発見をするにはマジョリティの反対方向へ進む必要もあります。
マジョリティとは「多数者」「多数派」を意味する言葉です。
なので、これは「常識を疑う」ことを推奨した名言です。
少し違う発想をするためには、これまでの常識を疑う必要があるのです。
前向きに取り組んでいくためには、それを習慣づけする必要がありそうです。
「継続は力なり」という言葉がありますよね。
まさにその通りで、習慣化すれば人間は苦痛に感じないそうです。
将棋の世界の場合でも、楽観的に考える人の方が多いと思います。
将棋では一手一手が自己責任なので、あまり悲観的に考えすぎると自己否定することになってしまうそうです。
それだと次の一手を考えることができないので、基本的には楽観的に考えているそうです。
長考の良いところは、目前の一手に焦点を合わせるだけでなく、その背景やプロセスまで考えることができることです。
同じ一手だとしても、長考の場合には意味合いが違ってくるそうです。
長考の場合には、たくさんの読みを入れて、その中で苦心の一手を選択したことになります。
それはもちろん相手も同じなのですが、ここで重要なのは「なぜ他の有力な候補手を選ばなかったのか?」という部分です。
つまり、選ばなかった候補手は、「相手にとって都合が悪い=自分にとって都合が良い」ということになるのです。
歩をたくさん持ってるということは、使われなくてもそれだけで手厚いのです。
ビジネスに例えると「歩=内部留保」と羽生善治は表現しています。
持ってるだけでも安心感があるので、いざという時に役立つそうです。
同じボードゲームでも西洋と東洋では違っているところがあり、それを知ってから、将棋の魅力やユニークさがより解った気がしています。
これは将棋とチェスの違いについて語った名言です。
将棋とチェス以外にも世界には様々なボードゲーム(インドのシャトランジ、中国のシャンチー、タイのマックルック、朝鮮のチャンギなど)が存在していますが、取った駒を再利用するのは日本の将棋だけだそうです。
そして、将棋は9×9のマスで戦いますが、チェスは少し狭い8×8のマスで戦います。
さらに、チェスの引き分けは40%ほど出るのに対し、将棋の引き分けは5%にも満たないそうです。
このような違いを知って、もっと将棋が好きになったそうです
人間は完全でいたい、安心をしたいという本能があるので、何もしないと変化はしなくなります。
変化(進化)を求める場合、それを実行できるのは自分しかいません。
自分の意思でしか、変化することはできないのです。
知っていることと使いこなすことは必ずしもイコールではなく、体感することによって初めて理解すると考えています。
知識を蓄えて、頭で理解するだけでは不完全です。
自ら経験して”智恵”にしなければ、本質が理解できないと思います。
目標を設定してしまうと同時に限界を設定している場合もあります。
これは目標を設定する危険性について語った名言です。
目標設定することで「そこに到達すればOK」という認識になってしまう危険性があります。
目標は「短期目標」と「長期目標」に分けて管理しましょう。
何でもいいので、ハードルを越えていく経験が大切だと思っています。
これは成功体験の重要性について語った名言です。
ほんの少しの成功体験でも、それが原動力となって次の成功体験と繋がってきます。
上手な目標設定を心掛けましょう。