iPhone修理の副業は儲からない?飽和した市場でも稼ぐ方法

iPhoneは「世界で最も売れているスマートフォン」が故に、「世界で最も多く故障している」とも言われています。

そんな時に重宝するのがiPhone修理サービスですよね。

そこで今回はiPhone修理ビジネスについて解説していきたいと思います。

「iPhone修理ビジネスは儲かるのか?」という基本的な部分から、iPhone修理業界の今後の展望についても解説していきたいと思うので、ぜひ最後までご覧ください。

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iPhoneの修理ビジネスとは?

iPhoneとは、アメリカに本社をおくアップル社が販売するスマートフォンになります。

バージョン、カラーなど様々な種類がありますが、デザインがとてもシンプルなのと、すべての製品の背面にリンゴのマークが入っているのが特徴的ですよね。

世界的に見ても、日本では特にiPhone製のスマートフォンが人気になっていて、新作のiPhoneが発売されるとアップルストアの前に長蛇の列ができる光景を一度くらいはニュースで見たことがあるはずです。

iPhoneの人気はデザイン性の他にも、使い勝手の良いiOS、アップルサーバー内でデータの保存が可能となるiCloud、強力なセキュリティなど、いくつかの理由があります。

その一方でiPhoneは「とても壊れやすい」とも言われています。

確かに街中で見かけるiPhoneの液晶画面は割れていたり、ひび割れているケースが多く、なんとなく壊れやすい印象がある人も多いでしょう。

そんな時に求められるのがiPhone修理サービスです。

前述したとおり「スマートフォンは壊れやすい」という弱点があるため、地面に落としただけで画面がバキバキに割れてしまったり、雨に濡れてしまって動かなかったり、起動すらしなくなるケースもあります。

また経年劣化などによる充電不良や、本体には何の問題がなくてもバッテリー不良が起こることもしばしば…

そのようなときに、iPhone修理サービスは重宝されています。

iPhone修理ショップはApple Store内に併設されていたり、街中にあるiPhone修理の専門店で行われているそうです。

iPhone修理の開業資金は?

「形ある物はいつか壊れる」という格言の通り、いずれiPhoneも壊れてしまいます。

しかしiPhoneは決して安くないので、数千円~数万円であれば「修理して使いたい!」と思うのは当然でしょう。

そう考えた場合、iPhone修理ビジネスには一定数のニーズがあると考えられます。

実はiPhone修理で独立・開業するのは、他のビジネスを起業する場合と比べて「比較的安価で簡単」だと言えます。

初期経費としてかかるのは、専用の修理道具、基盤の修理講習、専用パーツ、店舗の契約費用、店舗ディスプレイくらいです。

しかも修理専門店の中にはフランチャイズ展開(FC契約)している会社もあるので、もしiPhone 修理ビジネスを始めたいのであれば、その本部に加盟するだけで済むということです。

その場合には加盟金が必要となるのですが、一括払いで10万円、30万円などの料金や「月額1万円」というケースもあるので、そこまでハードルは高くありません。

どちらかといえば、iPhone修理のノウハウが重要なので、その研修をしっかり提供してくれる会社と組むのが良いでしょう。

iPhoneは精密機器なので特別な講習を受けなければいけませんが、それさえ乗り越えてしまえば、かなり利益率の高いビジネスだと言えます。

そもそもiPhone修理専門店は数坪の狭いスペースでも開業することができ、そのスペースすらないのであれば、自宅開業することもOKなので、その分の販管費が下げられます。

大規模な店舗スペースや客席を確保しなければいけない”通常の店舗ビジネス”よりも、明らかに販売管理費が低いのです。

店舗を構える必要がなくなると、契約時の敷金・礼金がゼロになり、看板費用やディスプレイ購入費用も抑えられるため、かなり開業費用が少なくて済みます。

もちろん既存店舗に併設するやり方もできますし、郵送でやり取りするiPhone修理ビジネスでもOKです。

そしてかかる原価は”部品代”なので、微々たるものです。

開業資金だけでみると、店舗を持つ場合は約80万円、自宅での起業の場合は、約30万円ほどでiPhone修理専門店は起業できるので、かなり手軽だと言えるでしょう。

なので会社員の副業や店舗のクロスセル商材にも最適だと思います。

スマホ修理は儲からない?

開業しやすい一方で、「スマホ修理ビジネスは儲からない」とも言われています。

その理由は様々ですが、これまで少なかったAppleの正規店が徐々に店舗数を増やしつつあり、サービス内容を充実させていることも原因の一つだと思います。

さらに正規店以外のiPhone修理業者の参入が多く、市場が飽和状態になっていることも原因とされています。

特に、新宿や渋谷など都心に行くほど修理専門店が多く出店しているため、それによって顧客が分散してしまい、1店舗あたりの売り上げが減少しているのです。

その為、上手く集客できなければ、この業界で生き残ることは難しいでしょう。

せっかくサイドビジネスとして独立・開業したのに、仕事がなくてはお金になりません。

そのような状態では店舗の維持が難しくなるので、閉店せざるを得えないでしょう。

その可能性を少しでも下げるためには、iPhone修理専門店と言えども、同時に端末の買取や中古販売、転売なども行いながら、多方面での収益確保を模索する必要があると思います。

これはつまり「iPhone修理ビジネスはレッドオーシャンである」ことを意味しているので、何とかしてブルーオーシャンを創り出さなければいけないということです。

なので、もしこれからiPhone修理ビジネスに新規参入したいという人は、必ずブルーオーシャン戦略に関連する本を読んでおきましょう!

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顧客の集客方法

ここまで読み進めた人は、「iPhone修理ビジネスは集客力が肝である」ということに気がついたはずです。

お店を続けていくためには新規顧客を集める必要があるので、当たり前ですが「効果的にお店を宣伝する」ことが求められます。

もし副業だったとしても、この辺りは抜かりなく行うべきだと思います。

その広告宣伝のやり方にはいくつか手法があって、代表的なのは以下のようなやり方だと思います。

広告宣伝のやり方
  • 街中でチラシ(又はティッシュなど)を配る
  • チラシを近隣住宅にポストインする
  • ウェブサイトでSEO対策する
  • Web広告を運用する
  • SNSに力を入れる
  • 取次店(紹介者)を増やす

チラシをばらまくやり方は人海戦術だと言えますが、Web広告やSNSを活用するやり方が最も有効的であり、費用対効果も高いと言われています。

なぜかといえば、顧客のほとんどがインターネットを利用していて、来店する前にwebで修理店について調べるからです。

しかも検索しているお客様はニーズが顕在化しているので、会社の近くにある修理店を探したり、最寄り駅にあるiPhone修理ショップを求めているので、MEO対策も必要でしょう。

iPhone修理には作業時間があるので、ある程度の待ち時間が予測されます。

そう考えた場合、「仕事の休憩中に修理を依頼して、仕事終わりに取りに行く」というのもアリですよね。

ということは、「会社が多いビジネス街に出店する」というのも有力な候補だと思います。

そしてiPhone修理は路面店でなくてもOKなので、雑居ビルの4階、5階などの僻地でも十分成り立ちます。

とにかく認知さえ広がれば集客できるビジネスなので、iPhone修理の”のぼり”を設置したり、近所の会社へビジネスカードを配るのも良いでしょう。

ビジネスカードとは「このカードをお持ちいただければ10%OFF」などを記載した名刺サイズのカードのことで、ダイレクトレスポンスマーケティングに使うことができます。

とにかく集客対策は「できることを全て行う」というスタンスで取り組んで、費用対効果の良いやり方に絞り込んでいく方法が良いので、最初はオープンマインドで取り組みましょう。

iPhone修理の今後はどうなる?

一昔前までは壊れやすいiPhoneだったのが、バージョンを重ねるごとに性能はぐんぐん良くなっていき、今では”唯一の弱点”と言われていた『防水機能』まで備えるモデルが登場しました。

これによって、発売当初に比べて修理ニーズが減っていることは確かだと思います。

しかし、全く故障が出ないというわけではありません。

使用方法によっては、どんなに丈夫に作られていたとしても壊れてしまいます。

そのため、スマホ修理のニーズが全く無くなるということはないでしょう。

一方で、修理業界が飽和状態になっている事実には注意が必要です。

iPhone修理ビジネスは安定的に稼げるかもしれませんが、「びっくりするほど儲かる」というビジネスにはなり得ないので、個人的には副業感覚で取り組むのが良いと思っています。

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