトの場合には「与えられた仕事をこなすだけでOK」ですが、独立したフリーランスの場合には「自分で稼げるジャンルや仕事を探す」必要があります。
自営業者は誰にも頼ることができないので、自分一人の力で解決しなければいけません。
その上で与えられた仕事を責任をもって納期までに完了させる必要があるのです。
フリーランスのお仕事は?
フリーランスになりたい人は自分で開業届を提出して、フリーランスとして宣言さえすれば簡単に独立開業することができます。
しかし、フリーランスの人が活躍しているジャンルや職業には決まった特徴があるので、どんな仕事内容になっているか見てみましょう。
フリーランスの仕事で多いのが、ライター、デザイナー、イラストレーター、編集者、プログラマー、コンサル、マーケッター、人事、バックオフィス、営業などです。
実に様々な職業がフリーランス化しているので、どのような職種だったとしても、スキルさえあれば十分稼げるでしょう。
とはいえ、例えば一口にライターやデザイナーといってもその仕事内容はさまざまです。
ライター一つとっても、
- 実際の取材活動を通じて記事を書くルポライター
- インターネットの情報をもとに記事をまとめるWEBライター
- 出版物を執筆するライター
- 商品やサービスの宣伝を主にするライター
などジャンルは豊富です。
その他のデザイナーやイラストレーター、編集者、プログラマーなども事情は変わりません。
フリーランサーとして仕事をする場合は、それらの中から(もちろん、他の業種でも)自分に合ったジャンルを選ぶ必要があります。
フリーランスを支援するサイト
フリーランサーとして独立開業した場合、一番困ることは仕事が無いことですよね。
実際に「どうやって仕事を探せばいいのかわからない」という人も多いはずです。
確かにクライアントを探すと言っても、これといったツテがなく、人脈もなければ、イチから新規開拓することになるので、それはとても大変ですよね。
このような時に頼りになるのが、クラウドソーシングサイトです。
クラウドソーシングとは、会員登録した多くのフリーランスと、フリーランスに発注したい企業を結び付ける概念のことですが、クラウドソーシングサイトがたくさん登場しているので、フリーランスが仕事を探しやすい環境が出来上がりました。
インターネット上で案件を受発注して、その案件が無事完了したらクラウドソーシングサイトが報酬支払いを仲介してくれるので、「フリーランスとして仕事したのに報酬がもらえない」というケースもありません。
クラウドソーシングを手掛けるサイトはたくさんありますが、今回は代表的なサービスとして「クラウドワークス」と「サイドビズ」を紹介していきたいと思います。
クラウドワークスとは?
「クラウドワークス」は、仕事を頼みたい人と仕事を引き受けたい人をコネクトする日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
「クラウドワークス」は、クラウドソーシングの先駆者とも言えるサイトで、総合型のクラウドソーシングサイトといわれています。
仕事の発注者にとっても受注者にとっても、申し込みから月会費、クレジットカード手数料とすべて無料なので利用がしやすいと思います。
フリーランサーがこの「クラウドワークス」を利用して仕事を探す場合は、システム開発・運用、デザイン制作、ライティング・ネーミング、タスク・作業などのジャンルから自分にマッチした案件を選べるようになっています。
日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」
サイドビズとは?
「side bizz(サイドビズ)」は、営業系のフリーランスを支援する為に立ち上がったサイトです。
商材の見込み顧客が欲しい企業と、仕事を引き受けたい個人・法人をマッチングする業界最大級のセールスクラウドソーシングで、紹介営業(リファラル営業)をクラウドソーシングの仕組みにして提供しています。
セールスに特化したクラウドソーシングの代表格として注目されているサイトなので、営業フリーランスとして独立起業したい人にはピッタリだと思います。
副業として気軽に稼げるリファラル営業、固定報酬が出るフィールドセールス(又はインサイドセールス)、テレアポの仕事など、多岐にわたる案件情報が掲載されています。
営業マンはもちろん、個人事業主や法人まで幅広く利用することができるサイトだと思います。
フリーランスは自営業(経営者)である
ここまで読み進めた人は理解できたと思いますが、フリーランスとは自営業者(経営者)のことです。
もしフリーランスとして活動したいなら、この自覚を持つことが最も大切だと思います。
つまり、自分の才覚と責任ですべての事業を切り盛りしていかなければいけないのです。
会社勤めをしているサラリーマンのように、「面倒なことは会社丸投げ!」なんてことはできないのです。
ここが個人事業主として仕事をしていくうえで一番大変なところです。
つまり、新規開拓営業から契約手続き、業務遂行、報酬の管理、会計処理まで全てが自己責任となるのです。
したがって、企業経営者としての心構えが必要不可欠で、いい加減な人はフリーランスに向いていません。
様々な方面に気が利き、自己管理ができて初めてフリーランスとしての成功を勝ち取り、大きな収入を得ることができるのだと自覚しておきましょう!
フリーランスが注意すべきこと
最後に、フリーランスが注意すべきことについて、簡単にまとめておきたいと思います。
まず健康管理には人一倍気を使う必要があります。
もし健康を害して仕事を休めば、フリーランスとしての収入はゼロになってしまいます。
そのような場面で助けてくれる、フリーランス向けの所得保障保険も登場していますが、それはあくまでも保険としての役割でしかありません。
また、有給休暇という都合の良い制度はないので、常に仕事ができる体調を維持しなければ行けないでしょう。
次にフリーランスはクライアントとの良好な関係を築かなければいけません。
良い関係性ができれば、同じクライアントから何度も案件依頼されますし、そのクライアントが取引先(新たなクライアント)を紹介してくれる可能もあります。
なので、とにかく目の前の仕事を着実にこなすことが重要なのです。
クラウド会計ソフトを導入しよう!
フリーランスとして活躍する為には、金銭管理をしっかりやらなければ話になりません。
会社員の頃は経理担当者がやってくれたはずですが、自営業者は自分で会計もやらなければいけないのです。
なので、会計ソフト、できればクラウド会計サービスを導入して、丁寧に帳簿を付けましょう。
クラウド会計ソフトを利用すれば、1人でも簡単に経理業務ができるはずですが、弊社が利用しているマネーフォワードなどは安くて便利ですよ。
クラウド型会計ソフト マネーフォワード クラウド会計
そして老舗の会計ソフトといえば、弥生会計も外せませんよね。
やよいの青色申告オンライン
色々な会計サービスがあるのですが、その中から自分好みの会計ソフトをチョイスしてください。
税金を正しく納税することは事業主の責任です。
フリーランスとして独立起業するなら、しっかりその自覚を持って取り組みましょう。
